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平成20年7月20日


平成20年7月20日
「登録低調、厳しさ増す

~日本ホル協通常総会~
日本ホルスタイン登録協会の第58回通常総会は6月13日、東京都中野区の中野サンプラザで開催され、平成19年度事業と同収支決算報告、20年度事業計画と同収支予算案などを協議し、可決承認された。19年度は、血統登録申込みが19万1千頭余で前年度に比べて11%減少したほか、移動証明や審査成績証明も前年度を下回るなど厳しい状況になった。20年度は特に血統登録の必要性を広くPRするほか自動登録の普及によって登録頭数の拡大を図ることとした。役員改選では、山﨑博文会長が退任し、新会長に北良治副会長が選出された。
血統登録は前年対比11%減少
総会では、山﨑会長から挨拶で「登録件数が低調で伸び悩んでいる。事業計画の9割達成で運営も厳しくなっている」と現状を説明した。
来賓の農林水産省生産局の釘田博文畜産振興課長から、この度の期中価格見直しと追加対策に触れ、「今のような厳しい状況が続けば、経営はもたない。生産者が一致団結して、必要なコスト上昇分が乳価に反映されるような乳価交渉の努力と、消費者にもきちんと理解してもらい、価格転嫁を進めていく必要がある」。また、飼料自給率については輸入飼料に依存せず、飼料の自給率を高める努力をし、国内の酪農を地に足の着いた産業にしていきたいとした。さらに「今年度は改良関係予算が大きく削られたが、改良の基本部分はできているので、皆さんが団結して自分達の手で改良を進めてほしい」と挨拶した。
また、家畜改良事業団の香川莊一理事長からは「昭和40年代末期の『昭和の危機』以上に厳しい事態であり、行政の対策も行われているが、価格転嫁が最善の方法」とし、改良面では「昨年後半から乳牛精液の需要が回復し、当団の性判別精液やF1の体外受精卵などにも関心が高まっており、私共も酪農経営に対して一層の支援に努めたい」と挨拶した。
議事では平成19年度事業報告と収支決算、20年度事業計画案と同収支予算案を協議し、原案どおり可決承認された。
19年度は、血統登録や牛群審査の普及拡大を主体に、①家畜個体識別システムと牛群検定などの授精報告を利用した自動登録の推進、②国際的な観点での体型審査標準の改正、③後代検定材料娘牛と同期牛3万4500頭以上の体型データ収集、④第13回全共の出品基準などの公示、⑤インターネットによる登録情報公開サービスの促進などを行った。
19年度の会員数は1万8060名で前年度に比べて865名減少した。登録申込みでは、血統登録が19万1958頭で前年度対比89%に落ち込んだ。移動証明は1万3855件で16%減、審査成績証明は2万5934頭で、北海道は前年並みだが、都府県は前年度の84%で8年ぶりの減少となった。検定成績証明は8万484件でほとんどが北海道での証明分。
20年度事業計画では、自動登録を中心に血統登録の普及拡大に努め、20万6000頭の申込みを、そのほか、移動証明は1万2300件、審査成績証明2万5920頭、検定成績証明7万5710件を見込む。
総会終了後、同会場で日本ホル協の創立60周年記念式典を開催した。

平成19年度収支計算書[PDF]
会長に北良治氏~副会長には杉浦弘泰氏~
日本ホル協の任期満了に伴う役員改選は、山﨑博文会長と菊池一郎副会長が退任して、新任10名を含む理事19名と監事3名が選出された。
通常総会後に開かれた理事会では、会長に前副会長の北良治氏、副会長に杉浦弘泰氏を選出し、専務理事には藤村忠彦氏を再選した。山﨑前会長は顧問に就任した。なお、副会長のあと1名と代表監事は次回の理事会までに選出することとした。
日本ホル協の新役員は次のとおり(敬称略)。
○会長=北良治(北海道・新)
○副会長=杉浦弘泰(愛知・新)
○専務理事=藤村忠彦(学識経験者・再)
○理事=角倉了一(北海道・再)、川又紀元(岩手・新)、佐藤篤右(秋田・再)、佐藤金正(福島・新)、弓家善一(茨城・新)、臼井勉(栃木・新)、阿佐美昭一(群馬・再)、西出宏(石川・再)、前田勉(長野・再)、原隆彰(兵庫・新)、三浦幹雄(鳥取・新)、千葉靖代(岡山・新)、湊惠(香川・再)、尾形文清(福岡・再)、吉田孝壽(熊本・再)、戸塚勇(鹿児島・新)
○監事=佐藤正志(宮城・再)、永藤貞亮(千葉・新)、石山宗行(宮崎・新)
現場で登録貢献~登録委員96名を表彰~
日本ホル協では、登録委員に対する表彰要領に基づいて平成19年度表彰登録委員27都県96名を公表した。
登録委員は、酪農家に最も身近な立場で登録申込書の作成や改良指導などに尽力されており、登録推進には不可欠な存在である。日頃からの努力に対して心から感謝の意を表する次第である。
19年度の表彰登録委員は次のとおり(敬称略)で、各人には後日感謝状と記念品が贈られる。
(岩手県)佐藤秋宏、千葉賢一、木藤靖裕、藤巻力、宇名澤和幸
(宮城県)落安勝、高橋清治、門間忍、佐藤裕恵(福島県)佐藤仁、梅原繁、羽入孝也、木戸美幸、平尾修
(茨城県)佐藤勝、沼田史彰
(栃木県)岡信也、上野圭夫、大田原勝男、君島三枝子、薄井梢
(群馬県)青木裕治、鑓田龍郎、武士世理子、高橋守、宮崎登
(千葉県)林敦久、森清之、水野好幸、田村晃、清水秀茂
(東京都)佐藤孝、古田土学
(山梨県)見形治、岡本直人
(長野県)山下秋広、伊澤良平、山口嘉重、藤澤浩司、裏見尚
(岐阜県)中島智、若森美喜彦、和田幸治、三宅功晃
(静岡県)明石和博、向山洋、田地川順二、尾川淳
(愛知県)伊藤幸介、菅谷克吉、犬塚保夫、七原逸樹
(兵庫県)脇屋敷直、藤野幸一、上居紀博、清水啓貴、中垣雅裕
(鳥取県)今吉正登、山本雄一郎
(島根県)和田賀成
(岡山県)藤井芳博、森中友美
(広島県)蔵崎哲治、石井耕三、吉政大祐
(山口県)吉村一美、藤田尚子
(愛媛県)有友文昭、家木一、上甲一文、三原宏文
(福岡県)藤井直樹、梶原隆幹、林国男、山下登、赤塚修二
(佐賀県)釘町義久、貞松義紀、美間坂利明
(熊本県)緒方知治、本田伸二、藤江俊之、中村壽宏、丸山きみ子
(大分県)佐藤哲也
(宮崎県)去川貴弘、國井隆徳、倉掛健治、谷山健一郎、谷口正信
(鹿児島県)日高央元、田口小市郎、田中直幸、竹下尚玄、長野昭紀
(沖縄県)知念克哉 新たに自動登録
推進団体を表彰
日本ホル協では毎年度、会員拡大や血統登録、牛群審査の普及推進に貢献している各都府県の当協会支部・承認団体を表彰している。また、19年度から新たに自動登録普及推進団体の表彰も行った。19年度の表彰団体は次のとおり。
◇会員拡大推進表彰(優秀賞)鹿児島県酪農協、(優良賞)福島県酪農協、熊本県酪連、(努力賞)宮崎県経済連、岩手県支部、全農青森県本部、鳥取県ホル協、兵庫県酪連
◇自動登録普及推進表彰①増加指数によるもの(殊勲賞)おかやま酪農協、(敢闘賞)秋田県支部、(努力賞)愛知県酪農協、②普及指数によるもの(殊勲賞)鳥取県ホル協、(敢闘賞)鹿児島県酪農協、秋田県支部、(努力賞)愛知県酪農協、茨城県酪連、京都府支部、おかやま酪農協、滋賀県畜産振興協会、
◇血統登録普及推進表彰
(殊勲賞)神奈川県酪農協(敢闘賞)全農島根県本部、(努力賞)鳥取県ホル協、茨城県酪連
◇審査成績普及推進表彰①増減率によるもの(優秀賞)熊本県酪連、(優良賞)岩手県支部、おかやま酪農協、(努力賞)茨城県酪連、宮崎県経済連、鹿児島県酪農協、鳥取県ホル協、兵庫県酪連
②審査頭数によるもの(優秀賞)熊本県酪連、(優良賞)岩手県支部、群馬県畜産協会、(努力賞)酪農とちぎ農協、茨城県酪連、福岡県酪農協、宮崎県経済連、おかやま酪農協
平成20年7月20日
「新任ご挨拶」
酪農経営に貢献する牛づくり~基本は乳牛改良で!~
はじめに、6月14日の岩手宮城内陸大地震で被災された農家の皆様に対しまして、心からお見舞いを申し上げます。
さて本年、日本ホルスタイン登録協会は社団法人として創立60周年、還暦を迎えましたが、その大きな節目の年に山﨑会長が退任され、その後任としてこの度、第10代会長に選任されました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
酪農経営は、世界的な原油高とエコエネルギーとしても利用される飼料穀物価格の高騰など、かつて経験したことがない厳しい状況を迎えました。
これに対して、乳価が30年ぶりに値上げされ、都府県では4月から飲用向乳1㌔あたり2円10銭相当額を交付する酪農緊急経営強化対策などや、さらに7月からは追加対策が実施されたところですが、諸資材価格の高騰は止まらず、加えて肉用仕向け子牛価格は下落しており、乳価の再値上げも要請されています。さらに国際的にはWTO農業交渉やEPAの締結など、先行き不安な状況は増幅しています。
このような状況の中で、酪農経営を存続するためには引き続き生産費の節減に努め、国際的にも対応できる体質への改善が肝要であると考えます。
生産技術高度化の1つとして、乳用牛改良は極めて重要な役割を担っています。改良の基本は、いかに遺伝的能力の優れた牛を作り、牛群を揃えるかに尽きます。
このためには、個体の識別を基本に、遺伝評価の基礎となる血縁情報を管理し提供する登録事業と、機能的体型形質や泌乳能力等の生涯生産性に優れた乳用牛を効率的に作出するための改良情報を多面的に活用することがますます必要となります。
当協会では、個体識別の出生報告と人工授精報告を活用した自動登録を、登録料の低減と移動料金の無料化、登録洩れ防止や事務手続きの簡素化を実現できる有効な登録手段として推進しています。現在、自動登録は、北海道では登録頭数の90%以上に及んでいますが、都府県ではなお20%程度の普及にとどまっており、一層の普及PRに努めていく必要があります。
創立60周年、ホルスタイン登録事業としては100年近い歴史の中で、育種改良を推進してきました。改良することによって酪農経営にいかにプラスさせていくか、生涯生産能力が向上し、飼養管理しやすく繁殖性のよい牛ができる、それには登録や能力検定、体型審査が大切であるということをご理解いただき、登録事業の推進に対して一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
また、来る2010年10月には北海道で第13回全日本ホルスタイン共進会が開催されます。この全共が酪農の将来に向けて意義多い全共になりますよう、皆様の絶大なるご支援をお願いして、就任のご挨拶とします。

平成20年7月20日
「創立60周年を祝う

日本ホル協は6月13日、東京都内の中野サンプラザで創立60周年記念式典と祝賀会を行った。式典には農林水産省や中央畜産関係団体、当協会役員ほか関係者など約160名が出席した。なお、今回退任した山﨑会長に農林水産大臣感謝状が、役員経験者や登録事業に貢献した登録委員等に感謝状が贈られた。
登録事業功労者を表彰
記念式典では、山﨑会長から「わが国のホルスタイン登録事業は明治44年に始まり、以後今日まで連綿と継承されてきた。その歴史の中で昭和23年に社団法人として日本ホル協が創立して今年で満60年を迎えた。戦後の混乱期に設立を果たし、登録事業と当協会を支え、わが国酪農の発展と泌乳能力の向上など、先進国に匹敵するまで推進に尽力された先輩各位に深く敬意を表する。今般、酪農情勢は誠に厳しい局面を迎えているが、貴重な財産である登録や改良事業を継承し、広く世界に目を向けて事業を推進し、わが国酪農の発展に貢献できるよう努力したい」と挨拶を述べた。
続いて、登録事業功労者の表彰が行われ、農林水産大臣感謝状が山﨑会長に、生産局長感謝状が菊池一郎副会長など役員経験者7名に、長年登録業務に携わってきた登録委員や当協会支部・承認団体職員ら36名に会長感謝状が贈られた。
農林水産省の内藤邦男生産局長から、自らの酪農体験や今般の飼料価格高騰に対する緊急支援対策の有効活用を期待したいと述べた後、「乳用牛の遺伝的改良は不可欠であり、血縁情報の充実と耐用年数の改善は極めて重要。登録や体型データの収集、近交回避情報の提供など協会の果たす役割は大きい。また、個体識別システムを活用した自動登録の推進は登録業務の効率化と登録料金の低減など評価される」と敬意の意を示した。
続いて開かれた祝賀会では、同日の役員改選で新会長に選ばれた北良治副会長から「この時期に会長に選ばれ、その重責をしっかりと受け止めて、登録事業を通じて乳牛改良の一層の推進と酪農業の安定発展に貢献していきたい」と抱負を述べた。
平成20年7月20日
「会員、登録、審査など各県軒並み減減少」

~19年度都府県申込現況~
平成19年度の都府県別登録申込状況は表1のとおり。
会費納入件数は8931名で前年より581名減少した。都府県別のトップは岩手県の1253名で都府県合計の14%を占める。また、会員数の多い上位5県で全体の40%を占める。
都府県の血統登録申込頭数は4万4361頭で前年より6687頭(13%)減少した。この頭数は近年では4番目に少ないものであり、都府県の酪農情勢の窮状を物語っている。登録頭数がもっとも多かったのは岩手県の5003頭で、以下、熊本県、群馬県、茨城県、鹿児島県、愛知県が2000頭以上。しかし、前年度よりも登録頭数の増えた県はわずか10府県で、そのうち年間1000頭以上登録した県は1県のみ。
審査成績証明(体型調査分含まず)は7401頭で前年度より1436頭減少した。審査頭数のトップは群馬県の733頭、次いで岩手県、茨城県、熊本県、栃木県の順。前年度から大幅に伸びたのは青森県、静岡県、鳥取県、岡山県など。

表1 19年度都府県別登録申込現況
都府県会費納入血統登録移動証明審査成績証明検定成績証明
対前年%対前年%対前年%対前年%対前年%
青 森25694.8594111.49150.0178135.9150.0
岩 手1,25396.25,00390.250966.469573.225331.8
宮 城282104.4957103.110064.126564.313035.0
秋 田94102.2328107.2350.09787.48968.5
山 形33193.884475.610454.58866.26161.6
福 島59897.21,78880.624648.125792.84634.1
茨 城37783.82,29694.713347.757996.334743.9
栃 木28992.32,06785.750195.248281.343546.8
群 馬333129.12,80281.158291.573389.618693.0
埼 玉5687.528188.41738.613788.419740.1
千 葉21490.31,77692.7194110.935095.95750.9
東 京32106.716297.01890.04866.70
神奈川112141.81,103166.1103135.512154.81
新 潟4085.157289.0183128.919575.66237.1
富 山22137.512982.72683.91184.60
石 川1164.73726.832492.300.0
福 井1430.4101104.11421.93261.50
山 梨8994.726273.650119.09872.10
長 野37899.21,10182.312351.926178.918262.8
岐 阜9994.3745107.8159187.110389.60
静 岡21693.172296.910171.6226120.91885.7
愛 知39293.82,20670.915762.334791.37552.1
三 重6789.3127106.741117.1733.30
滋 賀2668.429695.55164.6719.40
京 都26104.0198102.66100.04348.93266.7
大 阪2382.19673.33063.800
兵 庫51689.11,41764.530475.4293100.09840.3
奈 良650.01733.3228.613650.00
和歌山1100.0675.0000
鳥 取17990.91,73590.65031.4165135.21
島 根4785.5463127.249691.500.00
岡 山26983.31,45362.197989.0263111.02
広 島7682.644067.714766.854110.214.2
山 口36102.930088.26997.2650.00
徳 島39300.027099.62348.9112100.91945.2
香 川1850.0297123.843113.26100.00
愛 媛9983.951158.65064.95222.90
高 知2163.620581.31285.78200.00
福 岡19295.51,68996.1161100.610175.40
佐 賀6773.642983.379101.32961.70
長 崎6175.328273.25532.23375.00
熊 本80794.93,81896.488477.951887.17050.4
大 分108100.067582.8334117.616288.02
宮 崎38990.71,13198.1371109.115376.50
鹿児島33291.72,28784.956271.34956.30
沖 縄3892.711478.1102101.000
その他0229241.10062134.8
都府県8,93193.944,36186.98,26878.87,40183.82,42746.5

平成20年7月20日
「自動登録加入促進を

20年度事業計画
血統登録が3年連続で減少するなど登録事業の低調が続く中、このままではホルスタイン集団の遺伝的改良の停滞や、近年高まりつつある近親交配の影響で泌乳能力や耐用性の低下が心配されるところだ。
このため当協会では、近交係数の上昇を抑えて、体型や能力と結びついた優良な血統を保存・普及させるため、全頭登録を基本とした「自動登録」の加入促進を行い登録頭数の増加と併せて酪農家には割安料金など経費の負担減を図る。なお、本年から、自動登録農家には「わが家は全頭登録しています」と表示した自動登録実施会員シールを配付し、参加農家を明示している。
また、後継牛を確保するためには、泌乳能力と合わせて、繁殖性と長命で生涯生産能力の向上が求められることから、牛群審査の受検を奨励し、審査戸数・頭数の拡大に努める。受検農家に年度毎の受検シールを貼付するほか、直近の遺伝能力情報や種雄牛情報、飼養経産牛に対する近交回避リストを配付して、交配に利用してもらう。
血統登録申込20万6千頭見込む
20年度の登録申込頭数は、血統登録が20万6000頭(本局5万頭、支局15万6000頭)、移動証明1万2300件(本局7950件、支4350件)、審査成績証明2万5920頭(本局7560頭、支局1万8360頭)、検定成績証明7万5710頭(本局3260頭、支局7万2450頭)を見込む。
登録関係では、雄牛の遺伝子型や父母牛の判定、フリーマーチン、BLADやCVMの判定、抜取調査などで必要な遺伝子型調査を家畜改良事業団に委託して実施する。
登録普及では、インターネット(当協会および整備事業HP)や機関紙(年4回発行)などによって血統や近交回避、改良関連の情報を提供する。
後代検定関係では、後検材料娘牛と同期牛の体型データ収集、候補種雄牛生産のための優秀雌牛選定資料、近交回避資料の提供を行う。
また、22年に北海道で開く第13回全共に向けて開催準備を進めていく。
このほか、審査・検定成績優秀農家の表彰や優秀登録委員・支部・承認団体の表彰、社員会議や地区別登録委員研修会、中央審査研究会の開催、ジャージー種やその他の乳用品種の登録を行う。

平 成 19 年 度 収 支 計 算 書[PDF]
平成20年7月20日
「登録委員研修会始まる

7月下旬5地区で
日本ホル協の平成20年度地区別登録委員研修会は今月24日から都府県5地区で開催する。
研修会では登録委員や県や関係職員などを対象に、ホルスタイン種登録事務や改良情報の提供、審査研修などを行う。開催日程は別表のとおり。

平成20年度地区別登録委員研修会の日程
地 区開 催 県期 日事務研修(1日目)審査研修(2日目)
東 北秋田県7月29-30日たざわこ芸術村「温泉ゆぽぽ」秋田県農林水産技術センター
中部北陸石川県7月24-25日キャッスルイン金沢金沢家畜市場
近 畿大阪府7月29-30日大阪国際交流センター大阪府立農芸高校
中国四国徳島県7月31-8月1日徳島県農水技術支援センター同左
九 州福岡県7月24-25日原鶴温泉「泰泉閣」福岡県農業総合試験場


平成20年7月20日
「31都府県で自動登録

~秋田、鳥取、愛知は高い普及率~
19年度は全国で19万6520頭の雌牛が血統登録証明されたが、そのうち自動登録によるものは14万4726頭で血統登録全体の73・6%を占める。北海道では、自動登録の普及率が92%と高いが、都府県は18%にとどまった。本年度は、7都府県が新たに自動登録をスタートし、現在、31都府県で1162戸が自動登録を実施中。今後も、全頭登録に向けて一層の普及拡大を図りたい。
新たに東京など7都県参加
自動登録は、家畜個体識別センターに報告された出生報告と、予めデータバンクに報告された人工授精情報を利用して、ホルスタイン(およびジャージー)種の雌子牛全頭を自動的に登録するものである。
19年度は全国で19万6520頭の雌牛が血統登録されたが、そのうち自動登録によるものは14万4726頭で登録全体の73・6%になっている。北海道は13万5927頭で血統登録全体の約92%、登録実施農家の89%が自動登録を実施している。一方、都府県は24府県で8799頭が自動登録を実施し、登録全体に占める割合は18%、農家普及率も18%にとどまっている。
都府県別の自動登録普及率は県によって大きな差がある。農家普及率では秋田県の97%が最も高く、次いで鳥取県87%、愛知県と京都府が60%台、宮城県、茨城県、鹿児島県が40%前後と比較的高い。これらの府県では酪農協が授精データの整備や牛群検定繁殖報告を効率的に利用して、自動登録の普及に努めている。
自動登録実施県や戸数は本年度も徐々に増えており、新たに青森、東京、新潟、富山、山梨、長崎、大分の7都県がスタートして、現在、29都府県で1162戸が自動登録を実施している。一方で、15府県が未実施である。今後は、特に実施普及率の低いところや未実施県に対して、自動登録のメリットを説明し、より多くの酪農家が参加していただくよう、普及拡大を図りたい。
割安で移動料金も不要
自動登録のメリットは、①1頭毎の血統登録申込書や人工授精証明書が不要、②母牛の移動証明手続きが不要、③血統登録証明書の発行が早い、④血統登録料金の割引(1頭につき525円安い)。
また、登録漏れがないことや、現場の登録委員や窓口団体の事務担当者の登録事務が軽減される。
申込みの手間や登録料、さらに導入牛や親子間の移動手続(料金も)がなくなるのは大きなメリットであり、特に、大規模農家では年間登録申込頭数や導入牛が多いので、登録料の負担が大幅に軽減されることで自動登録はかなり有効である。
自動登録に参加希望する場合の条件は、①事前に自動登録申込書を提出する、②ホルスタイン(およびジャージー)種雌子牛は全頭登録する、③人工授精データを定期的に報告する、など。
人工授精データの報告には①インターネット利用(ホル協ホームページの入力画面を使って、定期的に入力送信)、②農協や人工授精師がパソコン管理している授精データ利用、③牛群検定繁殖情報を利用(牛群検定組合が所有する繁殖情報を定期的に抜取り利用)、④人工授精関連事業で得られる授精データを利用、の4つの方法がある。
なお、自動登録スタート前に、過去10か月間の関係牛授精データの報告が必要となる。また、未経産牛の授精データも必ず報告することが必要。
個々の申込書不要で割安料金、これからの登録手法の主流となる自動登録に早く参加されるようお願いしたい(具体的な手順や方法は当協会最寄りの本会支部・承認団体にご相談下さい)。
自動登録実施状況(20.3.31)
県 名自動登録
頭数
自動登録
頭数割合
自動登録
農家割合
北海道135,92791.789.0
岩手481.00.4
宮城53345.446.2
秋田32197.392.2
山形949.01.4
福島27613.212.7
茨城1,07340.150.0
栃木26211.311.5
群馬571.81.3
千葉1618.33.5
福井2421.116.7
長野856.63.3
岐阜557.58.0
静岡25732.714.4
愛知1,41062.856.7
滋賀10333.024.3
京都11859.676.9
兵庫20012.215.8
鳥取1,52787.181.6
岡山45626.941.1
広島193.312.5
福岡1136.67.7
熊本45811.220.8
宮崎12110.014.9
鹿児島1,02836.447.2
都府県8,79918.218.3
全 国144,72673.658.5
平成20年7月20日
「がんばった人と牛」

~19年度審査成績優秀牛群~
松島牧場(熊本)は6年連続トップ
日本ホル協は、19年度に都府県で牛群審査を受検した酪農家延べ702戸の中から、特に成績優秀な30牛群を選んで発表した。
審査受検10~19頭クラスのトップは佐野茂樹さん(岩手)で、審査受検11頭で平均87.1点、平均体型偏差値166・5の高い成績を収めた。2位は前年まで2年連続1位の郡山市観光交流振興公社(福島)が13頭受検で平均86.7点。
3~5位はともに兵庫県の吉川稔英さん、兵庫県立播磨農業高校、山口貴士さんが入った。また、今回も学校機関が好成績を挙げ、前記の播磨農高のほか栃木県立那須拓陽高校、千葉県立安房拓心高校、群馬県立農林大学校、千葉県立山武農業高校が上位に入った。
審査受検20~29頭クラスは日本農業実践学園(茨城)が24頭受検して平均84.6点で2年連続のトップ。2位は同じ茨城県の佐藤信彦さんで、経産牛100%受検で平均83.4点を得ている。3位は山火松雄さん(岩手)、4位池田喜昭さん(兵庫)、5位に青木雄治さん(埼玉)が入った。
審査受検30頭以上クラスでは松島喜一さん(熊本)が35頭受検し、平均86.3点で実に6年連続でこのクラスのトップ成績を挙げている。
2位都丸進さん(群馬)、3位中六角保広さん(岩手)は毎年上位成績を残している。大東牧場(愛知)、岡嶋建一郎さん(大分)、小林幸雄さん(栃木)が50頭以上受検し、好成績を得ている。
なお、毎年発表している検定成績優秀牛群・優秀牛の表彰は、牛群検定の一部システム更新の遅れで検定成績証明書の発行が停滞しており、システム処理が完了次第、選出発表を行います。
多頭受検有利に~審査牛群要項改正~
日本ホル協はこのほど、審査成績優秀牛群表彰要領を一部改正し、本年度牛群審査受検のものから適用する。
近年は乳牛飼養規模が拡大していることから、大規模牛群での牛群審査受検を奨励するため、審査受検50頭以上の牛群については審査受検率の条件を削るなど表彰基準を緩和した。
表彰の対象は次の3つの条件を満たしているもの。①牛群審査を受検し、年間審査頭数が10頭以上、②平均体型偏差値が90以上、③審査受検率が70%以上。ただし、審査頭数50頭以上の牛群は受検率を問わない。
表彰区分は、審査受検頭数10~29頭、30~49頭、50頭以上の3つの頭数区分とし、平均体型偏差値の上位合計30牛群以内を選出する。
なお、当該年度内に牛群審査を2回以上受けた場合は、その合計並びに平均値を勘案する。また、牛群審査と合わせて後検体型調査を実施した場合はその頭数を合計頭数に含める。

平成19年度審査成績優秀牛群(都府県)[PDF]
平成20年7月20日
「雄牛OCも登録可能に」

~登録規程を改正~
日本ホル協は、ホルスタイン種雄牛の血統登録の際の毛色の制限を緩和し、雌牛と同じ条件とするよう、登録規程(第4条)を一部改正し、7月4日付けで施行した。
雄牛を血統登録する際の毛色で、これまでは①尾房又は腹が全黒のもの、②蹄冠部を黒毛で取り巻くもの、③灰色又は赤色の斑点があるもの、は登録できなかったが、今回の改正によって雌牛と同様に名号の末尾にOC(オーシー)をつけて登録できるようになった。
海外主要国では登録牛の毛色や斑紋の条件がかなり緩和されていることや、毛色や斑紋と乳量などの経済的形質の間には遺伝的な相関関係がないことから、本年2月に開催した登録審議会では「雄牛を血統登録する際の毛色・斑紋の制限は、現行の雌牛と同等とする」との答申が出された。
日本では、昭和53年に雌牛の赤白斑と異常斑紋の登録を、また、平成2年には雄牛の赤白斑の登録を認めている。
母牛の親子判定~雄の登録申込に義務づけ~
人工授精で生まれた雄牛を血統登録申込みする場合には、雄牛の遺伝子型検査と合わせて、母牛とその両親(母方祖父母)間の親子判定を実施するよう義務づけた。
これは、登録後、雄牛の母牛について血統に疑義を生じて登録を取り消す場合が稀れにあり、登録後の混乱を避けるため、本年4月1日申込みのものから実施している。なお、受精卵移植によって生産された雄牛は、受精卵の段階で親子判定検査済みのため、雄牛の遺伝子型検査のみでよい。
雄牛の登録申込みにあたっては、母牛が親子判定済みかどうかをホル協ホームページ(HP)で確認する。母牛が親子判定済みの場合は母牛の遺伝子型検査は不要。親子判定が未了の場合は、遺伝子型検査(親子判定)申込書を用いて、「検査の種類」の「供卵牛」に○を付けて申込む。
なお、母牛が海外繋留で受精卵移植によって生まれた輸入牛の場合は、登録申込雄牛の親子判定と合わせて、母牛と母方祖父母間の親子判定を申込まなければならない。また、雄牛の母方祖母牛が死亡などで試料が採取できない場合でも母牛の親子判定は必要。その場合は、遺伝子型検査申込書の「検査対象牛」の母牛欄に「死亡」と記入する。
このほか、雄牛を血統登録する際には、BLAD(牛白血球粘着不全症)とCVM(牛複合脊椎形成不全症)の検査を義務づけている。
HPで遺伝子型検査の検索も
20年度から家畜改良事業団の協力を得て、ホル協HPに遺伝子型検査の情報公開を開始した。遺伝子型検査の結果を知りたい場合は、次の手順で検索する。
ホル協HPのトップページで「情報」をクリック、次に「情報」ページの「遺伝子型検査の情報・検索」をクリックする。雌牛の登録番号を入力して「検索」をクリックする。遺伝子型検査結果と3代血統が表示される。
平成20年7月20日
「人事異動」

~日本ホル協~
(7月1日付)
◇総務部総務課長(調査部次長兼務)渥美正
◇調査部普及課長(総務部総務課長)池田泰男
◇登録部登録課(調査部調査課)門間裕子
◇調査部調査課(登録部登録課)岡太郎

平成20年7月20日
「登録事業60年の歩み

~時代とともに変化、成長「酪農家のための組織」は普遍~
戦後復興と第1回全共
ホルスタインの登録は、明治44年の日本蘭牛協会創設に始まった。血統登録第1号はオランダからの輸入牛だった。
登録事業はその後、大正7年に中央畜産会に移管された。昭和10年代には4度の登録団体の変遷を経て、23年8月に「社団法人日本ホルスタイン登録協会」が創立し、登録事業を継承した。
戦後の地力荒廃と食糧危機の中、有畜農業が奨励され、酪農家戸数は25万戸に増大した。26年には第1回全共を神奈川県平塚市で開催し、昭和天皇の行幸もあって、この時期の酪農関係者に大きな感銘を与えた。
30年代は高度経済成長期に入り、登録事業も明るい展望を迎えた。39年に年間登録頭数は10万頭を突破した。36年の第3回全共(長野県松本市)には、現在の天皇陛下(当時、皇太子殿下)ご夫妻がご台覧された。
33年の体型審査標準の大幅改正は、先進国アメリカに習って、体格の充実と乳用性を重視したもので、37年の第1次家畜改良増殖目標にあるように、泌乳能力の向上と体格の大型化をめざして、乳牛改良の重要性が公けに示された時期だった。
登録事業の隆盛期
40年代前半は日本経済が好況で、酪農界も好景気を迎えた。酪農家戸数は38万戸から28万戸に激減したが、飼養頭数は180万頭台に急増した。
登録も好調で、46年には年間17万頭を突破し、42年には累計で100万頭目が誕生した。
40年には家畜改良事業団が設立し、凍結精液が飛躍的な普及と後代検定事業が始まった。後代検定成績によって種雄牛を選抜する時代に入った。
個体から群へ~牛群審査開始
50年2月には牛群検定事業がスタートし、酪農経営の改善や泌乳能力の向上に大きな成果を挙げた。
登録頭数は年間20万頭台に乗り、ETや赤白斑や異常斑紋雌牛の登録を開始した。
50年代後半は、酪農家戸数が10万戸余に減ったが、乳牛頭数は200万頭を超え、一気に多頭化が進んだ。ホル協では、牛群検定の普及と相俟って、59年から牛群審査を実施した。
国の後代検定事業は牛群検定のフィールド検定に移行した。ホル協では血縁データの提供や初産牛の体型調査を開始した。
60年代には高等登録の廃止と輸入精液による生産牛の登録を開始した。
千葉全共に84万人参観
平成年間に入って全共は各種イベントが併催されるようになり、一般参観者が増えた。平成2年の熊本全共は九州初の開催で、この回以降は大型仮設テントの審査場と多彩なイベントが話題を呼んだ。7年の10回全共(千葉市)は過去最大の84万人が来場し、首都圏での一般市民向けイベントとして成功を収めた。
体型審査では、33年ぶりに審査標準を大幅改正した。これは世界ホルスタインフリージアン連盟からの勧告を受けて、乳器と肢蹄をより重視するものである。また、審査委員はハンディパソコンを携帯し、現場入力と結果打ち出しなど審査の充実と効率化を実現した。
総合指数開発と世界会議の開催
平成元年に乳用種雄牛評価成績が公表された。これ以降、国内種雄牛や雌牛の遺伝的水準は年々改善されてきた。8年には総合指数(NTP)が公表された。
8年9月には、札幌市で第9回世界ホルスタインフリージアン会議を開催し、登録の活用や体型審査手法の国際調和が方向づけられた。
斑紋から耳標登録へ
12年には家畜個体識別システム研究開発事業のモデル事業で、北海道や秋田県で耳標装着が始まった。翌年のBSE対策で耳標装着が全国的に緊急整備された後、ホル協では14年に登録制度を大幅改正、斑紋の代わりに個体識別番号による個体確認と血統と種系登録制度の一本化を行った。
16年には家畜改良体制整備事業の再構築で家畜改良データバンク(DB)のインターネットホームページが開設され、血統検索や近交回避、系統譜などの情報を閲覧できるようになった。
さらにこの年、自動登録がスタートした。現在、北海道では登録頭数の90%以上、府県はまだ18%ほどの普及率であるが、これからの登録の主流として、普及拡大を進めている。
後検の部など新たな全共へ
17年に栃木県で第12回全共と第4回ジャージー全共が開かれた。過去の全共に比べて出品牛の体型水準はかなり高くなっており、5年ごとの全共開催によって体型改良の成果がより顕著に示された。また、栃木全共では検定済種雄牛の娘牛展示や後継者育成奨励、牛乳・乳製品消費拡大のPR活動など、新たな試みが行われた。
22年には北海道で第13回全共を開催する。後代検定娘牛の部など出品規模は過去最大になる一方、経費節減を考える全共になるだろう。
平成20年7月20日
「日本ホル協家畜改良DB」

~血統、近交回避や高能力、高得点牛検索も~
日本ホル協ホームページ(HP)では、血統登録や審査・検定成績証明などのデータをいつでも閲覧利用できるよう内容の充実を図っています。
まずは、インターネットで「日本ホルスタイン登録協会」(またはURLアドレス)を入力し「検索」で、「日本ホルスタイン登録協会ホームページ」を開きます。
EX牛を知りたい
例えば、自分の県の歴代エクセレント(審査得点90点以上)雌牛を見ることができます。「情報」→「高得点(都府県別一覧)」をクリック。都府県別に審査得点、審査年月日順で一覧を見ることができます。同様に、「年型別記録牛(乳量・乳脂量)」、「生涯検定牛」をクリックすれば、全国や都府県別に高能力上位牛を閲覧できます。
血統を遡る
トップページ画面下の「家畜改良データバンク」→「血統情報」をクリックします。
血統を知りたい牛の登録番号を入力→「検索」で、その牛の3代血統が表示され、各牛の登録番号をクリックすれば、さらに3代祖先が表示されます。次に画面下の「系統譜」→「続行」で、本牛の子孫牛が表示され、同様に各牛の登録番号をクリックすれば、さらに子孫牛が表示されます。
近親交配を避けたい
「家畜改良データバンク」→「近交回避情報」で近交回避入力画面が表示されます。雌牛の登録番号を入力し、検索する種雄牛の範囲(国内一般供用、候補種雄牛、輸入精液など)と近交係数の程度(○%以上)を指定し「続行」をクリックします。近交になる種雄牛略符号と近交係数が表示され、略符号をクリックすると種雄牛の血統が表示されます。
農家の登録牛閲覧や授精報告もできる
「家畜改良データバンク」→「会員情報」で会員情報画面になります。自分の農場コードとパスワードを入力すれば、その農家の登録牛一覧や自動登録に必要な人工授精報告の入力画面を開くことができます。
申込書がほしい
ホル協HPの「申込み」をクリックすれば、各種申込書や報告様式がそのまま印刷できます。また、画面上で血統能力証明書(有料)を申込むこともできます。
このほか、別表にホル協HPの内容を記していますので、HPを開いて色々な情報を検索してみて下さい。
携帯で血統検索しよう
携帯電話では、登録番号から本牛の名号や生年月日、血統濃度、父母の登録番号を検索することができます。バーコード読み取り機能を搭載している携帯電話で、QRコードからアクセスして下さい。
日本ホル協ホームページ http://hcaj.lin.gr.jp/
1協会ご案内団体の変遷、組織と機構、事業の内容、登録件数など
2機関紙全酪新報の日本ホル協特集号、毎月20日号の「ホルスタイン
牛の広場」の記事掲載
3血統登録血統登録とは、登録制度図解
4審査体型審査とは、ホルスタインの見方、審査標準、審査日程
標準発育値とは、月齢別標準発育値
5情報遺伝子型検査の情報検索
血統情報検索 → 家畜改良データバンクのHPにリンク
審査・検定成績上位牛(85点以上、F偏差値100以上)
年型別高記録牛(乳量・乳脂量トップ10)
生涯検定選奨牛(都府県、金・銀賞以上)
生涯乳量・乳脂量トップ100(全国・都府県)
高得点牛(全国94点以上、都府県92点以上)
高得点牛(都府県別: 90点以上)
6トピックスCVM、BLADキャリア種雄牛一覧
7申込血統能力証明書申込(有料:会員No.、パスワード必要)
インターネットサービス申込み
各種申込書、報告書(印刷用:PDF形式)
8成牛換算・偏差値の計算
9乳用牛能力評価情報 → 家畜改良センターHPにリンク
10共進会関係第13回ホル全共(北海道開催)規則、出品区分
第12回ホル全共、第4回ジャージー全共結果一覧
第7回全日本BWショウ結果一覧
家畜改良データバンク http://www.rg.liaj.jp/hol/index.do
血統情報 登録No.から血統を遡り検索
近交回避 登録No.から近交になる種雄牛を検索
系統譜 登録No.から産犢(子孫牛)を検索
雌牛成績 全国・都道府県別高得点、高能力牛を検索
種雄牛情報 種雄牛別登録娘牛頭数ランキング
会員情報 農家別登録牛の閲覧(農場コード、パスワード必要)
人工授精入力画面(自動登録用)