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2020年04月20日号

血統登録21万8千頭見込む 前年度計画より6.5%増
-令和2年度事業計画承認-

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     新型コロナウイルス感染症の拡大により、日本ホル協の第298回理事会は3月19日、書面決議に切り替えて開催し、令和2年度事業計画骨子案、同収支予算案、会費徴収規程改正、第15回全共等の9つの協議事項について、役員全員の書面表決によってすべて承認された。 令和2年度事業計画では、前年度に引き続き自動登録の推進と血統登録の精度向上に努めることとし、血統登録頭数は全国21万7950頭で前年度計画対比106.5%を見込むが、移動証明4590件、審査・検定成績証明はそれぞれ2万4770頭、6万9570件で前年度計画を若干下回る予想。このほか、第15回全共九州・沖縄ブロック大会の開催、補助事業では後代検定体型調査や搾乳ロボット適合性調査等を実施する。
     また、令和2年度の本局一般会計予算では、登録料や遺伝子型検査料は増収を見込むものの、補助事業等の減収と事業奨励推進費や備品購入費等の支出が増加し、当期収支差額では3800万円余の赤字が予測される等、厳しい予算計上になっている。

    会費徴収規程改正

     34年ぶりとなる会費の改定に関しては、前回理事会で承認を得ており、本年1月に東西2地区で開催した社員会議で出席社員からは特に反対意見はなく、本年4月1日付けで会費徴収規程を改正し、正会員並びに賛助会員(個人)会費を従来の2千円から3千円に引き上げることで承認された。
     また、登録関係では、登録取扱手続第44項に承認外国登録団体として「欧州ホルスタイン連合」を追加することと、「乳用種雄子牛及び交雑種子牛出生確認書発行要領」の一部改正について、原案どおり承認された。

    全共の審査時間割変更

     第15回全共関係では、①1日目午後のホル未経産クラスと2日目午前のホル経産2~3歳クラスの審査時間割を入れ替える、②高校特別枠や後代検定枠で出品牛を確保できないときは、割当てられた出品頭数の中で一般枠等に振り替える等によってできるだけ欠場牛が出ないよう配慮する、③出品牛の写真撮影及び牛体測定は、可能な限り事前に各都道府県で実施するよう依頼する(事前対応が不可能な場合は全共会場内での対応も検討)、④出品委員打合せや全共セミナー、ジャージー交流会等の日程変更及び追加等について原案どおり承認された。

    事務局規程一部改正

     日本ホル協(本局)は本年4月1日付けで、登録業務の分担をより明確にするため、事業部登録課の2つの係名を「個別登録係」と「自動登録係」に変更するとともに、証書課を証明課に、当課内の2つの係名を「審査検定係」と「遺伝子調査係」に変更した。このほか、国の働き方改革関連法に沿って職員就業規則の一部改正、登録事業収支が年々厳しくなる中で、経費節減対策の一環として旅費規程の改正(役職員等の日当・宿泊料の引下げ)を提案し、すべて原案どおり承認された。

1位・3位 槇芳行さん(福岡県) -生涯乳量都府県令和2年1~3月-

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     令和2年1月から3月に都府県で検定成績証明されたものの中から、別表には生涯乳量上位牛37頭を示した。今回は6頭が総乳量(M)10万㌔を突破した。

    1位・3位 槇芳行さん(福岡県)

     今回のトップは槇芳行さん(福岡県)所有の「ロツクウイローソルエアローン」の検定回数12回で検定日数4679日、M13万5471㌔、総乳脂量5351㌔、平均乳脂率3・9%、総乳蛋白質量4171㌔であった。今回の記録は、12産目を証明したことによるもので、福岡県内3位となる素晴らしい記録となった。また槇さんは3位の「ジヤツク」も所有しており、その成績は検定回数13回で検定日数4049日、M11万4119㌔であった。こちらは県内7位である。

    2位 眞嶋大輔さん(栃木県)

     2位は眞嶋大輔さん(栃木県)所有の「ジヨーダン」の検定回数9回で検定日数3630日、M12万1070㌔であった。今回の記録は全産次の検定成績証明を一括申請したことによるもので、栃木県内7位の記録となった。以下、4位平田実さん(福岡県)、5位妹尾優佳さん(岡山県)、6位石川和博さん(静岡県)所有牛が10万㌔達成牛として証明された。
     また、3位槇芳行さん(福岡県)91EX―3Eを始め13頭がEXを獲得しており、体型においても優れた成績を残している。

検定成績優秀牛 -都府県令和02年03月証明分F偏差値-

第15回全共対策室 第7回全共通信
全共対策室長 池田泰男

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     新年度を迎えた第7回は、世の中が少し暗い情報ばかりが目に付くので少し目先を変え、全共開催地、都城の観光情報を紹介します。()内は全共会場からの所要時間です。
    ①関之尾滝:幅40m、高さ18mの大滝。木々の間から流れ落ちる男滝と女滝があり、「日本の滝百選」にも選ばれています(車20分)。
    ②関之尾甌穴群:関之尾滝の上流、約600mに渡って千数百の甌穴(おうけつ)があります。世界一の規模を誇り、天然記念物に指定されています(車25分)。
    ③東霧島神社:六観音御池畔。神社の境内から本殿に続く石の階段は、鬼が一夜にして造ったと伝えられ、別名「振り向かずの坂」と呼ばれ、願いを唱えながら後ろを振り向かずに登り切ると、その願いが叶うと言われています(車20分)。
    ④霧島ファクトリーガーデン:芋焼酎「黒霧島」で有名な霧島酒造が一般に開放している施設。工場見学・食事・買い物が楽しめます(車15分)。
    ⑤かかしの里ゆぽっぽ:26種類の浴槽で構成されている温泉施設。パン作りやそば打ち体験等もできます。(車15分)
    ⑥都城島津邸:南北朝時代に島津氏の分家として都城島津家が誕生。ゆうに650年の歩みを邸宅と多くの史料で紹介(車20分)。
    ⑦えびの高原:標高1200m、原生林と火口湖群に囲まれた九州最高地の温泉郷(車60分)。
    ⑧観音池公園:池を中心に、ボート・パターゴルフ・キャンプ場・バンガロー・観覧車等があり、全共出品関係者の女性宿泊場として予定しています(車15分)。
     わずかな紹介でしたが、魅力ある都城に、是非お越しください。
     最後に、4月1日から実行委員のメンバーに椛田委員(ふくおか県酪農)、伊藤委員(長崎県酪連)、大村委員(熊本県酪連)、臼井委員(大分県酪農)、大重委員(鹿児島県酪農)の5名が加わり、14名体制。開催までこのメンバーで準備を進めます。

人事異動 -日本ホル協-

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    (4月1日付、事業部)
    ◇門間裕子 登録課長兼自動登録係長(証書課長)
    ◇光井淳之 証明課長兼遺伝子調査係長(登録課長)
    ◇岡太郎 調査課長兼調査係長、普及係長(調査課長代理)
    ◇安田純子 登録課長代理兼個別登録係長(登録課書類係長)
    ◇椛沢洋二 証明課長代理兼審査検定係長(審査課長代理)
    ◇塩野雅一 審査課審査係長、審査委員(登録課検定係長)
    ◇西村多恵子 登録課個別登録係主任(証書課証書係主任)
    ◇稲沢かがり 調査課普及係主任(調査課調査係)
    ◇鎌塚倫成 証明課審査検定係兼登録課自動登録係(証書課証書係)
    ◇梶田麻由 調査課調査係(登録課書類係)
    (4月1日付、総務部)
    ◇立間小百合 総務課長代理兼経理課長代理(総務課長代理)
    ◇児玉裕志 経理課経理係長(経理課経理係主任)

全共を写真で振り返る12

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第15回全共 九州・沖縄ブロック大会まで

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