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平成27年11月20日


平成27年11月20日「北海道全共盛況」 〜全国から374頭集う〜
第14回全日本ホルスタイン共進会が10月23日から4日間にわたり北海道勇払郡安平町の北海道ホルスタイン共進会場で開催された。大会では北海道から沖縄まで42都道府県からホルスタイン種344頭、6道県からジャージー種30頭の出品があり、合計374頭の中から北海道・天野洋一さんの出品牛が最高位賞に輝いた。
第14回全日本ホルスタイン共進会は10月23日(金)〜26日(月)に北海道安平町で行われ、過去最大の374頭が北の大地へ集まった。この全共は、全日本ホルスタイングランプリと銘打ち「酪農の王国で、王者が決まる」のキャッチフレーズのもと、酪農主産地・北海道で初の全国共進会の開催となり、札幌会場を合わせ、66,000人を動員し盛況のうちに終了した。
新たな試み
今回は新たな試みとして、
  1. ジャージー種部門を4部設置。
  2. 国内後代検定事業推進の一環として、その参加種雄牛の娘牛の部を4部設置。
  3. 酪農後継者の育成を担うため高校生向けのリードマンスクール及びコンテスト、毛刈り講習会等の付帯事業の充実と「高校特別枠」を新たに設け、この特別枠は1校1頭とし、一般割当枠なども含め18道府県26校32頭が高校出品した。
  4. 本会場のほか、札幌会場(札幌駅付近の地下街や道庁赤れんが庁舎前広場等)では一般消費者向けに牛乳・乳製品の消費拡大や北海道の農産物の宣伝PR、「学生リードマンコンテスト」のデモンストレーションなどの催事を開催。
  5. 防疫の徹底では、会場に入る全ての車両の消毒に加え、入場者に靴底やミストシャワーによる消毒等の励行をお願いし、牛舎内への立ち入りは制限区域を設けて防疫の徹底を図った。
共進会
共進会では、ホルスタイン種14部344頭とジャージー種4部30頭が出品し、白熱した審査を繰り広げた。
審査委員長に(独)家畜改良センター佐藤英明理事長を迎え、審査委員は千葉義博氏(日ホ協北海道支局審査委員)がホルスタイン種を、小泉俊裕氏(同)がジャージー種を担当した。
栄えある最高位賞には6歳以上クラスの北海道更別村・天野洋一さん出品のレディスマナーMBセレブリティが輝いた。
また名誉賞ホルスタイン種経産では、5歳クラスで北海道・(株)敬和ファーム出品のKWFサンチェリアダーハムビュー、4歳クラスは北海道・栗城一貴さん出品のエッセンスゴールドアポロエルダーハムET、2〜3歳クラスは北海道・(有)田中牧場出品のTMFナディルアットアンナエコー、後代検定娘牛2〜3歳クラスでは北海道・白崎紘希さん出品のクリアデールチュンキーマーシャルアイオーン、未経産は北海道・山内誠さん出品のDHチャンスメイクET、後代検定娘牛未経産は北海道・佐藤孝一さん出品のTLMアジービスタオアETが選ばれた。
ジャージー種では、経産クラスで岡山県・筒井大悟さん出品のアサナベITフォングブリトニー、未経産クラスでは北海道・(株) 松本牧場出品のクローバークリストファーロビンが選ばれた。
(写真=デーリィマン社、ホルスタインマガジン社)
最高位賞

天野洋一さん(北海道)出品
「レディスマナーMBセレブリティ」(父:MRバーンズ)

名誉賞
後代検定娘牛2〜3歳クラス
白崎紘希さん(北海道)出品
「クリアデールチュンキーマーシャルアイオーン」(父:アイオーン)

2〜3歳クラス
白崎紘希さん(北海道)出品
「クリアデールチュンキーマーシャルアイオーン」(父:アイオーン)

4歳クラス
栗城一貴さん(北海道)出品
「エッセンスゴールドアポロエルダーハムET」(父:ゴールドウィン)

5歳クラス
(株)敬和ファーム(北海道)出品
「KWFサンチェリアダーハムビュー」(父:サンチェス)

ジャージー種経産クラス
筒井大悟さん(岡山県)出品
「アサナベITフォングブリトニー」(父:イアトーラ)


PDF版

平成27年11月20日「DVD等出版物販売中」 〜第14回全日本ホルスタイン共進会〜

平成27年11月20日「ホルスタイン手帳予約受付中」 〜2016年版〜