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機関誌

機関誌内容一覧

2022年03月20日号「日本ホル協特集号」

4面

登録の現況 頭数回復も会員減少の傾向続く

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    コロナ2年目の実績 ~登録申込は増加~

     令和3年度(令和4年1月末現在)の都府県別の血統登録をはじめ各種申込頭数並びに会費納入件数を表に示しました。
     血統登録申込頭数は3万7224頭で前年同期と比較して1322頭増、率にして3.7ポイントの増加となりました。
     特に岩手県が前年対比で817頭増加し、伸び率は都府県トップ、次に神奈川県442頭、宮崎県211頭の順でした。
     前年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により登録申込件数が大幅に減少しました。今年度も幾度となく緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発出されましたが、この状況下でも会員をはじめ、関係者の努力によって登録頭数は増加に転じております。しかしながら、前年度実績を大幅に下回っている県もあります。それらの県については、3月末までの申込頭数の増加を期待したいところです。

    自動登録は年々増加

     都府県における自動登録実施農家戸数は1958戸で、自動登録頭数2万6065頭、血統登録全体の70.0%(前年同期比で828頭増)を占めています。申込書類の作成や送付等の手間が不要な自動登録は、特にコロナ禍等の状況下にあっても、年々僅かずつですが、順調に普及しています。
     日本ホル協の事業計画では常に「自動登録の普及・定着」を掲げております。雌子牛の出生から10日から2週間で登録書を発行、しかも安価な自動登録の更なる普及に向けて、全酪新報等で情報発信していく所存ですので、ご理解とご協力のほどお願いします。
     また、自動登録をはじめ登録関連の研修会開催を検討されている県におかれましては、Web等を利用すれば、多くの方がその場から参加できる利便性もありますので、その際にはお問い合わせください。

    移動証明申込忘れずに

     1月末現在の移動証明申込件数は2626頭で、前年同期比で144頭の減少となりました。しかしながら、岩手県は132頭増、愛媛県106頭増、茨城県46頭増等、前年同期に比べて大幅に増加している県もあります。
     自動登録実施農家では、他からの牛の導入や家族間移動の際にも移動証明申込を省略できることから、今後は自動登録の普及に伴って、移動証明件数が減少していくことは仕方ないものです。一方、個別登録農家では、所有者の変更に伴う移動証明申込みが必要ですので、購買などで導入してきた登録牛は、個体識別センターへの異動報告と併せて、日本ホル協への移動証明申込みを忘れないようお願いします。

    会員数は減少の一途

     会員からの会費納入件数は4412件で、前年度と比較すると289件の減となりました。農林水産省の「畜産・酪農をめぐる情勢」によれば、乳用牛の飼養戸数は年々減少しており、それに伴って日本ホル協の会員数も年々、数ポイントずつ減少の一途をたどっています。
     (事業部・國行)

連続首位「ブーテイー」 2022-2月 国内種雄牛評価

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    (独)家畜改良センターは2月15日、乳用種雄牛評価成績2022-2月評価を公表した。今回の評価成績では精液供給可能種雄牛は72頭、うち新規牛は6頭であった。

    1位「ブーテイー」  トップ3は変わらず

     今回の総合指数(NTP)1位は「フアインデール ホツト ブーテイー ET(アルタホツトロツド×バリスト)」が獲得した。産乳成分が高く、体型形質、耐久性成分とバランス良く優れた種雄牛である。
     2位は「ピユアソウル ビジヨン SI ハウル ET(シルバー×マツカチエン)」。優れた泌乳形質と高い耐久性成分を持ち、長命連産効果に期待が持てる。
     3位は「グリーンエンジエル ラークレスト JC スター ET(ジエイシー×フエイスブツク)」。産乳成分と疾病繁殖成分に優れている。
     上位3頭は前回の2021-8月評価と同様の順位だったが、4位には前回13位のコンシエルジユ、5位には前回6位のサムが順位を上げている。

    新規牛は6頭

     今回の公表で新たに選抜された種雄牛は6位シヤムロツク、10位パリス、15位ホツトロツド、22位リア、31位ブライト、36位スピリツトの6頭であった。
     トップ40の父牛を見てみると、アルタホツトロツド、シルバー、パワーボールの息子牛が各3頭。母方祖父牛別ではブツケムが5頭、スーダンとマツセイが4頭となっている。

都府県2頭目 6E牛誕生 長野県新海牧場「チルダ MJ」

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     令和4年1月の長野県後期体型審査において、南佐久郡南牧村の新海牧場飼養の「ラツキーマーシユ チルダ MJ(平21・9・18生、12歳9産、父:ジエルズ)」が、92点6Eに評価され、群馬県太田市の遠坂牧場飼養の「リコ ダツチ」に次ぐ都府県2頭目の6E牛が誕生した。
     それでは当日審査を担当した審査委員のコメントを紹介したい。
     「審査は分娩後13日目と、やや体の疲れと乳器が本来の状態ではなかったが、ご主人とご家族の努力で、出来る限りの最高の状態まで回復させた、素晴らしい愛牛だった。
     その年齢と産次数を感じさせない機能性かつ充実した体貌と骨格を備えていて、特に、首は薄く、き甲部は鮮明、肋骨間は広く、良く開張している。皮膚は薄く、ゆとりがあり、弾力性に富み、被毛は光沢があって密生している。後肢の内腿は薄く、幅広く充実した乳房を容易に収めているなど、乳用強健性にあふれている。年齢を感じさせない締りのある鮮明な肢と角度の良い蹄も素晴らしい。9産をした乳房は、やや底面は深くはなったが、水平で幅広く、靭帯も強い。柔軟で弾力に富み、触ると手に吸い付くような感覚となり、質の良さが伺える。今後も、EXとして正確なフレームと質の良い体貌と骨格、そして素晴らしい乳器を維持願い、Eの更新を期待したい。」
     表には2月末時点のEX獲得上位牛を取りまとめた。なお、全国最高記録は北海道上川郡清水町の大久保牧場飼養の「ライオネル」の93点7Eである。

    ラツキーマーシユ チルダ MJ(令和4年2月18日撮影)
    写真提供:デーリィマン社

職員募集

5面

海外種雄牛6割を超える 最多は国内種雄牛「ドロリツチ」 -令和3年次 種雄牛別登録状況-

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     血統登録された雌牛の父牛として、どのような種雄牛が多く利用されているかを調査し、表にまとめた。
     表1には令和3年次に全国で血統登録された雌牛頭数等を示した。その頭数は22万6220頭で、その父牛数は1613頭を数える。地域別では、北海道が種雄牛1245頭で登録娘牛18万931頭、都府県の種雄牛は1298頭、登録娘牛4万5289頭であった。また、種雄牛1頭当たりの登録娘牛頭数は、全国で140頭、北海道では145頭、都府県では35頭である。
     国内海外の繋留別では、国内種雄牛668頭による登録娘牛8万7519頭で登録全体の39%、輸入精液などの海外繋留種雄牛は945頭による登録娘牛13万8701頭で登録全体の61%を占め、その割合は昨年より4%上昇した。図1には、過去8年間の海外種雄牛の利用率の推移を示した。海外種雄牛の利用率は平成27年以降増加を続けている。また過去には都府県の方が海外種雄牛の利用率が高かったが、平成28年以降は逆転して北海道の利用率が上回っている。
     945頭の海外種雄牛を国別に見ると、アメリカが695頭と最も多く11万2397頭の娘牛が登録され、続いてカナダ163頭から1万5601頭、オランダ46頭から6026頭、その他の国で41頭から4677頭の娘牛が登録されている。
     次に種雄牛当たりの娘牛頭数に目を向けると、全国で5000頭以上の登録娘牛をもつ種雄牛は4頭、3000~4999頭が6頭、1000~2999頭が54頭、100~999頭が211頭、99頭未満が1338頭であり、その上位48頭の種雄牛で登録娘牛全体の50%を占めた。

     都道府県別の国内・海外種雄牛の登録娘牛頭数を表2に示し、海外種雄牛の割合を図2に表した。登録雌牛の父牛のうち海外種雄牛の割合をみると、北海道が62.3%、都府県が57.5%と、北海道の割合が高くなっている。県別にみると神奈川県、奈良県、福岡県が80%以上、特に神奈川県が86.3%と一際高い。その一方で、福井県、三重県、滋賀県、大阪府、広島県、香川県、沖縄県は30%以下と国内種雄牛の利用が盛んである。地区別にみると、関東地区が62%と最も高く、九州地区が平均60.2%と全国平均を超えている。

     表3には令和3年次の登録娘牛を多く持つ種雄牛を北海道と都府県に分けて示した。北海道では昨年3位だったドロリツチが、登録娘牛6406頭でトップとなった。2位は前年174位のバーリー、3位は新規牛マエストロ、4位は昨年1位のミミ、5位は昨年2位のコスモポリスの順。
     都府県では昨年7位だったドロリツチが登録娘牛1233頭で1位、2位には昨年1位だったアリー、3位はデスアーク、4位ビユー、5位JC スターであった。
     因みに、全国集計では1位ドロリツチ、2位バーリー、3位ミミの順となる。

登録頭数3年連続首位 群馬県(有)品川牧場 -令和3年次 都府県登録状況-

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     令和3年1月~12月に都府県で血統登録された雌牛について、日本ホル協の会員別に登録頭数をとりまとめた。都府県で昨年1年間に血統登録された雌牛は4万5289頭で前年より41頭の微減に留まった。また血統登録を行った酪農家戸数は3357戸で前年より126戸減少したが、酪農家1戸あたりの血統登録頭数は前年との大きな差はなく、13.5頭となった。
     表1には最近8年間の登録頭数と登録実施農家戸数の推移を示した。酪農家戸数の減少傾向は変わらないながらも、ここ数年は登録頭数の増加が続いていたが、コロナ禍の影響から減少しつつある。しかし1戸あたりの登録頭数は年々増加しており、農家の飼養規模は大型化傾向にある。

     表2に昨年1年間に70頭以上の血統登録を実施した会員を示した。集計では家族会員などは1つにまとめて、登録頭数の多い会員名で表示した。
     登録頭数の最も多かった会員は、(有)品川牧場(群馬県)で514頭であった。一昨年よりも頭数は減少していたが、3年連続での首位獲得となった。
     2位は(有)ロマンチツクデーリィファーム(群馬県)の374頭。一昨年は3位だったが、登録頭数が50頭増加し、2位へのランクアップを果たした。
     3位は小岩井農場(岩手県)の266頭。一昨年は5位。4位の吉野さんとは2頭差の僅差で3位となった。
     4位吉野藤彦さん(群馬県)264頭、5位野村栄一さん(茨城県)254頭、6位(独)家畜改良センター(福島県)225頭、7位(株)みんなの牧場(鳥取県)221頭、8位山中誠さん(岡山県)203頭、9位(有)PIONEER FARM(茨城県)197頭、10位(株)ブッシュクローバーズ(鳥取県)196頭と続き、上位8会員が年間200頭以上を登録した。
     以下、中上秀夫さん(岩手県)、(株)クリスタルフラワー(静岡県)、古川牧場(株)(群馬県)、伊藤髙行さん(栃木県)、(株)COLLECT(熊本県)、ITOU牧場(株)(愛知県)、大橋牧場(株)(静岡県)、(有)竹内牧場(栃木県)、(株)竹信牧場(岡山県)、雪割牧場(有)(福島県)、(株)フェリスラテ(福島県)、(有)安曇野牧場(長野県)、(株)赤羽根PVファーム(愛知県)、(株)チェスナットファーム(茨城県)、(有)幸鷹牧場(熊本県)、(有)バイオトラスト軽井沢牧場(群馬県)、(有)鈴木牧場(愛知県)、(株)本部農場(宮崎県)、(有)小笠原牧場(愛知県)、和田泰さん(栃木県)、(有)今村ふれあい牧場(福岡県)の計31戸が昨年1年間で100頭以上を登録した。
     今回とりまとめた年間70頭以上の登録を行った61農家の内、8割以上の53農家が自動登録を実施している(表中、*を表示)。
     多頭数飼養農家では申込書不要、料金割引、登録洩れの防止、移動料無料など、メリットが大きい自動登録を今後も活用していただきたい。

令和4年度前期審査日程表

6面

EX頭数247頭 令和3年度後期審査 都府県

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     令和3年度の都府県審査日程は2月上旬をもって終了した。長引くコロナ禍の影響もあり、特に今年に入ってからオミクロン株の爆発的な感染拡大に伴う第6波の影響を受けたため、体型調査・ロボット調査については3月まで日程を伸ばし対応するものとしている。このようなことから、今回は既に終了した令和3年度(後期)牛群審査から高得点EX牛を紹介するものとし、体型調査を含めた全体の概況は次号に改めて紹介するものとしたい。
     都府県で審査得点90点以上(エクセレント=EX)に評価された牛を表に示した。県別では岩手県が37頭で最も多く、次いで福岡県23頭、群馬県22頭、熊本県20頭、千葉県13頭と続き、31都府県で247頭、ジャージー種1頭がEX牛として評価された。このうち2E48頭、3E23頭、4E2頭、5E5頭、6E1頭が分娩更新するとともに、その評価を更新した。6Eを獲得した「ラツキーマーシュ チルダ MJ」については4面の記事を参照されたい。
     また、最高得点では、岩手県遠野市の佐野茂樹氏所有の「プロスペリー ハーバード ラツキー チエン」及び、群馬県太田市の遠坂和仁氏所有の「フアイン ヒーローズ ダツチ」のそれぞれが新規EX93‐3Eと評価された。

    9牧場で初EX

     このほかに、ホルスタイン種で岩手県・宮林泰之氏、同県・遠藤正憲氏、群馬県・群馬県畜産試験場、徳島県・筒井基之氏、福岡県・高良和幸氏、同県・永利牧場、熊本県・中村竜郎氏、宮崎県・川野洋平氏、同県・今山陽一氏の9牧場において、初EX牛が誕生した。長きにわたり続けてきた改良努力の成果と優れた管理技術に敬意を表したい。

今後の行事 日本ホル協

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    ◇令和3年度決算監査会
     5月20日 日ホ会議室
    ◇第311回理事会
     6月3日 中野サンプラザ
    ◇第312回・第313回理事会
     6月24日 中野サンプラザ
    ◇第72回通常総会
     6月24日 中野サンプラザ
    ◇令和4年度地区別登録委員研修会
     7月中旬~8月上旬 Web開催
    ◇支部・承認団体夏期登録事務担当者会議
     7月中旬~8月上旬 Web開催
    ◇中央審査研究会
     9月下旬予定

7面

自動登録同時SNP検査をはじめませんか? ~都府県の自動登録の現況から~

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     日本ホル協では申込み手続きが簡単な「自動登録」を引き続き推進しており、今年度の都府県における自動登録率(血統登録雌牛のうち自動登録によるものの割合)は71.7%まで増加する見込みです(昨年度70.4%)。会員農家の皆様や登録委員の方々には日頃よりご理解ご協力を頂き誠にありがとうございます。
     また、来年度から自動登録実施農家向けの日本ホル協の事業である「自動登録同時SNP検査」の運用をより充実したものに変更いたします。今回はその概要をお知らせします。

    自動登録同時SNP検査とは

     自動登録同時SNP検査とは、SNP検査およびゲノミック情報の普及・推進のために平成28年度から日本ホル協が取り組んでいる事業で、自動登録を実施している農家がSNP検査を申込みした場合に、血統登録料金の優遇措置を行い、独自のゲノミック情報を提供するものです。
     「自動登録同時SNP検査の実施取扱細則」では、「生後1年以内に血統登録されたすべてのホルスタイン種雌牛をSNP検査する」という条件がありますが、平成28年の実施開始当時、都府県においてはこの条件に同意する農家が少ない見込みがあり、同細則を一部縮小して運用しておりました。しかしながら最近では、SNP検査やゲノミック情報が広く認識されてきたことから、運用方法を本来の規則に準じて行うこととなりました。

    自動登録同時SNP検査のポイント

     自動登録同時SNP検査を申込むと次のようなルールやメリットがあります。
     ①生後1年以内に血統登録されたすべてのホルスタイン種雌牛のSNP検査申込みが必要です(ただし、後代検定娘牛はalic事業対象になるため別途取扱いとなります)。
     ②血統登録日から3ヵ月以内にSNP検査を申込めば、血統登録料金のうち規定料金の半額を年度末に一括還元します。
     ③従来から提供している牛群遺伝情報に加えて、「自動登録同時SNP農家還元情報Web」を利用することができます。

    自動登録同時SNP農家還元情報Web

     自動登録同時SNP農家還元情報Webでは、SNP検査によって得られたゲノミック情報をグラフなどにビジュアル化して提供しています。
     ①未経産牛GNTPの牛群内分布と供用種雄牛の区分(図1)では、SNP検査した牛群内のすべての未経産牛のGNTPを4つのグループに分類し、交配種雄牛を選定する際の参考にしてもらうことを目的にしています。


     ②在籍牛の平均遺伝的能力(図2)では、牛群内の経産牛と未経産牛を分けて表示し、すでに生乳生産している世代と比較して、若い世代の遺伝的レベルが高くなっているかどうかを確認できます。


     ③牛群の遺伝的レベルチャート(図3)は、乳量、乳脂量、乳器などの主要な形質の育種価のレーダーチャートです。経産牛と未経産牛の遺伝的レベルを比較して、牛群の遺伝的な改良具合を確認できます。


     ④遺伝的トレンド(図4)では、すべての育種価(GNTP、EBV、GEBV)を標準化して、複数の形質の遺伝的トレンドを同じグラフに表示しています。どの形質の改良が進んでいるのか、反対に遅れているのかを比較することができます。また、同時に全国の遺伝的トレンドを表示しているので、牛群の改良を確認できます。


     ⑤近交係数情報(図5)では、近交係数の階層別、誕生年毎の推移を表示しています。牛群内の近交の状況を常に確認することで、近交の上昇を抑えることにも繋がります。


     ⑥在籍牛における遺伝的能力の分布(表1)では、在籍牛の育種価をNTPに換算した場合に、遺伝的レベルがどの程度の位置にあるかを確認するため、NTPによる各パーセンタイル順位に在籍牛が何頭いるかを示しています。


     ⑦父牛別在籍雌牛頭数(表2)は、父牛別に在籍雌牛数を示しています。経産牛と未経産牛ごとに利用している種雄牛の変化や傾向が確認できます。

    自動登録同時SNP検査の申込み

     自動登録同時SNP 検査を申込む場合には次の条件について確認してください。
     【農家の条件】
    ・自動登録を実施していること
    ・牛群検定に加入していること
     【料金優遇の条件】
    ・生後1年以内に血統登録されたホルスタイン種雌牛(ET生産牛、導入牛含む)
    ・血統登録日から3ヵ月以内に日本ホル協へSNP検査を申込みした牛
     申込みに必要なことは次の通りです。
     ①開始前に「自動登録同時SNP検査申込書」を必ず提出してください。申込書の受付後、翌月1日から開始となります。
     ②自動登録した牛の血統登録証明書を送付する際に、SNP検査の試料送付書を同封しますので、血統登録日から3ヵ月以内にSNP検査の試料を採取して、試料送付書と一緒に(一社)家畜改良事業団遺伝検査部に送付してください。ET生産牛も自動登録同時SNP検査の対象となりますので、親子判定と同時にSNP検査の申込みを行ってください。
     自動登録を実施されている皆さん、未経産牛の全頭をSNP検査して、牛群の能力アップを図ってみませんか。是非とも申込みをお待ちしております。
    (事業部・門間)