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機関誌

機関誌内容一覧

平成28年11月20日


平成28年11月20日
「2016東日本デイリーショー」

−G・Cは中六角保広さん−
2016東日本デイリーショーは10月25日、岩手県雫石町の全農岩手県本部中央家畜市場で、東北6県からホルスタイン種150頭、岩手県・秋田県からジャージー種16頭の計166頭が出品され、盛大に開催された。審査員はカナダの東海岸プリンスエドワード島で酪農を営むブロイス・トンプソン氏が担当した。ホルスタイン種未経産5部、経産は国内種雄牛娘牛2部を含む7部。ジャージー種は未経産、経産共に2部であった。
グランド&インターミディエイトチャンピオン・乳器最高位賞には岩手県・中六角保広さん出品牛「リバテイーフアームスパークリングブレツシング」(国内種雄牛娘牛2歳クラス)が栄誉に輝いた。また、リザーブ・グランド&シニアチャンピオンには山形県・鈴木拓郎さんの「ビツクジンストーンウエルアツトウツドアスペン」(4歳クラス)が選ばれた。リザーブシニアチャンピオンには青森県・(株)サウザンドリーフ牧場の「インフニツトデールBBブラクストン」(4歳クラス2席)、リザーブインターミディエイトチャンピオンには岩手県・八幡勝幸さんの「ピースバレーホルテツクスハマー」(3歳クラス)。
ジュニアチャンピオンには山形県・太田智彦さんの「ビツグフイールドマウイマツカチエン」(10〜12ヵ月クラス)、そのリザーブも太田智彦さんの「ビツグフイールドオリンピアマツカチエン」(10月未満クラス)がそれぞれ選ばれた。
ジャージーの部では、経産最高位賞には秋田県・土田牧場の「サンバレーチーフラスドロシー」(3歳以上クラス)、未経産最高位賞には岩手県・松川穣さんの「ブライアーカーンレスバンブルアプリコツト」(18〜23ヵ月クラス)が選ばれた。
(チャンピオン牛写真提供・デーリィマン社)
グランド&インターミディエイトチャンピオン
中六角保広さん(岩手県)出品
「リバティファ−ムスパ−クリングブレッシング」(父:スパ−クリング)

リザーブグランド&シニアチャンピオン
鈴木拓郎さん(山形県)出品
「ビックジンスト−ンウエルアットウッドアスペン」(父:アットウッド)

ジャージー種経産最高位賞
土田牧場(秋田県)出品
「サンバレ−チ−フラスドロシ−」(父:ミスチ−フ)

平成28年11月20日

「2016ジャジング・スクール開催」

全国の同志が長野県に集結−
全国ホルスタイン改良協議会(岡嶋建一郎会長)は、10月28日からの2日間、長野県において地元改良同志会(小林政幸会長)並びに全農長野県本部の協力のもと、平成28年度ジャジング・スクールを長野県小諸市「小諸家畜市場」において開催した。
このスクールは酪農家の「牛を見る目」を養成し、酪農や乳牛改良への意欲高揚と後継者の育成、牛飼い仲間の親睦交流を目的として1982年から毎年開催され、今回で38回目を数える。
全国から91名の同志が参加
今回は初回受講の「一般」30名と2回以上受講の「ジャッジマン候補」22名に加え、「認定ジャッジマン」27名が参加。地元関係者などを含め23道府県から総勢91名が参加して2日間「牛の見方」について熱心な研修が行われた。
初日の開講式では、岡嶋会長から主催者を代表して感謝の意が述べられた。次に、スクールの開催を快く承諾していただいた地元改良同志会の小林政幸会長から挨拶が行われた。
続いて、事務局から参加者の審査講評技術の向上を目的として、審査講評アドバイザーを担当する認定ジャッジマン3名(北海道:福屋栄人氏、瀬能剛氏、静岡県:高橋直人氏)の紹介を行い、引き続き、パネラーをお願いしているABS(株)代表取締役社長の高橋忠司氏から「乳牛のジャッジ」についての講義が行われた後、一般クラスとジャッジマン候補・認定ジャッジマンクラスに分かれ研修が行われた。
序列付けと審査講評技術の研修を実施
一般クラスは講義室でホルスタインの審査標準をはじめ好ましい審査手順、審査講評のポイントについて講習を行った。ジャッジマン候補・認定ジャッジマンは家畜市場内の審査場において、ホルスタイン種未経産2クラス・経産2クラスの計3クラス(1クラス4頭)について、それぞれが序列付を行い、答案提出後には指名された受講生が審査講評した後に、パネラーの高橋氏による模範解答に基づき、全員で熱心な討議が行われた。
酪農特別講演会を開催
同日夕刻からは、会場を佐久市「佐久平プラザ21」に移して特別講演を開催。今回は、アルタジャパン(株)代表取締役の細野淳氏を講師に招き、「北米における牛ゲノム解析の現状と活用」と題し、遺伝的改良の現状と課題について講演が行われた。
序列付けと審査講評にチャレンジ
翌日は早朝から秋晴れのもと小諸家畜市場で受講生全員が計4クラスの研修を行った。
その後、未経産・経産の各クラス上位2頭を出品し、グランドチャンピオン並びにリザーブチャンピオン決定戦の進め方として、挨拶やチャンピオン決定・謝辞等についての研修を実施した。
最後に、福屋副会長から3年間パネラーを務めたABS(株)高橋社長にお礼を述べ、また、アドバイザーを務めていただいた3名並びに素晴らしい供試牛を準備いただいた地元改良同志会の方々と小諸家畜市場の多大なるご協力に謝辞が述べられ、スクールは閉講した。

平成28年11月20日

「生涯乳量」〜 都府県28年10月 〜
28年10月に都府県で検定成績証明されたものの中から、別表には生涯乳量高記録牛20頭を示した。今回は2頭の牛が総乳量(M)10万kgを突破した。
1位小林政幸さん(長野県)所有「ミマキアプリコットマリア」
生涯乳量トップは、小林政幸さん(長野県)所有の「ミマキアプリコツトマリア」(平15.4.28生)の検定回数10回で検定日数3,063日、M12万258kg、総乳脂量(F)4,327kg、平均乳脂率(F%)3.6%、総乳蛋白質量(P)3,616kgであった。今回の成績は県内歴代3位となる素晴らしい記録となった。
2位農芸高等学校(京都府)所有「HEFロイタ−アス」
2位は、農芸高等学校(京都府)所有の「HEFロイターアス」(平16.12.11生)の検定回数6回で検定日数2,867日、M11万4,626kg、F3,582kg、F%3.1%、P3,612kgであった。本牛は、本年4月の検定成績証明により農業高校では初の生涯検定乳量10万kg突破牛である。今回の検定成績証明の申請により記録を更に伸ばした。
前述の牛を始め、3位谷口学さん、11位松島太一さん、13位五味英介さん、15位真鍋正隆さん、16位岩泉篤さん所有牛は審査得点EX(90点以上)も獲得しており、体型能力においても優秀な成績を残している。


平成28年11月20日「検定成績優秀牛」 ―都府県、平成28年10月証明分F偏差値―

平成28年11月20日「ホルスタイン手帳予約受付中」 ―2017年版―