PAGE TOP

機関誌

機関誌内容一覧

2020年11月20日号

群馬県(有)萩原牧場 愛知県(農)ウイス牧場
EX82頭最高得点93-3E 令和2年度前期審査・都府県

  • 記事を読む

     先月号では令和2年度前期都府県における体型審査の実施状況を報告した。今回は審査得点90点以上(エクセレント=EX)に評価された雌牛を表に示した。県別では群馬県が21頭の1位。次いで長野県16頭、茨城県9頭、静岡県7頭、大分県6頭と続き、13県でホルスタイン種82頭がEX牛として評価された。このうち、2E23頭、3E9頭、4E4頭、5E1頭が分娩更新をするとともにその評価を更新した。
     高得点では、EX93点と評価された雌牛が2頭、群馬県・(有)萩原牧場の「ブルーエンゼル アメイジング ハウル」号が92点から93点(3E)、愛知県・(農)ウイス牧場の「ハイロードルイスデールBSミツキーET」号が92点から93点(3E)に評価された。このほかに、長野県・雫田岳志氏、愛媛県・稲葉ビレツジフアーム(有)で初EX牛が誕生した。長きにわたり続けてきた改良努力の成果と優れた管理技術に敬意を表したい。
     なお、表には今期の得点を示したが、E表記の場合は過去の最高得点が正式な記録として保管される。例えば4産90点の牛が、5産91点、6産90点の場合、5産時の最高得点にEX更新回数が加算されて、EX91-3Eとして正式に記録される。

    エクセレントの条件を確認しよう

     体型審査において審査得点90点以上に評価する場合、産次数や能力等の確認が必須条件です。これらは血統能力証明書や牛群検定成績(公式記録)によって確認できますが、乳量不足や非公式記録などの理由により右表の条件を満たさない場合、審査得点90点以上に評価することはできません。
     また、近年ブラウンスイス種の審査頭数が増加傾向にある中で現時点の最高得点は89点となり、国内初のブラウンスイス種によるエクセレント牛誕生まであと一歩に迫っております。このような状況から、新たにブラウンスイス種におけるエクセレントの条件を取り決めたので、ホルスタイン種・ジャージー種の条件と合わせてご報告します。

副会長に長恒氏

  • 記事を読む

    日本ホル協は11月16日開催の第304回理事会で、空席になっていた副会長に長恒泰治理事(岡山)を選任した。

ホルスタイン手帳予約受付中

  • 記事を読む