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平成25年10月20日


平成25年10月20日「得点と線形を修得」 〜中央審査研究会開催〜

日本ホルスタイン登録協会(北良治会長)は、去る9月25日から27日までの3日間、北海道新ひだか町の独立行政法人家畜改良センター新冠牧場において、平成25年度中央審査研究会を開催した。
この研究会は、審査業務に従事する登録協会の支部・承認団体関係者のみならず審査技術の向上を目指す指導者・技術者まで対象を広げ、全共開催年を除き毎年実施している。

供試牛を使って牛の見方を研修
今回は15道県・2AI事業体並びに家畜改良センター2牧場から総勢25名の参加を得て行われた。研修内容は、初日にホルスタイン種雌牛審査標準の理解を得るための研修が行われ、翌2日目からは、2頭の牛を使った当協会審査委員による模範審査の後、4班に分かれ8頭の牛について審査委員とともに班ごとに研究を行った。その後、研修の成果が得られたかどうかを見るため、4頭1組2セット、合計8頭の牛について22の線形主要形質と13の調査形質の評価と、4大区分の得率、決定得点の答案を参加者それぞれが提出し、結果を審査委員とともに研修する形式で進められた。
体型審査の実施と線形式評価法の採用は、体型改良に貢献できる科学的データの収集を可能としたことにより、近年の乳牛改良、特に耐久性(体型)成分にあっては決定得点の優劣も重要だが、体格部位の長短や強弱、広い狭いを詳しく評価する線形形質は種雄牛の遺伝評価上でも重要な役割を持ち、その傾向を的確に把握することは現場の技術者としても大切なことである。
また、全国から参加した受講者の交流は情報交換の場として重要であり、次回もこの時期に開催を予定しているので、多数の参加者を期待している。
全国から25名の参加
なお、今回参加された方は次のとおり【敬称略】。
  • (岩手県)三上卓也
  • (宮城県)庄司清文
  • (山形県)渡部真理安
  • (福島県)野口泰幸、齋藤美緒
  • (茨城県)秋山茂
  • (群馬県)中村俊治、平林晴飛
  • (神奈川県)澤田将来
  • (福井県)遠藤彰
  • (岐阜県)北山智広
  • (島根県)岩成文子
  • (岡山県)菅田祥介
  • (愛媛県)井伊稔
  • (熊本県)奥村洋、岩本和貴
  • (宮崎県)永友康仁
  • (鹿児島県)水口一幸
  • (事業団)金子勝利、川口裕文、岡橋勇太
  • (ジェネティクス)小寺貴幸、戸田篤司
  • (家畜改良センター)下村則夫、杉山あかね

平成25年10月20日「秋晴・頂上決戦は田中牧場に!」 〜2013北海道ホルスタイン・ナショナルショウ〜

オフィシャル・ジャッジ久保剛氏(中標津町・酪農家)
写真は、株式会社ホルスタイン・マガジン社より提供
グランド&インターミディエイトチャンピオン

「クリ−ンHLテンプター」9.12.6生(父:テンプター)
清水町・(有)田中牧場
R・グランド&シニアチャンピオン
「エッセンスダ−ハムレクサスアポロET」6.12.19生(父:ダ−ハム)
豊富町・栗城一貴さん
ジュニアチャンピオン
「KCFBBアットウッドスリック」11.12.15生(父:アットウッド)
広尾町・佐藤孝一さん
シニアチャンピオン
「バブルト−ンイ−ハト−ブヴェロニカ」7.10.12生(父:ヴィンディケ−ション)
清水町・(有)田中牧場

平成25年10月20日「生涯乳量」 〜都府県、平成25年8月〜

PDF版

平成25年10月20日「検定成績優秀牛」 〜都府県、平成25年9月証明分F偏差値〜