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2020年06月20日号

第15回全共九州・沖縄大会 開催中止を決定 不安を抱えて準備はできない
-日本ホル協前田会長-

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     日本ホル協は6月11日、緊急に理事会を開催して、第15回全日本ホルスタイン共進会九州・沖縄ブロック大会の開催中止を決定し、15日付けで公表した。
     同ホル協は先月14日、新型コロナウイルス感染症の拡大への不安と全共出品対策が遅延・困難として、今年10月末に開催予定だった第15回全共の今年度開催を見送った。その後は実行主体である全共実行委員会と開催延期の可能性について検討を重ねてきた。
     その結果、「新型コロナウイルス感染症の終息の見通しが立ち、ワクチン等の普及によって安全性が担保されるまで全共開催は難しい」、開催地元からも「全国からの出品者・来場者を安心して迎えられることが大事。そのためには十分な準備期間が必要であり、来年の全共開催は難しい」等の意見に集約された。
     また、全共出品となれば、交配から出生、育成、分娩までにかなりの準備期間を要すること等も勘案して、本大会を中止決定するに至った。
     前田勉会長は「初の全共ブロック開催として大変期待されていた九州・沖縄大会だったので、中止決定はとても残念だ。これまで準備に尽力された実行委員会や九州各県関係団体には心より感謝申し上げる。新型コロナウイルス感染症はピークを過ぎた感はあるが、第2波や長期化が心配される中での開催延期は、開催する側も出品する側も常に不安を抱えながら準備を進めることになり心身的な苦痛が大きい。一旦中止し、コロナ禍の終息と全国の酪農家が元気を取り戻した時に、改めて次の全共を皆で考えていきたい」と悔しさと抱負を語った。

    第1回(1951年)名誉賞獲得牛 マラソン ベツス バーク ロメオ ジエマイマ
    北海道厚別町 宇都宮勤さん

    第8回(1985年)経産誉賞獲得牛 エム ビー ビー ロイブルツク カウンテス マリナー
    北海道鶴居村 植田晃雄さん

    第14回(2015年)最高位賞獲得牛 レデイスマナ- MB セレブリテイ
    北海道更別村 天野洋一さん

SNP検査 新チップ受付開始

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     本年6月12日以降、日本ホル協における全てのSNP検査申込みはXTチップでの受け付けとなった。このXTチップはウシのSNP検査用として家畜改良事業団遺伝検査部と米イルミナ社が共同開発した独自のカスタムチップである。

    低価格で多くの情報量を

     新しいXTチップを使うことで従来の米イルミナ社製のLDチップ(低密度)と同価格で、50Kチップ(中程度)とほぼ同等量の遺伝情報が検査できるようになる。なお、SNP検査の試料は、今までと変更なく、尾房の毛根を80本程度送付すること。詳細については当協会Webサイトを参照されたい。

G評価スケジュール より効率的な酪農経営へ

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     独立行政法人家畜改良センターから2021年8月公式評価までの公表スケジュール(案)が示されました。上表にはゲノミック(以下、G)評価に係る毛根到着日と公表日(リリース日)をまとめました。G評価は8月、12月、2月に行われる公式評価と公式評価から次の公式評価の間に新たにSNP検査を行った未経産と若雄牛を対象とした毎月評価があります。表のうち、色のついている欄が公式評価、ついていない欄が毎月評価を表しています。なお、公式評価のうち、12月は雌牛のみの公表となります。毛根到着日の欄に記載されている期日までにSNP検査機関に毛根が届けられた牛は、G評価公表日に1頭ごとの情報がG評価速報Webに記載されるほか、日本ホル協より結果を郵送いたします。さらに公表日の3営業日後には牛群遺伝情報Webに記載され、牛群をまとめて調べることが可能になります。なお、公表スケジュールは変更される可能性がありますので詳細については改良センターWebサイトを参照してください。
     そもそもG評価とは乳牛の遺伝的能力を評価する方法の1つであり、従来の乳量や決定得点などの表形値と血統情報から推定される遺伝評価に加えて、SNP(DNAの塩基配列上にある標識で、DNAのいたるところに存在し、個体間で塩基の配列が1塩基だけ異なっている部分)というDNA情報を用いた評価法です。このSNPを毛根や血液から採取する検査をSNP検査といいます。
     G評価には未経産の段階で遺伝的能力が優れているかを判断することができるという利点があります。これにより、G評価値が高かった牛は採卵することで優れた後継牛を確保し、一方で評価値が低かった牛は受卵牛とすることで副産物による収入の増加を見込むことができるなど、以前より効率的な経営を行うことが可能になります。その他にも、遺伝病の発見、血縁関係の確認など、数多くの利点があります。
     前記の通り、G評価は今後の日本の乳牛改良においても重要な手法であるため、当協会でもG評価並びにSNP検査の普及・推進に努めています。その一環として行っているのが自動登録同時SNP検査です。情報開示に同意しており、自動登録及び牛群検定を実施している農家の方が対象になります。生後1年以内のホルスタイン種雌牛(ET産子、導入牛も含む)のSNP検査を登録日から3カ月以内に申し込むと、その雌牛の血統登録料金の半額が年度末に返金されます。ただし、alic補助事業によりSNP検査したものは対象外となるのでご注意ください。メリットの多いSNP検査を是非ご検討くださいますよう、よろしくお願い致します。
    (事業部調査課)

社員補欠選挙 当選者

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     今般、社員1名の辞任に伴い、補欠選挙を実施しました。新潟県で4月27日に実施し、選挙区で候補者の数が社員定数を超えなかったため、社員選挙の投票は行われず、無投票で当選が決定したので公示いたします。
    【敬称略】
    第21区・新潟県
    坂井武史

検定成績優秀牛 -都府県令和02年05月証明分F偏差値-