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2019年11月20日号

全共まで1年切る 都城市でプレ全共開催

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     第15回全日本ホルスタイン共進会・九州沖縄ブロック大会(令和2年10月31日から11月2日)の開催まで残り1年を切った。全共会場である都城地区家畜市場(宮崎県都城市)では第7回九州連合ホルスタイン共進会が全共の成功を占うプレ大会として開催された。また、全農岩手県本部中央家畜市場(岩手県雫石町)では2019東日本デイリーショーが東北6県に北海道の強豪が加わり開催されたので紹介したい。

    第7回九州連合ホルスタイン共進会
    グランドチャンピオン・大分県 重見宝弘さん

     5年振りの開催となる第7回九州連合ホルスタイン共進会は11月2日、宮崎県都城市の都城地域家畜市場で行われた。
     今回の審査員は9月末に行われた北海道総合畜産共進会に引き続き北海道ホルスタイン農業協同組合の田井道広氏が担当し、秋晴れの中、合計165頭が出品され盛大に開催された。
     グランドチャンピオン・シニアチャンピオンは大分県・重見宝弘さん出品の「トレジヤーランド ダンデイー アトウツド タリー」、リザーブグランドチャンピオン・インターミディエイトチャンピオンは熊本県・松島太一さん出品の「キー スパークリング テラモツチ」が栄誉に輝いた。
     また、ジュニアチャンピオンには熊本県・大王隆幸さん出品の「DFD カレン ヒツポ」、リザーブジュニアチャンピオンには熊本県・松島太一さん出品の「キー シド マリリン ET」、リザーブインターミディエイトチャンピオンには熊本県・㈱有田牧場出品の「ウエダフアーム クラツシユ トニー ビユーテイー」、リザーブシニアチャンピオンには鹿児島県・(農)木原牧場出品の「キハラ アツトウツド アストロ」がそれぞれ選ばれた。
     写真はデーリィマン社より提供。

    グランドチャンピオン・シニアチャンピオン
    「トレジヤーランド ダンデイー アトウツド タリー」(父:アツトウツド)
    大分県 重見宝弘さん

    リザーブグランドチャンピオン・インターミディエイトチャンピオン
    「キー スパークリング テラモツチ」(父:スパークリング)
    熊本県 松島太一さん

    ジュニアチャンピオン
    「DFD カレン ヒツポ」(父:カレン)
    熊本県 大王隆幸さん

    来年全共が行われる都城地域家畜市場での審査風景

    2019東日本デイリーショー
    グランドチャンピオン・山形県 置賜農業高校

     16回目を迎えた2019東日本デイリーショーは10月25日、岩手県雫石町の全農岩手県本部中央家畜市場で、ホルスタイン種133頭とジャージー種15頭の計148頭が出品され開催された。審査員は北海道清水町・酪農家の松原秀雄氏が担当し、ホル種は未経産5部、経産は国内種雄牛娘牛2部を含む8部。ジャージー種は未経産、経産共に2部であった。
     グランド・シニアチャンピオン・乳器最高位賞には山形県・置賜農業高校出品の「TLM カリスマ ブラツク レキシコン」が栄誉に輝いた。また、リザーブグランド・インターミディエイトチャンピオンは福島県・足利秀忠さん出品の「バンダイデール ソロモン エランド」が選ばれた。ジュニアチャンピオンには北海道・佐藤孝一さん出品の「エルムレーン ソロモン サンライズ」、リザーブジュニアチャンピオンには北海道・㈱瀬能牧場出品の「SF モントレー S ブレンダ」、リザーブインターミディエイトチャンピオンには山形県・太田智彦さん出品の「プラムオーチヤード スパーク ロビン」、リザーブシニアチャンピオンには宮城県・㈲半澤牧場出品の「エリートジエン シド ミツシー ET」が選ばれた。
     ジャージーの部ではシニアチャンピオンには秋田県・土田牧場出品の「サンバレー ビクトリー ソフイア ローレン」、ジュニアチャンピオンには岩手県・盛岡農業高校出品の「モリノウ セロ トーレ」が選ばれた。

    高校大活躍

     今回は高校の活躍が顕著で山形県の置賜農高がグランドチャンピオン、岩手県の盛岡農高がジャージー部門のジュニアチャンピオンを獲得した。
     また、ベストショウマン賞には岩手県の清水利月さんが輝いた。
     写真はデーリィマン社より提供。

    グランドチャンピオン・シニアチャンピオン
    「TLM カリスマ ブラツク レキシコン」(父:レキシコン)
    山形県 置賜農業高校

    リザーブグランドチャンピオン・インターミディエイトチャンピオン
    「バンダイデール ソロモン エランド」(父:ソロモン)
    福島県 足利秀忠さん

    ジャージーシニアチャンピオン
    「サンバレー ビクトリー ソフイア ローレン」(父:ビクトリー)
    秋田県 土田牧場

第15回全共実行委員会 第二回全共通信
全共対策室長 池田泰男

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     第2回は後継者育成プログラムです。
     このプログラムでは、高校生が全国大会に参加して、酪農や乳牛に関する知識を深め、興味深い経験と楽しい思い出作りの場になるような内容を準備しています。
     前回の北海道大会では多くの高校生が参加され大変好評でした。現段階での開催計画をお知らせします。
     開催日は、2020年10月29日(木)です。参加者の対象は、全共出品高校の生徒並びに全国の農業関係の高校生とします。各プログラムの内容は次のとおりです。
    ①記念公演会(9時30分~10時)
     口蹄疫を含む家畜伝染病の予防対策等について公演を通じて理解を深めます。
    ②ジャジングスクール・リードマンスクール(10時~12時)
     乳牛の体型の良否とその評価方法並びに共進会での正しい牛の引き方について、実際に牛を使いながら解説します。
    ③交歓パーティー(12時20分~13時30分)
     全共参加の高校生相互の親睦を深め、意見交換を通じて交流を図ります。
    ④リードマンコンテスト(15時~16時)
     高校の学年毎に牛の引き方のコンテストを行います。なお、使用する牛は全共出品牛の中から参加者に準備してもらいます。
     各プログラムの詳細が決定次第、各都道府県の日本ホル協支部・承認団体を通じて募集を行います。多くの高校生が参加されますよう、学校関係の皆様のご理解とご協力をお願いします。

     最後に、11月2日に都城地域家畜市場で開催された第7回九州連合ホルスタイン共進会(全共プレ大会)には、九州地区以外からも多くの見学者が来られ、誠に有難うございました。繋留所をはじめ色々と不備な点が見つかりましたが、来年の全共本番に向けて、改善に努めたいと思います。

全共を写真で振り返る7

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