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機関誌

機関誌内容一覧

平成28年04月20日


平成28年04月20日
謹んで震災のお見舞いを申し上げます 4月14日から熊本県・大分県地域を襲った続発する大地震により多くの方の尊い命が失われたことに、深い追悼の意を表します。同時に被災された酪農関係者の皆様に対し、心よりお見舞いを申し上げ、1日も早く復旧されますようお祈り申し上げます。

平成28年04月20日「自動登録同時SNP開始遺伝的改良の推進

優れた乳用後継牛の確保」
〜日本ホル協理事会〜
日本ホルスタイン登録協会(北良治会長)の理事会が去る3月25日開催され、平成27年度中間事業概況、社員会議・冬期登録事務担当者会議の概要、自動登録同時SNP検査申込等について報告があった。また、平成28年度事業実施計画案及び収支予算案、本年6月に改選期を迎える役員候補者の選出方法、社員補欠選挙の実施案、血統能力証明書交付要項の改正案、第15回全日本ホルスタイン共進会企画委員会の設置等についても、原案通り了承された。
平成27年度中間事業概況等を報告
北会長は、「生乳生産の動向については、北海道でやや回復の兆しがみられるものの都府県では弱く、需給関係がひっ迫する懸念がある。こうした状況にあって、国でも様々な対策を講じているところだが、本会としても28年度より牛群検定を実施する自動登録農家が、SNP検査と自動登録を同時に申込む場合、登録料金を軽減する措置を講じることで、一層のSNP検査の普及により、遺伝的改良の推進を図り、優れた乳用後継牛の確保に引き続き努力したい」と挨拶した。
報告事項では、平成28年2月末日現在、会員数は5,726名(対前年同期比97.9%)、血統登録が18万2,576頭(同103.1%)に上ったこと。平成28年度から牛群検定を実施する自動登録農家で、自動登録同時SNP検査申込をした雌子牛を対象に登録料金の半額還元を行うSNP検査の普及・奨励策についても報告。さらに、第14回全共北海道実行委員会から収支決算について、式典等公式行事に係る経費、警備員の増強や会場シャトルバスの運行見直しによる大会運営経費等の歳出が膨らむ一方、歳入も協賛金収入が計画を上回り、主催者と実行委員会合わせ総額が2億2,432万3千円に上ったことが報告された。
協議事項では、平成28年度も引き続き自動登録を主体に登録、体型審査等の普及推進を図ること、体型調査事業を国から受託すること、第15回全共の開催準備を進めること等を柱とする事業計画案について、原案通り了承された。収支予算案については、本局の一般会計と会館会計を合わせた事業活動の収支は、収入が4億4,610万4千円で、支出は4億4,986万3千円、その収支差額は375万9千円の赤字、投資活動収支と合わせた最終的な収支差額は542万1千円の黒字を見込む。なお、一般会計は、血統登録が前年度並みの件数としたものの、会員の減少、体型調査事業については予算削減の影響もあり、収入額は3億3,360万4千円(前年度対比362万9千円減)。一方、支局では、農家戸数・飼養頭数の減少、黒毛和種との授精が増える中で、性判別精液利用による血統登録が年々増え、登録件数は前年度並みを確保するが、未経産牛SNP検査申込受付を失った影響から事業活動収入は7億4,325万円で3,561万2千円の減収を見込むこと等が説明され、了承された。
この他、第15回全共を円滑に開催運営するため、全共規則骨子案を今秋までに策定することや、企画委員会を設置し、委員は第66回通常総会で選任される新役員の中から選出すること、血統能力証明書を新たに電子文書形式により交付する血統能力証明書交付要項改正案等について、了承された。

平成28年04月20日「第14回WHFF総会開催」 〜世界ホルスタインフリージアン連盟3月28日-4月3日〜
世界ホルスタインフリージアン会議は2016年3月28日〜4月3日まで、南半球のアルゼンチン・ブエノスアイレスで、世界35か国、500名の乳牛登録や改良組織関係者、酪農家が出席して盛大に開催された。シンポジウムではゲノミック評価関連の話題は2題と少なく、乳牛の健康や飼料生産、酪農の将来など18題の発表があった。通常総会では、活動報告や評議員の改選が行われ、次回は20年3月にスイスで開催されることが承認された。
35か国から500名参加
この世界会議は、世界ホルスタインフリージアン連盟(WHFF)が4年に1回、会員加盟国の乳牛登録団体・組織関係者などを対象として開催し、通常総会とホルスタイン種登録や改良の現況や諸問題のシンポジウムを行っている。
第1回は1964年にオランダで開催、日本でも96年に札幌で開催している。今回で14回目を迎えるこの会議で南米開催は初となった。
28〜29日には体型審査ワークショップ、酪農家ツアー、酪農後継者向け交流会、30日には評議員会、翌日31日から2日間、シンポジウムそして通常総会が市内の「ラ・ルーラル」展示コンベンションセンターで開かれた。また、ラ・ルーラル内でホルスタインショウが174頭を集め2日間開催された。
体型調和ワークショップに26か国
WHFFでは2年に1度体型審査に係るワークショップを2日間に渡り開催し、各国の審査部長が顔を揃え、審査眼の統一を図るべく、供試牛を使い確認を行っている。今回は日本からの参加は都合により見合わせた。
遺伝形質のコード化
遺伝形質のP(無角)、VR(バリアントレッド)、CD(コレステロール欠乏症)について3桁のコードで表示をする方向で検討をした。しかし、アメリカでは現在、BLADやCVMをはじめWHFFで決定しているコードを使っていないため、2種類のコードが流通しているが、アメリカもWHFFのコードに同調するとの了解を得た。
SNP親子判定データの利用
インターブル(ITB)による各国SNP親子判定用データの一元管理・利用システムが、早ければ今年10月から稼働開始の動きがある。年間管理費から利用国数、酪農家戸数で割り込んだ形で利用料が提示されるものと思われる。
近親交配の動向
総会に先立ち、日本をはじめ17か国の近交データを集計・発表した。80年から生年別に折線グラフで示したところ、どの国も年々上昇を示していた。国により遡る年代が違うため、一概に国間の比較はできないが、これを10年ごとの平均上昇率で示すと、80〜89年が0.10%、90〜99年が0.18%、00〜09年が0.11%、10〜15年が0.14%となり、最近また少し上昇傾向を示している。最近の傾向は、2つに分かれる。急上昇の国はゲノムでのヤングサイアを利用している国であった。但し最近6年間の上昇範囲はどの国も1%以内に収まり、許容の範囲内とした。
繁殖性・健康の動向
また、19か国からの繁殖・健康データから受胎率は漸減傾向を示すが、最近は減少の傾きが少し緩和されている。7か国からはヤングブルの繁殖性は改善されており、これらの利用が増加しているとの報告があった。
次回会議はスイスで
1日午後には通常総会が開かれ、新たにブラジルが加わり43か国となった。今後、ボリビア、ペルーもWHFF加入が期待されるため、今回参加をしてもらった。
次回の第15回世界会議は4年後の20年にスイスが立候補して承認された。予定として、20年3月24〜28日、モントレーで開催される。

首都ブエノスアイレス(人口約400万人)の中心街とオベリスク(記念碑)
「ラ・ルーラル」展示コンベンションセンターで開かれたWHFFシンポジウム風景

平成28年04月20日「第31回中国地区B&Wショウ」 〜シニアチャンピオン中国四国酪農大学校〜
第31回中国地区B&Wショウは4月3日、広島県三次市の三次家畜市場で、中国5県と京都府、兵庫県からエントリーした精鋭124頭が頂点を目指した。審査員は(有)十勝ライブストックマネージメント・吉川要氏が担当した。
シニア・チャンピオンには岡山県・(公財)中国四国酪農大学校の「マボンナ」=写真、インターミディエイト・チャンピオンには島根県・河村保志さんの「バレンタイン」=写真、ジュニア・チャンピオンには京都府・府立農芸高校の「フアーストモデル」=写真が栄誉に輝いた。
昨年、北海道で開催された全共を機に、学校等が飛躍的に活躍している。これも生徒や指導者の改良に対する意識の高さの結果であると言える。
写真はデーリィマン社より提供
シニアチャンピオン
カヤベケネデイノレツジマボンナ23.10.28生(父:ノーリツジ)
岡山県(公財)中国四国酪農大学校出品

インターミディエイトチャンピオン
リバービレツジバレンタインスタールー26.02.14生(父:ブラクストン)
島根県河村保志さん出品

ジュニアチャンピオン
グローリーオーサフアーストモデルキヨウトET26.06.11生(父:アイオーン)
京都府京都府立農芸高校出品

平成28年04月20日「検定成績優秀牛」 〜都府県平成28年3月証明分F偏差値〜

平成28年04月20日「人事異動」 〜日本ホル協〜
(4月1日付)
◇池田泰男審査部長兼審査課長兼調査部次長(審査部長兼調査部次長)
◇高橋貞光審査部審査課長代理(審査部)
◇椛沢洋二登録部登録課書類係主任兼調査部普及課普及係主任(登録部登録課書類係
主任)

平成28年04月20日「登録委員研修会と中央審査研究会日程」 〜日本ホル協〜
◇第66回通常総会
6月17日(金)東京都中野区、中野サンプラザホテル

◇地区別登録委員研修会並びに夏期登録事務担当者会議
◎東北地区担当県:山形県
7月28日(木)〜29日(金)
◎中部北陸地区担当県:長野県
8月 1日(月)〜 2日(火)
◎近畿地区担当県:滋賀県
7月21日(木)〜22日(金)
◎中国四国地区担当県:山口県
8月 4日(木)〜 5日(金)
◎九州地区担当県:長崎県
7月26日(火)〜27日(水)

◇中央審査研究会
9月21日(水)〜23日(金)北海道江別市・酪農学園フィールド教育センター