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平成16年7月20日


平成16年7月20日
「新会長に山崎博文氏」

~日ホ協第54回通常総会開く~
(社)日本ホルスタイン登録協会は6月22日、東京都千代田区の全国都市会館において、第54回通常総会を開催し、平成15年度事業報告・同収支決算報告、平成16年度事業計画・同収支予算の各議案を審議し、すべて原案どおり可決承認された。15年度も前年に引き続き血統登録が順調で全国計で21万7千頭余を数え、特に都府県で前年度対比7・2%増加となった。また、家畜改良体制整備事業の見直しでは登録、情報還元システムの基本設計、第11回世界ホルスタイン・フリージアン会議への出席などが報告された。なお、役員改選が行われ、理事19名と監事3名が選任された。引き続き行われた第228回理事会で、高島照治氏が会長を退任し、新会長には山崎博文氏、副会長には北良治氏と菊池一郎氏がそれぞれ就任した。
都府県は血統7%増
高島会長が病気欠席したため、山崎副会長から会長挨拶が行われた。
続いて、農林水産省の白須敏朗生産局長(塩田忠畜産振興課長代読)から「BSEや高病原性鳥インフルエンザの発生などを契機に、食の安全・安心に対する関心が高まっている。農水省では食料・農業・農村基本計画に関連して、酪肉近代化基本方針や家畜改良増殖目標の見直しを検討している。また、牛トレーサビリティー制度の基礎となる家畜個体識別システムの研究開発では貴協会の賛同と協力で、今般の登録規程改正を機に自動登録制度の全国的な普及を進めている。これによって登録業務の簡素化や登録関連情報の高度化、さらには改良を通じて酪農経営の効率化や生産コストの低減が大いに期待される」旨の挨拶があった。また、家畜改良事業団の浅野九郎治理事長(現日本草地畜産種子協会会長)、全国酪農協会の神原則夫会長から挨拶をいただいた。
15年度の各種登録実施状況はほぼ順調な伸びを示した。特に、血統登録申込頭数では、都府県(本局分)が5万6567頭で前年度対比7・2%の増加となった。また、北海道は16万1257頭(同2・2%増)で全国計は21万7824頭(同3・4%増)で計画頭数をほぼ達成することができた。これは、規程改正後2年目を迎えて、新制度が酪農家まで十分に定着したものと考えられ、会員各位の登録に対する理解と合わせて、登録推進に対する登録委員や各都府県支部承認団体の尽力が大きかった。
また、移動証明2万8927頭(前年比13・0%増)、審査成績証明2万3728頭(1・2%増)、検定成績証明7万7261頭(2・7%減)、会員数は2万1531名(1・7%減)など。
このほか、実施した主な事業は次のとおり。
乳用牛体型能力向上等対策事業は14年度からの2か年事業の最終年度を迎えて、初産検定中の後検娘牛と同期牛約3万6千頭の体型調査を実施し、乳用牛遺伝評価や選抜指数の見直しのため諸分析に利用した。
なお、体型調査農家への情報提供やアドバイスを通じて、牛群検定や後代検定事業への協力推進に役立てている。
昭和63年度にスタートした家畜改良体制整備事業は、改良関係団体の連携強化によって家畜登録、能力検定などの一体的な運用を図ってきた。
15年度から事業を再構築して、現在全国的に確立してきた牛個体識別システムと連動して、登録書の発行や自動登録システムの構築、牛群検定情報との連携など事業内容の大幅な見直しを行うことになった。15年度は乳牛の登録及び情報還元のシステムの開発に係る基本設計を行った。
第11回世界ホルスタイン・フリージアン会議が本年2月27日から5日間、フランスのパリで開催された。世界の36か国・地域から250名が参加し、日本からは北、山崎両副会長をはじめ4名の代表団を派遣した。会議では個体識別と登録、各国の育種目標、パソコンを利用した交配相談システム、世界連盟(WHFF)作業部会からの報告が行われた。中でも、日本の個体識別システムが短期間で450万頭の牛すべてに耳標装着されたことは海外から絶賛の評価を得た。
第12回全日本ホルスタイン共進会は来年11月3~6日に栃木県で開催することで、地元県実行委員会と連携を図って、開催内容・スケジュール等の調整を行った。
このほか、登録牛の遺伝子型検査、ホルスタイン手帳の頒布、中央審査研究会、登録委員研修会、地区別連絡協議会の開催、ジャージー種牛の登録(血統登録898頭など)を行った。
平成16年7月20日
「全頭登録を目標に」

~高島前会長の長年の尽力に敬服日ホ協会長・山崎博文~
高島前会長におかれては、6月22日の日本ホルスタイン登録協会の第54回通常総会を最後に会長を退かれることになりました。
私達としては、来年11月に開催される第12回全日本ホルスタイン共進会を花道にと考えていたので、何とか思い止まっていただきたいと説得に努めましたが、どうしても引退するとの強い意思表示があり、やむなく承知したところです。
そして総会後の第228回理事会で、図らずも私が第9代目の会長に指名されました。
高島さんは昭和21年に群馬県嬬恋村に入植され、その後群馬県開拓農協連合会会長、38年に群馬県議会議員を経て45年3月に当協会の理事に選任されました。理事就任から3年後からは監事を3年間務められ、51年に副会長、そして59年11月には谷口佐一会長の後任として第8代会長に就任されました。
その後は約20年にわたり会長職を務められ、ホル協の顔そのものでした。5年に一度開催される全日本ホルスタイン共進会の大会会長として、岩手(第8回・昭60)、熊本(第9回・平2)、千葉(第10回・平7)、岡山(第11回・平12)の主催責任者を務めてこられましたが、これだけを見ても如何にホル協のためにご尽力されたかは一目瞭然です。
また、ホル協会長のほかに、家畜登録団体中央協議会会長、(社)日本家畜人工授精師協会会長、(社)中央畜産会、(社)家畜改良事業団理事として、日本のホルスタインの登録に情熱を傾注され、わが国の育種改良にさらには酪農の発展にご貢献されたことは、皆様よくご存知のところです。
平成9年度から実施した家畜個体識別システム研究開発事業、いわゆるモデル事業の実施にあたっては、中央協議会会長として今日の個体識別システム開発の基礎作りに努力されました。
また、この事業に必要な大型電算機の効率的な利用整備などが大きな課題になり、平成10年3月には中野区にある自社ビルから現在の大野ビルへの移転という重要問題に陣頭指揮を執られたがつい最近のように思い出されます。
一方、昭和54年に酪農で黄綬褒章、昭和60年に行政で藍綬褒章、平成8年に同じく行政で勲三等旭日章を授賞授与されるなど輝かしい経歴もお持ちです。
私としては、このような超大物会長の後を継ぐことで、大変なプレッシャーを感じておりますが、ホル協の果たす使命の重要性を十分に認識し、ホル協という組織を発展させていくために全力を尽くす決意でおります。
特に、牛の個体識別システムが国や関係機関などの努力によって確立されましたが、このシステムを育種改良の基礎である登録分野でもさらに積極的に活用して、自動登録や全頭登録の推進に努める必要があると考えます。
WTOやFTA交渉、11月からの家畜排せつ物法の適用、脱脂粉乳の余剰問題など酪農を取り巻く環境はなお予断を許さない状況ですが、農林水産省をはじめ関係機関のご指導を賜るとともに、当協会の役員、会員の皆様方の格別のご指導ご鞭撻をお願い申し上げまして就任のご挨拶とさせていただきます。
平成16年7月20日
「菊池氏(栃木)が副会長に」
日本ホル協は第54回通常総会において任期満了に伴う役員改選を行い、理事19名と監事3名を選出した。また、総会終了後に開かれた第228回理事会で岡山県選出で前副会長の山崎博文氏が新しく第9代会長に就任した。
なお、副会長は北良治氏(北海道・再選)と新たに菊池一郎氏(栃木)が選出された。専務理事は稲継新太郎氏(東京・再選)。
このほか、理事は以下の通り。 角倉了一(北海道・再)
菊地清彦(岩手・再)
佐藤篤右(秋田・再)
伊藤堅治(福島・再)
大槻和夫(茨城・新)
阿佐美昭一(群馬・新)
田村豊(新潟・新)
前田勉(長野・新)
河合正秋(愛知・再)
鳥井章司(兵庫・再)
小谷一郎(鳥取・再)
湊恵(香川・新)
尾形文清(福岡・再)
中村英一(熊本・再)
増満基仁(鹿児島・再) 監事は奥澤捷貴(千葉・再)、佐藤正志(宮城・再)、宮本貞寿(長崎・新)の各氏が選出された。
平成16年7月20日
「第12回全共都道府県別出品頭数決まる」
先般、第12回全日本ホルスタイン共進会の都道府県別出品割当頭数が発表された。
出品頭数は未経産143頭、経産157頭の合計300頭で、参加は和歌山県と沖縄県を除く45都道府県(別表参照)。
なお、出品にあたっては個体識別耳標の装着と、出品牛の飼養期間(①第1~9部は自県産で出品者が6か月以上飼養し管理していること、②第10~12部は国内産で出品者が1年以上飼養し管理していること)は日本ホル協の登録牛移動証明と家畜個体識別全国データベースの異動年月日によって算定するので、前記の飼養期間内には預託など行わないよう周知徹底されたい。
平成16年7月20日
「現場で登録貢献」

~登録委員130名を表彰~
日本ホル協では、平成15年度に血統登録の普及推進に貢献のあった130名の登録委員の方々に対して感謝状と記念品を贈った。
15年度の表彰登録委員は次のとおり(敬称略)。
(青森県)本間健一、月館健一、柳沢寿、森川三善、出井誠二
(岩手県)木藤靖裕、宇名澤和幸、藤巻力、上田信彦、古里金一
(宮城県)落安勝、門間忍、荒川大、佐野秀雄、鈴木慶一
(福島県)高木展幸、安田一彦、古姓保、大越良一、梅原繁
(茨城県)永井悦子、小山賢二
(栃木県)小森谷享、荒川敬也、百目鬼学、岡信也、内田利美
(群馬県)深沢富雄、石井敏、相川朋信、岩崎謙介、萩原幸正
(千葉県)松野利夫、高橋幸一、君塚恒、川名正之、小沢敬好
(新潟県)長場智秀
(富山県)宮田実、平野浩、中島麻希子、田村清、沖村朋子
(山梨県)山田篤、森澤輝仁
(長野県)赤羽秋平、市岡英昭、 山下秋広、尾崎一太郎、矢沢琢磨
(岐阜県)和田幸治、園原浩昭
(静岡県)向山洋、田地川順二、明石和博、湯山文夫、尾川淳
(愛知県)犬塚保夫、荻野多成、 伊藤幸介、菅谷克吉、禰宜田育子
(三重県)駒田英之、鎌田愛、 山本泰也、林真、中山英樹
(滋賀県)富澤泰、前井和人
(京都府)村上知行、岸本昭彦、 田中淳二
(兵庫県)碇佳宏、藤野幸一、 堀部元次、上居紀博、湯本和秀
(奈良県)小財千明、堀川佳代、 真野真樹子、戸瀬信一
(鳥取県)藤井隆介
(島根県)荒木直実、和田賀成、 古澤敏行、奥田正、若月康介
(岡山県)西原茂和、松本明、 奥山康恵、小林孝弘
(広島県)桜木茂夫、富井政樹、 住田達也、隅屋寒三、走崎秀紀
(山口県)吉村一美
(愛媛県)那須秀樹、岡本尚之、 大塚政彦
(高知県)木戸美水、山脇健世、 萩原一也、川原尚人、野上智成
(福岡県)重冨龍明、梶原隆幹、 山下登、林国男、藤井直樹
(佐賀県)北村和博、光吉浩之
(長崎県)野田武雄
(熊本県)平嶋秀範、中村泰博、 水上和孝、右田幸孝、分藤淳一
(大分県)詫摩克彦
(宮崎県)黒木秀一、倉山光浩、 堀之内二男、去川貴弘、増田浩三
(鹿児島県)坂口登嗣、宇都良博、小川真洋、日高央元、白河洋人
(沖縄県)園田鉄郎

平成16年7月20日
「自動登録を推進」

~日本ホル協16年度計画~
早期発行、料金低廉化も
アメリカでのBSE、世界的な鳥インフルエンザ発生は食の安全や家畜防疫、食糧自給率に大きな問題を投げかけている。一方、国内では本年11月から家畜排せつ物法が施行されるなど、畜産業にとってはなお厳しい局面が続いている。酪農経営の安定向上のためには、乳牛改良が不可欠であり、後代検定や牛群検定、登録や体型審査の推進がますます必要になる。日本ホル協では改良の根幹である血統登録の普及拡大を図るために、本年度は特に家畜個体識別データ利用等による自動登録の実現に努めるほか、来年11月の第12回全共の成功に向けて栃木県実行委員会と連携して諸準備を進めていく。
個体識別と授精
データ取込みへ
「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法」による個体識別制度と一体化して登録事業を効率的に推進する。
15年度に家畜改良体制整備事業が大幅に見直されたことから、この事業を活用して人工授精データを取り込んで「自動登録」を推進するためのシステムを開発する。
また、自動登録は雌子牛全頭が自動的に血統登録されるもので、①1頭ごとの登録申込が不要、②登録証明書の早期発行、③登録料の低廉化、④移動証明手続きが不要など、酪農家にとってメリットが拡大される。
体型調査の推進
と情報充実化を
本年度は「乳用牛改良国際化対応総合推進対策事業」の中で、初産分娩した後代検定材料娘牛及び同期牛約3万2千頭の体型データを収集して、種雄牛および雌牛評価分析に利用する。
また、現場では体型審査情報や種雄牛情報、調査農家における遺伝能力情報、登録牛の近交回避リストなどを提供し、合わせて検定済種雄牛の一層の利用や調整交配への協力を要請する。
栃木全共に向け
地元と連携強化
来年11月に迫った第12回全共に向けて、開催規則や部別出品内訳、出品頭数等が決定された。さらに、開催スケジュールと内容、名誉総裁や皇室のご臨席、各都道府県負担金について栃木県実行委員会と連携を強化し、諸般の準備を進める。
また、本年8月には登録審議会を開催して、今後の登録制度に関わる諸問題について諮問する予定。
血統登録22万
5千頭を計画
通常事業として、まずホルスタイン種牛の登録申込見込件数では、血統登録22万5180頭(本局6万2180頭、支局16万3000頭)で前年度より約7400頭増加を見込んでいる。また、移動証明1万9900件(本局1万1000件、支局8900件)、審査成績証明2万4670頭(本局8100頭、支局1万6570頭)、検定成績証明7万5795件(本局3600件、支局7万2195件、)など。
雄の血統登録申込みや父母牛の判定、フリーマーチンや卵性、BLADやCVMの判定、登録申込牛の抜取調査などで必要な遺伝子型調査を家畜改良事業団に委託して実施する。
このほか、調査研究では後代検定の候補種雄牛生産用母牛選定資料の作成を行う。
登録の普及啓蒙では、機関誌の発行やホームページ等による情報提供、酪農の現場で改良指導や登録推進に直接携わっている登録委員に対しては、地区別登録委員研修会の開催や登録委員だより等の送付、技術研修としては中央審査研究会の開催など。また、全国ホルスタイン改良協議会の活動に協力して改良意欲の高揚や地域間の親睦交流と後継者育成を図る。
平成15年度都道府県別登録申込状況
会費納入血統登録移動証明審査成績検定成績
件数対前年比頭数対前年比件数対前年比件数(有料)対前年比件数対前年比
(件)(%)(頭)(%)(件)(%)(件)(%)(件)(%)
北海道11,089110.1161,257102.213,615110.415,84499.373,80998.6
青 森30295.369087.340475.86388.70
岩 手1,40990.16,047107.2864137.186099.218635.9
宮 城35097.21,021108.5266113.7364129.510264.2
秋 田96110.343071.938633.3113143.03136.9
山 形45298.01,448115.7295134.1119180.3116
福 島71795.62,512124.2700184.7377126.5160
茨 城50990.72,425108.167986.2631107.766384.0
栃 木32399.72,35699.3466106.649197.664581.2
群 馬326107.92,07366.81,42295.449389.0185156.8
埼 玉7789.5405128.23378.65567.125341.4
千 葉22283.81,89897.0376170.1364129.511884.3
東 京00.0168104.378229.459218.50
神奈川130126.2882167.4108154.3173135.200.0
新 潟6259.6751105.5284155.214079.516789.3
富 山2787.1259105.75795.034147.80
石 川2880.017873.61524.23439.5171700.0
福 井5394.614461.012171.627108.0232300.0
山 梨10993.245087.26852.713188.51651.6
長 野368101.91,65898.029098.3374107.8308105.5
岐 阜112105.7723107.1115100.05865.200.0
静 岡27696.896675.913297.817989.92477.4
愛 知48894.02,66291.535293.4426110.90
三 重13293.618792.672102.9926.50
滋 賀3692.3353108.613588.82374.20
京 都30103.4248146.764336.83587.52365.7
大 阪2692.913491.85590.200
兵 庫70892.12,434104.566889.9288110.824070.4
奈 良1593.86057.1728.030
和歌山3150.0960.02200.000
鳥 取20996.31,761100.6471106.610198.11
島 根92235.953793.4857124.900.00
岡 山366131.71,46388.8852112.4274110.900.0
広 島101104.1507105.832183.831310.02586.2
山 口5074.634090.911484.411100.00
徳 島45104.7376124.144133.38782.134
香 川54163.6339134.052216.744628.6111.1
愛 媛16598.81,262136.1126114.519475.81438.9
高 知1551.7231118.5480.016114.30
福 岡265111.82,351129.5359185.1173108.10
佐 賀13184.0776115.5166137.2450
長 崎86106.242787.011495.820500.00
熊 本94196.04,761153.9894190.2547118.710080.0
大 分208112.41,276117.0565130.27197.30
宮 崎48895.72,251135.047796.2201100.00
鹿児島40997.43,269120.31,470156.414692.40
沖 縄78100.0224107.7260117.100
牧 場266233.3
その他57982.4
都府県11,08996.856,567107.215,312115.57,884105.33,45276.7
合 計22,178103.0217,824103.428,927113.023,728101.277,26197.3
平成15年度一般会計収支計算書
(平成15年4月1日~平成16年3月31日) 単位:円
[収入の部]
科目予 算 額決 算 額差 異
第 1款会 費40,600,00044,366,000△ 3,766,000
第 2款 登 録 料787,177,000800,484,195△ 13,307,195
第 3款手 数 料284,938,000312,314,055△ 27,376,055
第 4款諸資料頒布代700,0001,024,559△ 324,559
第 5款ジャージー事務受託料2,250,0002,516,442△ 266,442
第 6款雑 収 入3,085,00010,053,171△ 6,968,171
第 7款調査受託金4,020,0005,490,000△ 1,470,000
第 8款新酪肉事業受託金450,000450,0000
第 9款後代調査事業受託金5,000,0004,864,000136,000
第10款体型能力向上事業受託金110,000,000110,431,567△ 431,567
第11款長期貸付金回収収入0120,000△ 120,000
第12款特定預金引当金取崩000
第13款繰 入 金60,000,00065,000,000△ 5,000,000
当期収入合計(A)1,298,220,0001,357,113,989△ 58,893,989
前期繰越収支差額115,255,000115,254,878122
前期繰越収支差額調整額013,469,408△ 13,469,408
収入合計(B)1,413,475,0001,485,838,275△ 72,363,275
[支出の部]
科目予 算 額決 算 額差 異
第 1款事 業 費624,322,000627,144,264△ 2,822,264
第 2款 新酪肉事業費450,000534,224△ 84,224
第 3款後代調査事業費5,000,0004,864,000136,000
第 4款体型能力向上事業費110,000,000110,431,567△ 431,567
第 5款 事業推進奨励費446,075,000466,476,820△ 20,401,820
第 6款 管 理 費70,034,00069,617,299416,701
第 7款信託預金支出42,000,00059,005,425△ 17,005,425
第 8款長期貸付金支出03,000,000△ 3,000,000
第 9款予 備 費339,0000339,000
当期支出合計 ( C )1,298,220,0001,341,073,599△ 42,853,599
当期収支差額 ( A ) – ( C )016,040,390△ 16,040,390
次期繰越収支差額 ( B ) – ( C )115,255,000144,764,676△ 29,509,676
平成15年度特別会計収支計算書
(平成15年4月1日~平成16年3月31日) 単位:円
[収入の部]
科目予算額決算額差 異
第 1款 賃 貸 料139,997,000137,991,8842,005,116
第 2款 総合管理費34,906,00034,906,200△ 200
第 3款 雑 収 入10,00011,717△ 1,717
当期収入合計(A)174,913,000172,909,8012,003,199
前期繰越収支差額21,613,00021,612,652348
収入合計(B)196,526,000194,522,4532,003,547
[支出の部]
科目予算額決算額差 異
第 1款 管 理 費86,028,00085,518,623509,377
第 2款 借入金支払利息2,643,0002,681,020△ 38,020
第 3款 借入金返済支出14,530,00014,510,78619,214
第 4款 信託預金支出11,000,00011,003,061△ 3,061
第 5款 繰入金支出60,000,00065,000,000△ 5,000,000
第 6款 敷金返済支出0420,000△ 420,000
第 7款 予 備 費712,0000712,000
当期支出合計(C)174,913,000179,133,490△ 4,220,490
当期収支差額 (A)-(C)0△ 6,223,6896,223,689
次期繰越収支差額 (B)-(C)21,613,00015,388,9636,224,037
平成16年7月20日
「10桁番号正確に」

~申込時の注意で事故減少~
登録規程の改正
ホルスタイン種牛登録規程・同登録取扱手続がこのほど改正されました。
主な改正点は、①牛の個体識別に関する特別措置法に基づいて、個体確認の方法を従来の斑紋から個体識別耳標番号として規定(雄牛は従来どおり斑紋で登録)、②個体識別システム開発事業のモデル実施で行ってきた自動登録の手法に加えて、新たに個体識別全国データベースと人工授精データに基づいて実施する雌子牛の全頭登録を「自動登録」として規定する、③条文構成の変更など。
また、各種要項の改正も行われ、①遺伝子型調査では、この検査を行っている家畜改良事業団が今年度から、特別な場合を除いて「毛根」によるDNA型検査のみとなったことによる語句の変更、②牛群検定成績の証明について、「搾乳ロボット(自動搾乳システム)」による検定成績の証明を新たに追加、③ブラウンスイス種牛の登録は、個体識別耳標によって取扱う。
父母牛は名号も記入
血統登録申込書の記入にあたっては、次の事項を留意願います。
①申込牛の耳標番号(10桁)は見間違いが多いので、耳標の汚れを十分落とした後に正確に読み取って下さい。
②父母牛欄には、登録番号と名号を必ず記入して下さい。父牛は精液略符号もできる限り記入して下さい。
③母牛が無登録の場合は、10桁の耳標番号と愛称を記入し、「無登録」に○印を付けて下さい。母牛を登録申請中の場合は耳標番号と「母牛申請中」の旨を記入して下さい。
④ 授精証明書添付を省略する場合には、「精液注入雌牛欄」に雌(母)牛の登録番号、名号、生年月日を記入して下さい。自家授精の場合は「自家授精」に○印を付けて下さい。また、できる限り精液ラベルを申込書の斑紋欄に貼付して下さい。
⑤ 申込書と授精証明書、精液ラベルをホッチキスやセロテープで固定しないで下さい。また、精液ラベルを申込書裏面に貼ったり、ストローを貼らないで下さい。
RED、OC忘れずに
①赤白斑(RED)・異常斑紋(OC)の牛を登録申込する際は、申込書の該当欄に○印を付け、名号欄にそれぞれRED、OCと記入して下さい。
②赤白斑とは、出生時の毛色が鮮明な赤白斑のものです。異常斑紋にあたる「赤色の斑点のあるもの」と区別して下さい。
③ 異常斑紋とは、尾房が50%以上黒のものや腹が全黒、一肢でも蹄冠部を黒毛で取り巻いているもの、体の一部に灰色又は赤色の斑点があるものです。
平成16年7月20日
「34年余の支援に深謝」

~日本ホル協前会長高島照治~
6月22日の日本ホル協通常総会には健康上の理由で出席できなかったことを心からお詫び申し上げます。
米国でのBSEやアジアでの鶏インフルエンザ発生ではむしろわが国の食料基盤の脆弱性を露呈しました。私たち生産者はいかにして安全な食糧を安定供給し、消費者に安心してもらえるか、そのために誠心誠意の努力をすべきことを改めて学びました。
来年は栃木全共の年です。実行委員会と積極的に協議しつつ成功に向けて精力的に取組む重要な時期を迎えています。
このような重要な時期に、私事で恐縮ですが、80歳を迎えたことや持病のこともあって、このまま会長職を続けられる状態にないと判断し、5月の正副会長会議で引退することを了承していただきました。
心配していた当会の主たる収入源である登録頭数はほぼ計画を達成でき、財政基盤も最悪の状況は脱することができたと思い、後は若い者に託すことにしました。
今日まで34年余の長い間支えていただいた酪農家、社員、支部承認団体、協会の役職員、農水省はじめ関係の皆様方に厚くお礼申し上げるとともに、今後とも皆様の一層のご健勝とご発展を心より祈念いたします。
最後になりましたが、山崎新会長と北、菊池副会長のもとに一致団結して日本ホル協が重要な使命を果たされるよう期待して、退任のご挨拶とさせていただきます。

平成16年7月20日
「5地区で登録委員研修会」
日本ホル協主催の地区別登録委員研修会は7月、都府県5地区で開催中である。今回の研修では登録規程・同取扱手続等の改正、個体識別データ利用による自動登録、第12回全共、登録に関する事務連絡を伝達講習したほか、「ホルスタインの見方」について講演と教材牛を用いて審査実習を行っている。
この研修会は、日頃、酪農現場の第一線で活躍している登録委員を対象に、日本ホル協が毎年夏季に行っているもので、昨年度は都府県5ブロックで約260名が出席している。
1日目の事務研修では、①先般改正された「ホルスタイン種牛登録規程」・「同登録取扱手続」や各種要項について改正の要点、②家畜個体識別データと授精データの連携による自動登録の実施方法、③第12回全共(栃木県大会)の開催要領、④登録申込上のお願いについて伝達講習を行っている。なお、本年10月から遺伝子型調査で採用される毛根採取方法に関して家畜改良事業団制作の啓蒙用ビデオを上映。
また、「ホルスタインの見方」と題して審査委員から審査標準の解説があり、2日目には実際に教材牛を使って線形スコアや得点づけの実習を行っている。
地区別登録委員研修会の日程は次のとおり。
(東北地区)7月6~7日、福島県・郡山石筵ふれあい牧場
(中部北陸地区)7月8~9日、福井県奥越高原牧場
(近畿地区)7月22~23日、京都府畜産技術センター
(中国四国地区)7月15~16日、鳥取県畜産試験場
(九州地区)7月29~30日、大分県畜産試験場
平成16年7月20日
「がんばった牛と人」

~審査は松島牧場など福島で都府県記録と2万キロ~
日本ホル協では、日頃から牛群審査や検定成績証明を積極的に受検して優秀な成績を得た酪農家と受検牛に対して、毎年表彰を行っている。
表1には、平成15年度都府県における審査成績優秀牛群30農家を示している。表彰基準はその年度に牛群審査を受検し、①審査頭数が10頭以上、②審査受検率70%以上、③平均体型偏差値90以上の牛群について、平均体型偏差値の上位牛群を選定している。
まず、審査頭数10~19頭クラスのトップは郡山市畜産振興公社(福島)で、12頭受検して平均審査得点85・9点、平均体型偏差値149・0は今回表彰農家中でトップ。
2位の残間栄一さん(岩手)も10頭受検して平均85・1点を得ている。また、4位に兵庫県立播磨農高、6位に千葉県立山武農高が入り、農業高校の活躍がめだつ。
審査頭数20~29頭クラスでは賀集一裕さん(兵庫)が24頭受検して84・4点でトップ。2位の加藤修さん(神奈川)と3位田口光男さん(茨城)はともに84・3点。
審査頭数30頭以上では松島喜一さん(熊本)が33頭受検して平均85・2点を得て、昨年に続いてこのクラスのトップ。次いで中六角保広さん(岩手)、杉浦祐幸さん(愛知)、川田佳男さん(栃木)、小林正春さん(長野)、小林幸雄さん(栃木)の順。表彰農家中、最多審査頭数は森富夫さん(愛知)の56頭。
表2には、検定成績優秀牛群を示している。表彰基準は当年度内に①検定成績証明10頭以上、②経産牛中の血統登録割合60%以上の牛群について、平均乳脂量(F)偏差値の上位10牛群を選定。
今回の平均F偏差値のトップは審査成績でも好成績を収めた郡山市畜産振興公社で、検定成績証明24頭の平均F偏差値197.3。次いで佐野茂樹さん(岩手)、浜田茂さん(宮城)、梅木繁美さん(山形)、小林知史さん(福島)の順。表彰農家で最多検定証明頭数は山之内浩一さん(新潟)の41頭。
表3には15年度都府県における10月検定の乳量・乳脂量トップ牛を示している。
今回の都府県記録更新牛は1頭のみで、10月検定の4年型乳量で小林知史さん(福島)の所有牛ボタンデュークソブリン。本牛は4歳5月、2産でM1万9575㌔、F514㌔、2・6%を記録し、これまでの都府県記録を乳量で約1600㌔上回った。
また、特筆すべきは一ノ瀬正幸一さん(福島)所有のジョハナジュラートゥーマーが生涯検定申込を利用して、10月検定の5年型と成年型乳量、1年検定の2年型乳量・乳脂量、同5年型と成年型乳量の合計6部門でトップ成績の快挙を遂げた。特に年検の成年型乳量ではM2万608㌔を記録し、都府県で歴代11頭目の乳量2万㌔牛に仲間入りしている。
表1平成15年度審査成績優秀牛群(都府県)
氏 名(県名)審 査頭 数受検率平均審
査得点
平均
体型偏差値
[審査頭数10-19頭]
(財)郡山市畜産振興公社(福島県)1270.685.9149.0
残間栄一(岩手県)1087.085.1143.7
竹花彬登(岩手県)1383.983.5134.5
兵庫県立播磨農業高校(兵庫県)1470.084.4128.6
丸山登志雄(長野県)1370.384.5128.5
千葉県立山武農業高等学校(千葉県)1270.683.1119.9
喜古 尚(福島県)1083.384.1119.1
佐藤信彦(茨城県)1794.482.8111.9
畠山秀満(岩手県)1971.782.8108.1
熊田英重(福島県)1980.982.1105.3
[審査頭数20-29頭]
賀集一裕(兵庫県)2488.984.4136.8
加藤 修(神奈川県)2673.284.3131.3
田口光男(茨城県)2187.584.3126.5
池田喜昭(兵庫県)2592.683.9125.7
古川幸典(佐賀県)2970.783.3118.6
砥上雅道(群馬県)2570.483.0116.6
伊藤信人(岩手県)2393.982.7112.1
古沢 厚(栃木県)2480.083.0108.0
手塚尚典(長野県)2470.682.6106.8
赤城奉文(熊本県)2172.482.5106.2
[審査頭数30頭以上]
松島喜一(熊本県)3373.385.2138.7
中六角 保広(岩手県)3475.683.7128.1
杉浦祐幸(愛知県)4371.783.8124.8
川田佳男(栃木県)3174.783.4121.5
小林正春(長野県)3570.083.5119.6
小林幸雄(栃木県)5175.683.1115.4
渡辺 修一郎(岐阜県)4771.882.8114.8
森 富夫(愛知県)5676.783.2114.4
有田耕一(熊本県)4571.483.1114.1
佐藤 護(宮城県)4181.282.6112.6
表2平成15年度検定成績優秀牛群(都府県)
氏 名(県名)検定成績証明頭数平均乳脂量偏差値
(財)郡山市畜産振興公社(福島県)24197.3
佐野茂樹(岩手県)12174.8
浜田 茂(宮城県)26172.9
梅木繁美(山形県)15171.1
小林知史(福島県)30166.8
岩泉恵介(岩手県)15161.8
亀田康好(埼玉県)29161.1
山之内浩一(新潟県)41158.6
藤ノ木 昇(新潟県)32154.9
金井真一(長野県)30151.3
表3平成15年度検定成績優秀牛(都府県、上段:乳量、下段:乳脂量)[ 10 月 検 定 ]
年 型名 号年齢(産次)乳 量乳脂量乳脂率能 力 偏 差 値審査得点記録達成時
(kg)(kg)(%)MF県 名所 有 者
2 年 型ビーチフイールドインテグリテイカウンセラーリバーノース1-09(1)14,2043042.126112379宮城県浜田賢志
グリーンアースミルキーマダムリードスー2-04(1)12,2066014.919225878山形県梅木和夫
2 年半型ユリナエアロバリアント2-10(2)14,2285583.9218220群馬県重原欽三
3 年 型デイフエンドマイナースターセルシアス3-00(2)15,1584382.922816082宮城県佐藤 護
ニユーワールドロビーエコー3-03(2)13,5806334.719324282茨城県荒井裕一郎
3 年半型ジヨハナポテンシヤルエレベーシヨン3-11(2)15,3945673.721320283福島県一ノ瀬金三
ビーチフイールドレクサスブラツクスター3-07(2)12,8206054.7181231宮城県浜田 茂
4 年 型ボタンデユークソブリン4-05(2)19,5755142.621313887福島県小林知史
ビーチフイールドジユラーバーバラ4-03(3)17,0886513.824224082宮城県浜田 茂
4 年半型デイフエンドマツトアストロ4-07(3)15,4835473.521919582宮城県佐藤 護
シユープリームキヤピタルベル4-08(3)14,8917074.720526281福島県(独)家畜改良センター
5 年 型ジヨハナジユラートウーマー5-03(3)16,7685563.3234196福島県一ノ瀬正幸
ニユーワールドジユラーチエリー5-02(4)13,6396324.618122986茨城県荒井裕一郎
成 年 型ジヨハナジユラートウーマー6-09(4)18,0175843.2258210福島県一ノ瀬正幸
セジスクワイエトコーブペンコール5-10(4)15,1106374.220923482新潟県藤ノ木 昇
注) 名号の前の*印は都府県記録更新牛を示す。
平成16年7月20日
「4頭が10万キロ」

~都府県生涯検定3~6月~
長命連産の高記録牛出揃う
平成16年3~6月期における都府県の生涯検定選奨牛は金賞(合計乳量M6万㌔以上、平均乳脂率F3・2%以上)23頭、銀賞(M5万㌔以上)44頭、銅賞(M3万㌔以上)150頭で、都府県別では栃木県55頭、茨城県40頭、埼玉県32頭、群馬県19頭、新潟県18頭など。
別表には、今回選奨牛と既に選奨済みで今回記録が加算されたもののうち、合計乳量の上位牛を掲載したが、今回はトップ4頭が合計乳量10万㌔を突破している。
第1位は千葉県・松本光正さんの自家生産牛カナリーラングエーカースヘザーで、初産から連続7回の検定でM10万6144㌔、F3782㌔、3・6%。最高乳量は6産次1年検定でのM1万7908㌔。
2位は茨城県・平山信一さん所有のレインボーバレースパングルバリアントで11回の検定でM10万1889㌔、F3751㌔、3・7%。各産次の乳量は8千~1万㌔前後だが、着実な検定の積み重ねが大記録を作った。
3位の茨城県・佐藤信彦さん所有牛クィーンローズレデルディーティーインスピレーションは10回の検定でM10万1841㌔、4位は群馬県・鶴谷潤一さんのマラソンマリーンローヤルで11回の合計乳量は10万1268㌔。
次いで合計乳量9万㌔台が4頭、8万㌔台4頭、七万キロ台8頭など、今回はいずれも能力水準の高い牛たちが出揃った。
また、成績上位牛の中で、7位の熊本県・小嶺篤さん、16位の栃木県・植木靖さん所有牛が審査得点90点以上を得ているほか、10歳以上で体型審査を受け、ある程度高い評価を得ている牛がめだつ。
生涯検定乳量記録牛(平成16年3~6月都府県)
種別名号生年月日回数総乳量kg乳脂量kg得点県名所 有 者
登録番号 ( 父 牛 名 号 )日数1日当乳量平均F%年齢
カナリ- ラングエ-カ-ス ヘザ-03.03.027106,1443,78280千葉県松本 光正
5595529 (ラングエ-カ-ス ベル テイ- ジエ-)2,55541.53.65-03
レインボ- バレ- スパングル バリアント01.08.1611101,8893,75183茨城県平山 信一
5258907 (レンリン バリアント ケンド-ル ET)3,56428.63.710-09
クイ-ンロ-ズ レデル デイ-テイ インスピレ-シヨン03.04.0110101,8413,89985茨城県佐藤 信彦
5698915 (ハノ-バ-ヒル インスピレ-シヨン)2,90135.13.811-03
マラソン マリ-ン ロ-ヤル01.09.1011101,2683,94683群馬県鶴谷 潤一
5264420 (プライセスエルテイ-デイ- ロ-テ-テス マリ-ン ET)3,85726.33.912-02
ブル-リバ- テルスタ- チ-フ05.10.01897,0073,53185栃木県植木 靖
6034746 (ベルジエ-ア-ル ジエリ- チ-フ ET)2,63136.93.67-08
ケ-エフ ストリクラ- ウオ-レン02.09.231094,1853,20188岩手県塩倉 健一
2H49745 (ストリクラ- ロ-マ- ET)3,364283.412-07
イ-スタンヒル セルテイツク ライト05.01.28894,0483,43690熊本県小嶺 篤
5943435 (ジヨウオル ビ-シ- セルテイツク)2,66835.33.75-10
エイト マリアンネ エナジ- トラ-ネ02.09.21990,4343,20787群馬県鶴谷 潤一
2H49344 (ホワイトバ-チ エナジ-)3,06529.53.510-02
シ-ズ ピエネツタ イブ04.12.09687,4172,98689山梨県仲田 祐輝
K HK92-18389 (ルツツメド-ス ビ-スタ- ミツクス ET)2,59333.73.47-05
シンボライズ レイン ビユ-テイ コスモ05.09.28684,5883,11785埼玉県亀田 康好
6332930 (オ-ビ- コスモ ET)2,417353.77-07
ブル-スタ- エドワ-ド マ-クイス02.10.10981,7003,03683埼玉県青木 孝一
5471210 (ロツクウオ-ルアイ ジエス エドワ-ド ET)2,74229.83.711-06
コロンバス ロ-テ-ト05.05.30781,4363,15488栃木県植木 洋
K HK93-33397 (デイクシ-リ- ロ-テ-ト ラリ- ET)2,43333.53.97-05
ニユ-ワ-ルド ダチエス クレイタス マシ-07.12.08677,3322,77987茨城県荒井裕一郎
6440713 (パラダイスア-ル クレイタス マシ-)1,79243.23.66-02
ア-クヒル エム ビ- ビ- スカイバツク05.10.15674,6312,75383熊県本荒木 春次
6049649 (ハノ-バ-ヒル スカイバツク)2,14534.83.74-01
コロニ- スウイ-ト バリアント05.07.22774,3872,84285栃木県植木 靖
6051529 (セルロ-バ- アポロ スウイ-ト プリンス ET)2,42230.73.87-10
プラント ツリ- ア-キ ブロ-カ- エコ フタゴ05.06.01874,2932,98692栃木県植木 靖
5997053 (エ- コナントエ-カ-スジエ-ワイ ブロ-カ- ET)2,57828.846-05
ア-クヒル オリンピア マツクス06.04.03874,2712,860熊本県荒木 春次
6233154 (ジ-メトカ-フ バリアント ミステイ マツクス ET)2,29932.33.9
ジヨハナ ジエ-ソン ロ-ヤル マスタ-01.12.13572,7802,86781福井県名津井 萬
5339098 (レデル デイ- テイ- ジエ-ソン ET)2,72226.73.96-02
ダチエス バ-ウ-ド エルビナ03.11.19772,3273,11785宮城県伊藤 一彦
5707173 (バ-ウ-ド プリンス バリアント)2,262324.35-06
ナカサワダ アルマ ニユ- スタ-バツク03.10.15671,6563,10984岩手県菅原 雅典
5695024 (ハノ-バ-ヒル スタ-バツク)2,84625.24.310-00
ハイハピ- エ-ス ジエネラル06.08.04569,4922,57280新潟県高橋 洋一
6195721 (ウエルブルツク ジエネラル エ- ET)1,89936.63.73-10
ヒンペル フライア- ジエ-ン04.12.03867,7783,10279福井県名津井 萬
5914925 (クワイエツトコ-ブ フライア- ET)2,88423.54.63-09
ブル-バンブ- アイデアル リンカ-ン ヒツト06.09.05667,0282,85987埼玉県青木 雄治
6239108 (ハノ-バ-ヒル リンカ-ン ET)1,83036.64.38-09
コバリ セジス バ-マ リンカ-ン07.06.09666,8592,68886栃木県小針 勇
6368924 (ハノ-バ-ヒル リンカ-ン ET)1,77537.745-00
シンボライズ ア-ルチエ マレツト07.08.19566,1612,81184埼玉県亀田 康好
6594704 (クワイエトコ-ブ マ-ス トニ- ET)1,80836.64.23-09
ノツクデア- ゴ-ルドバツク エレベ-シヨン06.02.10566,0722,19085新潟県藤ノ木 昇
6143531 (ロ-マンデ-ル エラ ゴ-ルドバツク ET)1,64540.23.34-04
ナカサワダ ジヤステイン イサベラ03.11.13966,0143,03982岩手県菅原 雅典
5695518 (キングステツド バリアント ジヤステイン)2,76423.94.69-00
シンボライズ レイン ビユ-テイ シエラ-07.07.23665,9442,74588埼玉県亀田 康好
6583513 (ロツクアリ- スコ-ピオ- ET)1,97133.54.24-10
ニユ-ウインド ダイナ マ-クス06.01.26765,9402,31584栃木県渡辺 透
K TG94-116 (ポンドオ-ク マ-クスマン ET)2,13530.93.56-09
ア-クヒル アイダ ロツタ ツイスト07.10.04565,5562,19885熊本県荒木 春次
6429040 (パウロブロ コブラ ET)1,73937.73.44-08
ネ-ルス ロツキ- エラ07.04.15765,4262,43278茨城県二野屏忠義
6330595 (ロスロツク トラデイシヨン ロツキ- ET)2,01232.53.73-09
テイ-アイ エス シ- ベ-ブ03.10.09865,2492,17681栃木県石川 昭
5642781 (ブラウンデ-ル サ- クリストフア-)2,47126.43.34-00
ブル-リ-ド ロ-マ- クリ-ム パンダ06.08.16765,1692,246茨城県茨城県畜産
6238577 (ストリクラ- ロ-マ- ET)2,08031.33.4センター
ジ-エフ ミカンジエロ ポ-ラ06.06.18464,8872,80282群馬県矢内 孝久
6198526 (ラポ- ミカンジエロ ET)1,88834.44.34-00
サクセス サヨ ポテンシヤル06.11.26564,2302,41484群馬県奈良 俊彦
6282832 (ペンコ-ル ポテンシヤル)1,52542.13.84-06
ブル-バンブ- アイデアル リ-ド06.01.10663,8262,61990埼玉県青木 雄治
6143502 (ブロツクブロス リ-ド レ-ザ- ET)1,83034.94.17-04
ノツクデア- アルフレツド ロ-テ-ト08.04.18563,4842,48781新潟県藤ノ木 昇
6580507 (コナントエ-カ-スシ-ビ- アルフレツド ET)1,62539.13.92-02
カ-ペ デイ エム スタ-シヤ04.12.16662,1942,175栃木県石川 昭
6426230 (ハノ-バ-ヒル スタ-バツク)1,94931.93.5
ジユウエル デイロン キングリ-07.02.09661,9732,00784茨城県酒井 康行
6279098 (ベイビルエツチピ- デイロン ET)1,81634.13.27-00
平成16年7月20日
「熊本で150名参加」

~ジャジングスクール~
全国ホルスタイン改良協議会(森田一文会長)は7月1~2日、熊本県大津町の熊本県家畜市場と菊南温泉観光ホテルで平成16年度ジャジングスクールを開催した。
このスクールは、「牛を見る目」を養い、酪農や乳牛改良への意欲高揚と後継者の育成、牛飼い仲間の親睦交流を目的として毎年開かれている。
今回は北海道をはじめ12道県から酪農家や関係者、学生など150名が参加した。
開講式では、森田会長から「特に若い酪農家が改良に関心を持ち参加してくれて頼もしい限り。地域間の親睦交流を期待したい」と挨拶。
この後、一般クラスとジャジマン候補クラスに分かれて、一般クラスは講義室でホルスタインの審査標準を勉強した。候補クラスは家畜市場に移動して、早速4頭1組の教材牛3組を使って各自序列づけ、答案提出と序列説明、パネラーの日本ホル協審査委員の模範解答と合わせてディスカッションを行った。2日目は受講者全員で4組の序列づけや講評を行った。
また、家畜改良事業団熊本種雄牛センターの村田智場長から「種雄牛評価とインターブルによる国際比較」と題して酪農講演が行われた。

平成16年7月20日
「世界規模で進展するホルスタイン改良」

~育種方向が多様化基本は正確な登録システムの構築~
世界ホルスタイン・フリージアン連盟(WHFF)主催の第11回世界ホルスタイン・フリージアン会議は、本年2月27日から5日間、フランス・パリ市内で開催された。本紙3月20日号「日本ホル協特集」では概況が報告されたが、今回は各セッションの中で興味深い話題をいくつか紹介したい(日本ホルスタイン登録協会北海道支局電算企画課・河原孝吉)。
75%が国産種雄牛~フランスの後代検定~
3名の発表者からフランス・ホルスタインの登録システムと乳牛改良体制、総合指数(INEL)が紹介された。
ホルスタインの登録は1922年にブラック&ホワイト・ダッチ(フレンチ・フリージアン)の血統登録簿を作成したのが最初で、48年に能力検定を開始、60~70年代には北米ホルスタインの遺伝子が流入するようになって、75年にホルスタイン協会が設立された。
その後、80年代には個体識別カードや血統能力調書の発行、遺伝評価成績の発表、線形審査の実施、総合指数による種雄牛評価などを開始した。
91年には品種名を「プリム・ホルスタイン」に改め、総合指数に体型を追加した。94年からは交配サービスを行っている。
協会の会員資格は10頭以上のプリム・ホルスタインを飼養している酪農家で、現在、約9千名の会員がいる。
フランスの乳牛改良目標は、かつてはQMMU指数を使っていたが、83年の生乳生産調整(クオーター制)を機に総合指数が議論され始め、89年にはINEL(生乳生産経済指数)を開発した。その後、INELに体型と搾乳速度の形質を追加してISU指数に改称した。2001年にはさらに体細胞数、繁殖性、機能的長命性の項目を追加している。
後代検定システムでは、例えば2003年には5か所の人工授精団体から約2千頭の候補種雄牛が集められた。この中からDNAマーカー検査で631頭が選抜され後代検定にかけられた。現在、候補種雄牛の75%が国産牛である。また、種雄牛1頭当たり80~100頭の娘牛記録を得るために300頭の雌牛に調整交配を実施している。
全牛の耳標装着~日本の個体識別システムに絶賛~
セッション2の「個体識別と血統登録」では最初に、日本における個体識別事業の取り組みについて、酒井場長が発表を行った。
日本でBSE感染が初めて確認されたのが2001年9月で、その後は昨年12月までに合計8頭の感染牛が確認された。政府は種々対策を導入した中で、畜産食品の安全確保対策としてEUの方法を参考にした牛全頭の個体識別システムをスタートさせた。
家畜改良センターや家畜改良事業団、日本ホル協が共同で5年間の調査プロジェクトを実施した後、ホルスタインや黒毛和種を含む国内すべての牛450万頭に対して10桁の個体識別番号を付した耳標装着を可能にした。
昨年12月にこのシステムは法制化され、耳標装着と報告の義務化とインターネットによるデータ公開が確立された。
本年12月からは、店頭に並ぶ牛肉パックに印刷された個体識別番号を入力すれば、飼養農家や給餌、疾病歴等が確認できるようになる。
日本がBSE発生後、短期間で個体識別制度を導入できたことに対して、各国からは驚きと絶賛の意見が述べられた。
続いて、オーストリアの登録協会から、血統登録に関するアンケートの調査結果が報告された。
血統登録の目的は、個体の付加価値の向上と回答した会員が最も多く、登録による信頼性の高さが市場価値を高めていると分析している。
メキシコからは、遺伝的改良の促進や信頼性の高い個体識別のためには正確な登録原簿の構築が必要という視点から、南米諸国が抱える登録事業の課題が報告された。
体型や繁殖性重視~各国で育種目標に追加~
セッション4「育種目標」では、イタリアの登録協会から機能的形質の調査について報告があった。
機能的形質の中には、遺伝率が低くても選抜が可能な形質がある。例えば、繁殖性を間接的に改良できる機能的形質としてボディーコンディション(BCS)やプロジェステロン(妊娠に関するホルモン)レベルが近年注目されている。BCSの遺伝率は高く0・25程度。また、プロジェステロンは乳サンプルから測定可能である。
新しい形質のデータ収集には費用がかかるが、機能性や産乳能力の改良に重要な形質であれば、調査分析の支援助成は登録協会にとって重要な責務であると付け加えた。
フランスからは、ISU(総合指数)に関して機能的形質の相対的重みを大きくする試行を、カナダからは機能性や長命性などが改良形質として重要視されてきた国際状況について、それぞれ発表が行われた。
図が示すように、最近5年間に関して世界のホルスタインの育種計画は、よりバランスのとれた選抜目標をもって産乳能力の改良を行う方向にシフトしている。すなわち、選抜目標は長命性や機能的体型、繁殖性を考慮した乳乳蛋白質量・率の改良へと変化している。
15か国の総合指数と上位種雄牛リストを比較すると、近年は各国の総合指数の変更に伴って、各国間で選抜目標が多様化するようになった。それゆえに、各国の上位種雄牛リストに共通して登場する種雄牛頭数が減少する傾向が認められた。
米国の人工授精団体からは、近年、頻繁に発見されているCVMのような劣性遺伝子が酪農産業に与える影響について発表があった。
遺伝病を誘発する遺伝子の排除は、健康で持続性があって、生産性の高いホルスタインを改良するために重要である。血統データはこのような悪性劣性遺伝子を早期に発見できることで重要な役割を担っている。また、遺伝検査の結果を記録保存する場所として登録協会の役割はさらに重要性を増しているとした。
パソコンで交配相談~利用農家で改良効果大~
セッション5「遺伝的管理の道具」では、コンピュータシステムやWebサイトを利用した種雄牛の選定・交配相談について報告が行われた。
ドイツからは、コンサルタントのノートパソコンで行う交配相談(BAP)が紹介された。検定や登録、育種価などの雌牛情報はインターネットからダウンロードし、種雄牛情報はCDを利用して国内評価値とインターブル評価値を更新している。標準的な総合指数(RZG)や共進会指数、長命性指数などを改良目標として選択する。交配相談は、将来の生産子牛のトータルメリットで行う。
スイス登録協会の交配相談は、インターネットサービスとして2001年に運用開始した。このプログラムは登録協会データベースに蓄積された遺伝情報を利用して、各雌牛に対して5頭の供用種雄牛を推奨するもの。最近は体型の矯正交配を望む酪農家が増えており、牛群規模拡大に伴って、交配相談の利用件数も増加している。昨年の実績では酪農家の75%が利用しているという。
イタリアからは、交配相談と牛群解析の2つのプログラムを紹介した。
交配相談は1988年から開始して一昨年にはウィンドゥズ版 として新たに発表された。1万4500戸の酪農家中2500戸がこの交配相談プログラムを利用しているが、これを利用した場合としない場合の選定種雄牛の平均育種価を比較すると、乳量や乳房成分、総合指数、乳成分率に関してこのプログラムが優れているという結果が得られた。
また、牛群解析プログラムは近交係数、遺伝・環境や表型の各トレンドをモニターするシステムであり、牛群や地域、全国の各トレンドを比較できる。酪農家は乳牛管理をじっくりと検討でき、今後の対策に活用できるメリットがある。
線形スコア統一国際標準化図る~審査員会議で目合わせ徹底~
セッション7「WHFFワーキンググループの報告」では、ワーキンググループ(WG)の活動報告である。
まず、オランダ・ワーニンゲン大学の研究者から機能的形質に関する報告では、機能的形質は2次的形質と呼ばれてきたが、現在では乳牛改良の重要な形質として見直されている。これらの形質データの収集や遺伝評価が国際的規模で実施されているという内容。
今後、期待される機能的形質では、自動搾乳やジェノミックスに関する形質や、乳房や歩様に関する体型形質である。また、これらの機能的形質の育種価を推定するためには、基本情報である血統登録の果たす役割はさらに増大するだろう。血統登録は品種保存やショウのためだけでなく、この役割をしっかりと支えることが肝要であるとまとめた。
審査委員WGからは、線形式体型形質と体型得点形質の国際標準化への取り組みが報告された。
現在、16の線形式体型形質が国際標準形質として認定された。また、歩様は将来、国際標準形質として有望であり、スコアの標準化のため調査が進められている。乳房のバランスと後乳房の幅は他の乳房形質と高い相関があり、標準形質に含めるかどうかさらに議論が必要とした。
また、得点形質の国際調整案として乳用牛の特質、骨格と体積、肢蹄、乳房の4部位を基本とする審査標準の検討が進んでいる。各部位の得率配分は、乳房に対する40点以外は各国で決めることができるとした。
さらに審査委員WGでは10年以上も前から国際的な研修会を開催して、目合わせや情報交換を行い、線形スコアを統一するための国際調整を実施している。その結果、インターブルで発表される国間の遺伝相関は年々向上しており、国際調整の成果が見えてきた。国間の遺伝相関の向上は、種雄牛評価値の精度が向上していることを示唆している。一方、得点形質では国間の遺伝相関の向上が遅滞しているため、国際調整はなお難しい状況。
劣性遺伝子WGからは、劣性遺伝子の表示方法と電子ファイルを国際標準化する試みが報告された。
ホルスタインの国際的市場の拡大に反して、各国登録団体の血統登録簿に記載されている劣性遺伝子のコードや電子データの形式が統一されていない状況にある。
血統情報の国際間の交換を円滑に実施するには、国際共有的なマスターファイルの統一が必要。劣性遺伝子の表記統一化は、各形質の表型や遺伝的数値の表示と同様に、登録協会の重要な責務である。劣性遺伝子や保因牛の開示、保因牛と検査済正常牛の識別などを行うため、各国の登録協会が電子ファイルを国際間で流通可能な調整に積極的に参加するよう要請があった。
36カ国から250名
第11回世界ホルスタイン・フリージアン会議には、世界36カ国から酪農家や登録協会関係者など約250名が出席した。日本からは当協会から山崎副会長(現会長)、北副会長、稲継専務理事、河合相談役の代表4名、発表者として家畜改良センター新冠牧場の酒井豊場長、ほかにオブザーバー23名の合計28名が参加した。
世界会議の参加国と出席者数は次のとおり。
(北アメリカ地域)カナダ10、アメリカ21、メキシコ3=計34名
(南アメリカ地域)アルゼンチン1、チリ4、コロンビア8=計13名
(アフリカ地域)アルジェリア1、南アフリカ2=計3名
(アジア地域)中国1、イラン2、イスラエル2、日本28=計33名
(オセアニア地域)オーストラリア4、ニュージーランド6=計10名
(ヨーロッパ地域)ベルギー2、デンマーク4、フィンランド1、フランス41、ドイツ35、ハンガリー4、アイルランド7、イタリア8、オランダ11、ポーランド1、ポルトガル4、スロベニア3、スロバキア2、スペイン6、クロアチア1、エストニア4、ギリシャ1、リトアニア1、ルクセンブルク1、チェコ1、イギリス11、スイス7=計156名
WHFF評議員会ホームページ開設
WHFFの評議員会はホームページを開設して、連盟の活動内容を掲載している。第11回世界会議報告や今後の行事日程等を見ることができる。