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機関誌

機関誌内容一覧

平成25年06月20日


平成25年06月20日「第57回通常総会開催」 〜日本ジャージー登録協会〜
日本ジャージー登録協会(東山佑介会長)は去る5月23日、東京都中野区・日本ホルスタイン会館において、第65回理事会並びに第57回通常総会を開き、登録規程改正に係わる経過報告を行うとともに、第14回全日本ホルスタイン共進会のジャージー部門の出品頭数やスケジュールについて協議した。また、昨年度の事業報告と収支決算報告、本年度の事業計画案と収支予算案などを承認若しくは可決した。
第65回理事会も併せて開催
まず、理事会で協議されたことは第14回全日本ホルスタイン共進会に関することで、既に日本ホル協の理事会等で開催時期を平成27年10月23日から26日の4日間、会場は北海道安平町の北海道ホルスタイン共進会場と決まっており、ホルスタイン種は14部360頭、ジャージー種は4部40頭と計画されている。今後は委託団体と協議して都道府県別の出品頭数を決めるほか、出品負担金の拠出についても協議を行うことになる。
一方、通常総会では第1号議案の平成24年度事業報告並びに同収支決算報告は原案のとおり承認された。第2号議案の平成25年度事業計画案並びに同収支予算案も原案のとおり可決承認された。なお、登録規程の改正については諸般の理由で認可が遅れており、決定次第、登録関係規程集を印刷・配布する予定。
また、全国のジャージー酪農団体等で組織する全国ジャージー酪農振興協議会(真田善弘委員長)も同日、委員会と総会を開催し、全ての議案を承認もしくは可決した。なお、同協議会が所有し精液を販売した「スイトン」号の産子はすでに310頭登録され、北海道や秋田県の共進会に出品され上位入賞していることが披露された。また、分娩し検定を始めた娘牛の遺伝的能力評価が独立行政法人家畜改良センターから公表されている。今年度は日本ホル協の協力を得て娘牛の体型的特徴を把握できるよう調査を行い、結果報告することで了承された。

平成25年06月20日「2013北海道B&Wショウ」 〜「セレブリティ」天野洋一さん(更別村)が制す〜
ホルスタイン種254頭、ジャージー種18頭が出品される
北海道ホルスタイン改良協議会(上野元一会長)が主催する2013年北海道B&Wショウが、去る5月25〜26日、安平町の共進会場にホルスタイン種254頭、ジャージー種18頭、計272頭集め開催された。審査員は先の3月末でジェネティクス北海道を勇退され、新たに(株)TOMMY-HILL INTERNATIONALを立ち上げた荒木敏彦取締役社長が担当した。強豪が集まるなか、頂点を極めたのは更別村の天野洋一さん出品の「セレブリテイ」(父ミスターバーンズ)であった。リザーブには幌延町・無量谷裕さんの「ビンザー」(父アドベントRED)、ジャージー種のシニアチャンピオンには帯広市・加藤聖墾さんの「ネルル」(父コメリカ)に輝いた。
各部チャンピオン
各部のチャンピオンは次のとおり。(敬称略)
  • {第1部}(9月未満)
    • セジスビューテイGウィンマウイET(ゴールドウィン)【清水町・高橋喜一】
  • {第2部}(9月〜12月)
    • ダケットハービューゴールドフロンティアET(ゴールドウィン)【帯広市・野原慎也】=RJC
  • {第3部}(12月〜15月)
    • =JC(写真)
  • {第4部}(15月〜18月)
    • KCFBBアットウッドスリック(アットウッド)【広尾市・佐藤孝一】
  • {第5部}(18月〜21月)
    • ファビオラアンソニーアーサー(アットウッド)【別海町・菊地正明】
  • {第6部}未経産シニアクラス(21月〜24月)
    • ジョイフルレインボースターダンディ(ダンディー)【江別市・ときわの森三愛高校付属農場】
  • {第7部}ジュニアカップ(11月未満)
    • センターリバーパインアンナエコー(シド)【中標津町・中川将】【リードマン・中川泰征】▽ベストリードマン【更別村・天野雄介】
  • {第8部}(30月未満)
    • ミッドフィールドEKアイオーンテラ(アイオーン)【江別市・中田和孝】
  • {第9部}(30月〜36月)
    • =IMC(写真)
  • {第10部}(36月〜42月)
    • ハイロードサンチェスチャーム(サンチェス)【上士幌町・小椋淳一】=RIMC
  • {第11部}(42月〜48月)
    • セジスビューティデリーアドベントマウイ(アドベントRED)【清水町・高橋喜一】
  • {第12部}(4歳〜5歳)
    • =SC&GC(写真)
  • {第13部}(5歳〜6歳)
    • =RSC&RGC(写真)
  • {第14部}(6歳以上)
    • ベルベットダーハムジェシカ(ダーハム)【清水町・浅野典英】
  • {第15部}(経産牛3頭1組)
    • 【恵庭市・(有)福屋牧場の組】
  • {第16部}(支庁対抗5頭1組)
    • 【十勝支庁の組】
  • {第17部}(未経産 国内後代検定参加同一種雄牛産子2頭1組)
    • ミッドフィールドCCMアイオーンの娘群
  • {第18部}(経産 国内後代検定参加同一種雄牛産子2頭1組)
    • コムスターリヴェレストETの娘群ジャージー種
  • {第19部}(12月〜17月)
    • TMFアサナベルイステキーラルル(テキーラ)【清水町・(有)田中牧場】=JC
  • {第20部}(17月〜22月)
    • キヨクノーミスゴールドヴィオラ(オールスター)【旭川市・旭川農業高校】
  • {第21部}(36月未満)
    • ベイリッチランドアイリスフロマージュ(ロッキー)【美瑛町・浦薫】
  • {第22部}(36月以上)
    • JライトホープリギンズネルルET(コメリカ)【帯広市・加藤聖墾】=SC
写真はホルスタイン・マガジン社より提供
グランド&シニアチャンピオン
「レディスマナーMBセレブリティ」(父:ミスターバーンズ)
更別村天野洋一さん出品

リザーブ・グランド&リザーブ・シニアチャンピオン
「ノースフィールドアドベントビンザー」(父:アドベントRED)
幌延町無量谷裕さん出品

ジュニアチャンピオン
「TMFマチダムアットリンジー」(父:アットウッド)
清水町(有)田中牧場出品

インターミディエイトチャンピオン
「レークランドDDチーフエイミーET」(父:ダンディー)
湧別町久保拓也さん出品

平成25年06月20日「「ジャーディン」4連覇」 〜2013-5月国内雌牛評価成績〜
5月28日に国内雌牛2013-5月遺伝評価値が公表された。別表に牛群検定参加牛のうち総合指数上位牛を示した。
前回と比較すると、大きな入れ替えがなく、上位15位以内には新規が2頭だけであった。
トップ「シーレークヒラリーデイジャーディンET」
トップには昨年8月発表でデビューして以来、首位を守り4連覇を果たした「ジャーディン」(北海道・加藤智行牧場)。名門「ヒラリー」一族で相変わらずの血統の強さを示し、数多くが上位にランクインされていて、妹の「ピクシー」は5位、「リー」は15位、姉の「ストーリー」は12位、親族の「プレミアム」は4位とベスト15以内に4頭もランクインするほどの実力派。
2位と3位には北海道・内田喜久男牧場の「プラネット」と「ソレイユ」が入った。2頭は発表の度に順位が入れ替わり、接近した好成績。
新規2頭がランクイン
新規では6位の「バックアイ」(北海道・北日本牧場)は、体型全般に優れ、NTP上位50位では
決定得点12位、肢蹄7位、乳器9位に入る成績。また、7位には唯一都府県でベスト15位以内に入った「オーマン」(宮崎県・前原直希牧場)がいる。妹の「オーマンセカンド」も新規で55位(岡山県・妹尾優佳牧場・都府県6位)が入った。名門「マウイ」一族で、母の「アイリッチマウイタイタニックET」は、305日並びに365日において3.5年型歴代5位に輝く成績で君臨。叔母の「ブレット」も3.5年型で9位、「モーティ」は4年型で5位、祖母の「ミスマウイブレット」は5年型で7位に入る好成績。
都府県2位にも前原牧場の「プロミス」が入り、76位→28位と発表の度に順位を上げている。同牧場の「ホワイト」も都府県7位・全国66位。どちらも「ヒラリー」一族。
前回ベスト100位以内の都府県牛は6頭であったが、今回は11頭まで伸ばした。

平成25年06月20日「検定成績優秀牛」 〜都府県、平成25年5月証明分F偏差値〜