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機関誌

機関誌内容一覧

2019年12月20日号

都府県血統登録4・1%増 自動登録の普及効果現る
-日本ホル協理事会-

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     (一社)日本ホルスタイン登録協会(前田勉会長)の第297回理事会が11月22日、東京都中野区の日本ホルスタイン会館で開催された。令和元年度中間事業概況・同中間決算報告や地区別登録委員研修会、第15回全共の行事日程・出品割当頭数が報告された。協議事項として来年度の任期満了に伴う役員改選社員選挙、会費の改定、第16全共の会場候補地等が協議され、原案どおり了承された。
     冒頭、前田会長から今年の自然災害に触れ、相次ぐ台風や豪雨の被害に対して、酪農4団体(全酪連、全酪協、酪政連、日本ホル協)から成る「災害対策酪農団体協議会」で義援金を贈ったことの報告があった。

    自動登録が牽引

     事業報告では、令和元年度中間事業について、主な申込状況は、血統登録が13万4768頭(対前年同期比106.3%)、都府県でも2万6262頭(同104.1%)と消費税増税に伴う駆け込みの影響もあり増加を示した。また、都府県では会費納入は前年同期比100.5%と/微増したが、移動証明は93.8%と減少した。なお、普及を進めている自動登録は108.2%と大幅な伸びを示した。

    全共等報告事項

     そして、10月からの消費税10%に伴う登録規程の改正、第15全共では行事日程表と都道府県出品割当頭数、社員補欠選挙で4名が当選したことや、夏の登録委員研修会・登録事務担当者会議の概要、新たな補助事業「搾乳ロボット適合性調査事業」の概要、4年毎に開催されている世界ホルスタインフリージアン連盟の総会が来年3月にスイスで行われ、その日程等について報告があった。
     協議事項では、来年の任期満了に伴う役員改選の地域別定数は従前通り、34年振りの会費の改定、第16全共会場候補地の要請等が協議され原案どおり了承された。

    第297回理事会(11月22日、日ホ協会議室にて)

初登場「ヒーリクス」1位 ゲノミック選抜で改良スピード増す
2019―12月海外種雄牛評価値

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     (独)家畜改良センターから12月3日に海外種雄牛2019―12月評価が公表された。
     今回の公表では上位40位中9頭、約20%が新規牛で若手の台頭が目立った公表となった。

    1位 ヒーリクス

     数多くの新規牛がランクインした今回の1位は新規の「ヒーリクス」が獲得した。産乳成分に秀でた本牛はランキング常連牛で今回33位の「シルバー」の息子牛。父牛がヤングブルとして供用されていた時の産子で年齢差は2歳、祖父牛「モーグル」とは5歳とSNP情報がもたらしたゲノミック選抜の改良スピードの速さを体現している種雄牛だ。

    2位 パイルドライバー

     2位は前回1位の「パイルドライバー」。本牛は「トロイ」の息子牛で産乳成分と耐久性成分の両成分に改良が期待できるバランスのとれた種雄牛である。

    3位 トツプシヨツト

     3位には新規の「アルタトツプシヨツト」がランクイン。産乳成分や疾病繁殖成分、体細胞スコアに期待がもてる。
     4位は前回2位の「ダンテ」。1年前に初登場1位を獲得した本牛はその後の公表でも1位、2位と安定した成績を残している。本牛の特徴には産乳成分と決定得点の良さが挙げられる。
     新規牛は先に紹介した2頭以外には11位バーリー、19位スモー、26位デツカー、28位アウトサイダーズ、30位チヤシー、35位ケイン、36位トメクであった。

    モーグルとブツケムの影響力大

     トップ40の中で、父牛別ではモーグル4頭、ブツケムが3頭であった。父方祖父牛としてもモーグル6頭、ブツケムが5頭と影響力が大きい。

第15回全共実行委員会 第三回全共通信
全共対策室長 池田泰男

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     第3回は何をお伝えすれば良いのか、多くは協議・検討している内容ばかりで、決定事項としてお伝えできる内容がありません。12月6日博多で九州ホルスタイン改良協議会役員・事務局合同会議が開催され、11月開催された九州連合ホル共進会(プレ全共)を踏まえ、全共に対する要望・改善点をお聞きする機会がありました。その内容も含め、より良い全共開催に向け、準備を進めています。
     今回は、共進会には直接関係ありませんが、共進会場周辺の入浴場事情や宮崎県のご当地グルメを紹介します。
     長期滞在で癒しの一つが入浴。会場近くには温泉も含め入浴場が点在しています。「貴宝の癒」「合歓木温泉沖水店」「和楽笑の湯」「都城温泉」「スーパー温泉元気湯」すべて車15分以内で行けます。コインランドリーも点在するので、不便は無いと思います。
     宮崎県のご当地グルメと言えば、チキン南蛮(甘酢とタルタルで食べる鶏料理)、冷や汁(冷たいご当地汁)、地鶏の炭火焼(炭火で香りよく焼いた鶏肉)などは全国でも知れ渡っています。一方、麺料理では九州エリアですので豚骨ラーメンもありますが、意外とうどんも美味しく、人気有名店があります。また、地元では普通ですが、少し違うのが「おでん」の具。豆もやし、ブロッコリー、ほうれん草、春菊などの野菜が入っています。どれも地元で食べると一段と美味しさが増すので、是非ご賞味ください。
     次回は、もう少し全共に関する情報をお伝えできればと思います。

全共を写真で振り返る8

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検定成績優秀牛 -都府県令和元年11月証明分F偏差値-

今後の行事 -日本ホル協-

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    ◇令和元年度社員会議並びに冬期登録事務担当者会議
    [東日本地区]
    1月30日(木)事務担当者会議、31日(金)社員会議、東京都中野区、中野サンプラザ
    [西日本地区]
    1月23日(木)事務担当者会議、24日(金)社員会議、福岡市、福岡朝日ビル
    ◇第298回理事会
    3月19日(木)、日ホ協会議室
    ◇2020世界ホルスタインフリージアン会議
    3月23日(月)〜28日(土)、スイス、モントルー

第15回全共 九州・沖縄ブロック大会まで

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ホルスタイン手帳発売中

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