平成19年9月20日
平成19年9月20日 「自動登録加入を!」 ~24府県991農家で実施~ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
都府県では8~9月、新たに岩手、山形、広島、宮崎の4県が自動登録をスタートした。これでジャージーを含めた自動登録参加農家は24府県で991戸、4月以降の自動登録件数は3000頭に及ぶ。今回は、自動登録実施県の中から5県の窓口団体担当者にその現況を報告してもらった。自動登録によって、農家側は申込みの手間や料金面の改善、登録委員や団体は事務量が軽減された。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今や登録の7割占める~大山乳業農協・今吉正登 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
鳥取県ホルスタイン協会では平成18年5月から自動登録を開始しました。 本県の育成牛比率36・5%(19年4月)は全国的に見ても高く、その登録率は95%程度です。これは、大山乳業農業協同組合が11年から血統登録を条件とし、自家育成奨励を行った成果です。18年度の登録頭数(別表)は前年比で12%増加し、移動頭数は50%減少しました。自動登録による頭数は登録全体の67%にあたる1290頭でした。 自動登録のメリットは①登録料金が安くなる(500円程度)、②母牛の移動証明手続きが不要(3000円程度)、③1頭毎の登録申込書や人工授精証明書の提出が不要、④血統書の発行期間が短縮される、などです。 自動登録によって年間135万円程度の削減ができました。これを生産者(会員)一人当たりにすると約6500円削減されたことになります。 削減の内訳は、登録料が1290頭×500円=64万5000円、移動証明は通常、年間約400頭あると想定すると、そこから165頭を引いた235頭×3000円=70万5000円になります。 登録団体としては、移動証明の減少は収入減になりますが、本県のように登録頭数が増加すれば問題はありません。また、通常の登録手続きと比較すると、授精証明書や血統登録申込書などの整理や記入作業がなくなり、生産者や登録委員の事務量は激減するので、その労賃を計算すればもっと大きな金額が削減できると考えられます。 登録頭数が増加した理由は、自動登録を機に登録を開始した会員や、登録漏れが解消されたことと思われます。 自動登録の参加戸数は150戸で牛群検定農家の95%が加入しています。参加条件は、個体識別事業参加農家(全戸)で牛群検定事業参加農家(156戸)です。 既存の事業(牛群検定事業・個体識別事業)を利用しているので、新たに必要な労力や経費はかかりません。本県は牛群検定実施率も高く、その繁殖情報を使って自動登録に取り組みました。今後、牛群検定情報を使って取り組まれる場合は次の点に注意が必要です。 ①牛群検定での授精報告が正確でなければならない(略号報告・入力の確認)、②牛群検定未経産牛の加入、授精報告が必要(全頭加入)、③個体識別事業の出生・異動報告が迅速かつ正確でなければならない。 特に①と②は牛群検定立会者(検定員)の協力がないと出来ませんし、その報告によって登録書が発行されることを十分に理解してもらう必要があります。また、自動登録開始のタイミングは③の出生報告(品種:ホルスタイン、性別:雌牛の場合)からスタートするので、迅速な報告が求められます。 このように、本県では登録情報や牛群検定情報を組み合わせて使うことで、より一層の加入促進を行い、中長期的な遺伝的改良の礎とするべく邁進しています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
鳥取県における最近4年間の登録取扱頭数(頭)
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さらに登録の伸び期待~愛知県酪農協・小瀬垣悦政 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
愛知県における自動登録は、本組合渥美支所で「家畜個体識別システム研究開発事業」に取り組んだところから始まりました。 その後、16年度からは豊橋支所でも自動登録を実施し、17~18年度は血統登録の総件数に占める自動登録の割合は60%を超え、血統登録件数はそれぞれ前年比107%、117%と大幅に増加しました。 両支所とも支所事業として授精を行っており、職員や組合員の理解と努力で授精データを確実に整備報告できる体制を作りましたが、今後自動登録を拡大していくためには正確な授精データを整備報告できる体制をさらに広げていく必要があります。そのためにも牛群検定データとのリンクの確立が早急に望まれるところです。 私も以前は農家に出向いて斑紋を採っていましたが、その頃を思えば現在は登録申込みが簡素化され登録しやすい状況になりました。自動登録を活用すれば、さらに登録件数は伸びていくと思われます。 しかし、根本的には血統登録の意義や重要性が酪農家にどの程度認識されているのかが問題であり、昨今の厳しい酪農情勢の中にあっては経費削減の名のもとに血統登録を控える酪農家がいるのも現実です。 こういった情勢の中でこそ、血統登録と牛群検定を有効に活用し、より効率的な酪農経営を実践していくことが必要になります。そのためには登録などの有用性を実感できる地道な活動を続けていくことが大切ではないでしょうか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
登録漏れ改善料金割安も好評~茨城県酪連・片岡朱美 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
茨城県では、昨年10月のホルスタイン出生分から、全県下で94戸の酪農家が自動登録制度に加入しました。自動登録への加入は、登録委員の多忙による登録件数の減少防止と酪農家への登録料金の負担軽減を図ることが最大の理由でした。 自動登録への加入にあたって、入力されたデータだけでは入力ミスなどによって誤った登録証明書が発行されるのではという不安感もあったため、牛群検定や家畜個体識別データを活用して、事前に作成された登録牛確認リストによって正確性を保っていくということでスタートに踏み切りました。 開始当初は、長年記入してきた登録申込書が要らなくなったことで違和感を覚えるという意見も聞かれました。しかし、現在ではほぼ定着し、登録証明書がより早く発行されることや割安料金、移動証明の不要、登録漏れの防止など、加入農家から好評をいただいており、事務局としても個体ごとの申込書作成や確認が要らなくなったことで事務の負担はかなり軽減されました。 しかしながら、牛群検定農家がこの制度に全戸移行したわけではありません。全頭登録に難色を示す農家や牛群検定・出生報告の遅滞などを心配して、自動登録への加入を保留している農家もまだあります。 今後とも地域の組合担当者と連携をとりながら、自動登録の一層の推進を図っていき、乳牛改良に欠かせない登録の増加につなげていきたいと思います。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
組合の授精記録利用でスタート~鹿児島県酪農協・栗野幸一郎 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
鹿児島県の酪農家は改良意欲が高く、これまでも登録率では全国の上位を維持してきましたが、現下の厳しい酪農情勢や登録委員の負担軽減などを考えて、昨年4月から自動登録をスタートしました。 幸い、本県では組合で授精業務をもっているところが多くあり、その中で「乳用牛生産等動向緊急調査事業」によって過去1年間の授精データを管理していた組合から、先ず自動登録に加入してもらいました。現在、県下で332戸の会員のうち134戸(40%)が自動登録を実施しており、今のところ順調に進んできました。 自動登録のメリットである登録申込書の不要、移動手続きの不要、登録証明書の早期発行、登録料金が安くなることもあって、酪農家も高い関心を示しています。今後は自家授精の農家についてもインターネットを利用して行える授精データの入力や牛群検定繁殖データなどを活用して加入推進を行う予定です。 自動登録を実施する際には、加入前に出生報告や異動報告の徹底と、出生報告を提出後、1週間以内での届け出が必要な事項、自動登録の対象にならないもの(ET生産子牛等)など留意すべき点を十分に説明しておくことが大切です。 また、未加入農家に対しては引き続き従来登録の推進も忘れないよう、登録頭数の普及拡大に努めたいと考えます。 今後とも家畜個体識別センターと家畜改良事業団、登録協会の指導・協力をいただきながら、血統の信ぴょう性を保ちつつ、さらに簡素化できる方法があれば、加入農家は広がり、登録頭数も増加し、鹿児島県ひいては国内の乳牛改良に貢献できると信じています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「申込いらん、安くて早い」~兵庫県酪連・荒木歩 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
乳牛の登録システムが、従来のホ種・種系の二本立て制度から一本化を経て、現在の自動登録制度が構築されたことは、酪農家や登録委員にとってとても大きなメリットがあります。 自動登録の推進が始まった平成16年当時は、繁殖情報と雌牛の出生情報をいかに正確に結びつけるかで苦慮されていましたが、本県では、16年6月からS酪農協管内の約40%にあたる32戸が自動登録に取り組み始めて、3年間で510頭の血統登録証明書が発行されました。 これは、家畜改良事業団の乳用牛生産動向調査事業によって従来から逐次人工授精報告をしていたので、とてもスムーズに始めることができました。しかし、他の地域ではなかなか自動登録の普及PRが進まなかったのですが、先般から牛群検定による繁殖データの利用やインターネット利用による直接入力が可能となったことから、今年度当初からはT酪農協管内の15戸と1つの試験研究機関でスタートしました。 その中には牛群検定未実施農家で、パソコンでネットを利用して自ら授精報告している会員もあります。普及にあたっては、最初からあまり難しい説明をするよりも自動登録の多くのメリットを伝えて理解してもらうように、これからも継続して推進に努めたいと考えています。 酪農家と関係者が乳牛登録の意義とメリットを再度認識して「申込みいらん、安くて早い」自動登録制度が、今後さらに拡大発展することを願っています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成19年9月20日 「登録と審査研鑽」 ~5地区で登録委員研修会~ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本ホル協は7~8月、都府県の5地区で登録委員研修会を開催し、計263名が出席した。 この研修会は、日頃酪農現場の第一線で活躍している登録委員を対象として登録の現況や最近の改良事情、事務連絡、審査研修などを行っている。 今年度は岩手県(東北)、富山県(中部北陸)、兵庫県(近畿)、岡山県(中四国)、長崎県(九州)の5か所で開催したが、特に東北地区では会場になったつなぎ温泉と小岩井農場には東北6県から76名が参加して賑わいを見せた。 また、審査研修では富山県立中央農業高校や兵庫県立播磨農業高校、中国四国酪農大学校などに絶大な協力をいただいており、研修には一部生徒たちも参加した。 1日目の事務研修では①18年度表彰登録委員、支部・承認団体、審査・検定成績表彰牛(群)の紹介、②登録の現状と必要性、③自動登録の現状と普及推進、④登録申込書の記入整備、⑤審査標準の改正、⑥第13回全共、⑦近親交配の現状と回避、⑧ホル協および家畜改良DBホームページの活用、などの伝達講習を行った。 特に、昨年度の血統登録頭数の減少と、4月以降も登録申込みは低調であり、このまま推移すれば、ホルスタインの遺伝的改良にも影響を与えることが心配されるため、引き続き、登録の推進と今後の方向である自動登録の実施について協力をお願いした。 2日目は、今年4月に改正した新しい審査標準について、教材牛を用いて審査研修を行った。真夏の暑い中ではあったが、出席者は牛の見方や審査得点づけなど、熱心に研修を行った。 |
平成19年9月20日 「審査頭数8年ぶり減少」 ~19年度前期都府県牛群審査実施状況~ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
19年度前期の都府県における牛群審査と後代検定に係る体型調査が42都府県で実施され、審査頭数は3899頭で前年同期を687頭下回り、8年ぶりの減少となった。一方、体型調査は1135戸で7408頭を実施し、前年同期を88戸、564頭上回った。審査得点90点以上(EX)の雌牛頭数は53頭で、最高得点牛は栃木県・中山真介さん所有牛が都府県歴代7頭目の94点を獲得した。また、佐賀県では県内初EXが誕生した。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
後検体型調査は順調~EXは前年並み53頭 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成19年度前期は42都府県で牛群審査と後代検定体型調査(酪農生産基盤改善支援対策事業による)を実施した。 牛群審査は376戸で3550頭、牛群奨励審査が103戸で336頭、個体審査は雌7頭、雄6頭で、審査合計頭数は3899頭となり、前年同期を687頭下回り、8年ぶりに減少した。(注:雌牛の個体審査は登録経産牛3頭以下などの特例的な場合のみ) 一方、体型調査は延べ1135戸の牛群検定農家を巡回し、初産検定中の後代検定材料娘牛1978頭と同期牛5430頭の合計7408頭の体型データを収集した。前年同期に比べて88戸564頭増加、今年度計画に対する達成率は61%でかなり高い。 表1には、都府県別に牛群審査・体型調査実施状況をとりまとめた。 審査頭数では、岩手県と群馬県がともに417頭でトップ。次いで栃木県、熊本県、愛知県、茨城県が200頭台、以下、千葉県、福島県、宮城県の順。前年対比で増頭が顕著だったのは熊本県と愛知県であるが、ほとんどの県が前年同期頭数を下回った。体型調査では、熊本県が645頭で最も多く、次いで岩手県、群馬県、栃木県、鹿児島県、福岡県などの順。 なお、審査・調査の合計頭数では、岩手県が1022頭で他県を圧倒し、次いで熊本県、群馬県、栃木県、愛知県の順。都府県の審査・調査雌牛の合計1万1307頭の平均審査得点は80・36点で前年に比べて0・41点下がった。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
栃木で今期最高94点 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前期都府県で審査得点90点以上(エクセレント=EX)に評価された雌牛は前年と同じ53頭で、県別では栃木県7頭、群馬県6頭、福島県5頭、岩手、神奈川、静岡、岡山、熊本の各県が4頭など。なお、今期で都府県のEX牛実頭数が通算1000頭を突破した。 今回の最高得点牛は、栃木県・中山真介さん所有のエスペランサレブロンレイジーファーストダーハムET(父ダーハム)で6歳9月齢、5産で94点を獲得した。本牛は本年5月の北海道ブラックアンドホワイトショウでグランドチャンピオンに輝いている。国内の最高得点は95点(北海道5頭、都府県1頭)だが、それに続く94点は都府県で7頭目となった。 また、今回は12農家と高校1校で初のEXが誕生した。中でも佐賀県・中川豪樹さん所有牛オールドリバーダーハムデリアは佐賀県で初のEXに、千葉県立安房拓心高校のアワノードラマチックデニスが都府県で4校目のEX獲得となった。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
EXは3産9千㌔以上 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ホルスタイン雌牛の審査で初めて90点以上に評価する場合は次のすべての条件を満たすことが必要である。 ①3産以上で正常分娩していること、②305日検定の実乳量が9000㌔以上、③泌乳中であること、④けいれん肢がないこと。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
表1平成19年度前期牛群審査・体型調査実施状況(都府県)
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表2平成19年度前期都府県における90点以上の雌牛
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平成19年9月20日 「審査を受けよう!」 ~後期都府県審査日程~ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今年度後期(10月~来年2月)の都府県における審査日程は次のとおりです。 生涯生産性を高める上で乳器や肢蹄の改良は極めて重要であり、それには牛群審査の定期的な実施は必要不可欠です。後代検定体型調査も合わせて実施しますので、ご協力をお願いします。 青森県11月19~21日 岩手県10月22~11月9日、19~22日 宮城県10月29~11月2日 秋田県10月9~12日 山形県11月19~21日 福島県10月23~31日 茨城県2月11~21日 栃木県11月27~12月2日、5~17日 群馬県11月26~12月21日 埼玉県10月2~3日 千葉県10月16~26、30日~11月1日 東京都2月11~12日 神奈川県11月27~30日 新潟県11月26~30日 富山県10月4日 石川県10月2~3日 福井県10月1日 山梨県10月15~17日 長野県2月11~22日 岐阜県10月9~12日 静岡県11月26~30日 愛知県10月22~11月2日 三重県10月5日 滋賀県10月3~4日 京都府10月1~2日 大阪府1月24日 兵庫県1月28~ 2月6日 奈良県1月25日 鳥取県10月1~12日 島根県10月2~4日 岡山県11月26~12月5日 広島県1月28~2月1日 山口県12月5~7日 徳島県11月19~21日 香川県10月12日 愛媛県10月15~19日 高知県10月10~11日 福岡県1月21~2月1日 佐賀県1月28~29日 長崎県1月30~2月1日 熊本県12月5~21日、2月13~20日 大分県11月19~21日 宮崎県12月11~21日 鹿児島県12月11~21日 沖縄県12月6~7日 (注)審査日程が変更になることがありますので、各都府県の本会支部・承認団体にお問い合わせ下さい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成19年9月20日 「『移動未了』4割」 ~登録事故に気をつけよう~ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
会員の皆様には厳しい酪農情勢の中、乳牛改良の原点である登録事業にご協力をいただきありがとうございます。 日本ホル協では、登録書が1日でも早く皆様のお手元に届くよう早期発行に努力しています。しかしながら、中には申込書類の事故のために登録書の発行が遅れてしまう場合があります。 別図には平成18年度の登録申込関係の事故割合を示しました。事故の1位は導入牛の移動未了(40%)が他を圧倒し、次に父母牛の相違(15・3%)、家畜個体識別センターへの出生報告の遅延(12・7%)、授精年月日と生年月日での不合理(5・5%)などで、上位の4つだけで事故照会全体の70%以上を占めています。 したがって、登録申込みに際しては母牛所有者の確認、繁殖台帳との照合、出生報告の生年月日に係る授精年月日の確認を徹底していただくようお願いいたします。 また、申込書に添付する授精証明書は、条件付きで省略することができますが、その際には次の条件と留意事項を確認願います。授精証明書を省略する場合の条件は、①獣医師または家畜人工授精師が登録委員と同一人または同一の団体に所属している場合、②自家授精の場合、の2通りです。 授精証明書を省略する際には、特に登録の信憑性を確保するため、次の点を確認して下さい。①申込書の父母牛記入欄には、父母牛の登録番号だけでなく必ず名号も記入する、②授精関係の記入欄には、授精した雌牛の生年月日を必ず記入する、③交配した種雄牛の略符号を極力記入し、凍結精液ラベルも可能な限り添付する。(登録部) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成19年9月20日 「新規12頭活躍に期待」 ~2007-8月乳用種雄牛評価成績~ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
先般発表された2007年8月の乳用種雄牛評価成績ではキャローゼルアスタイタニックETが03年8月のデビュー以来、今回でNTPトップ回数が合計12回という快挙を遂げた。新規選抜種雄牛では2位に家畜改良センター生産のユースをはじめトップ40に12頭が登場した。また、雌牛評価ではヘンカシーンヒラリーホワイトメイソン ETが05年2月から11回連続トップを保った。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タイタニックはトップ12回の快挙 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
家畜改良センターの「2007年8月評価の概要」によれば、2001年に生まれた種雄牛の乳量の遺伝的改良量(平均値)は、日本が+1082㌔でフランスの+1021㌔、アメリカの+1001㌔を上回り、引き続き世界トップレベルを維持している。 また、世界の上位100位以内に日本の種雄牛はNTPで24頭、乳量46頭、乳脂量31頭、乳蛋白質量52頭、体型では肢蹄15頭、乳器7頭、決定得点で11頭が入っている。 別表には今回評価成績が公表された精液供給可能な国内種雄牛66頭のうち、NTPトップ40の種雄牛を示している。 今回もタイタニックがNTPトップを飾ったが、本牛は2003年8月にデビューし、翌04年2月評価から4回連続トップに、その後も05年8月から5回連続、さらに本年2月から3回連続トップになり、合計でトップ12回という偉業を遂げた。 2位は新規選抜のユースで、「NLBC」の冠名が示すとおり家畜改良センター生産の種雄牛。3位は前回選抜のBWアニーで乳代効果、乳量、乳脂量、SNF量で上位に入っている。4位はライトニング、5位は前回選抜のシャルネス、6位は前回2位のアルフォンゾが続く。 今回トップ40には新規選抜牛が12頭登場している。2位ユースのほか、7位シグナス、8位ゼノンは乳蛋白質量1位、11位アワードは乳脂量1位、16位シルフィールドはAI事業体3頭目の共有牛、17位はセルシー。23位ディーランは体貌と骨格、肢蹄、決定得点で1位、29位リヴエレストも乳用強健性1位。35位リーガルは乳量、乳代効果1位など、新規選抜牛の活躍が期待される。 海外種雄牛のNTP1位はオランダの種雄牛デルタキャンバス、2位ボルトン、3位マックスウェルが入っている。 一方、雌牛評価成績では北海道・五島牧場のヘンカシーンヒラリーホワイトメイソンETが11回連続1位を堅持している。また上位牛は前回とほぼ同じ順位。都府県では9位に兵庫県・小谷正子さん、11位に新潟県農業総合研究所畜産センターの所有牛が入っている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
表乳用種雄牛評価成績2007―8月(供給可能・国内種雄牛NTPトップ40)
注2)名号の後のCVはCVMキャリア、未表示はCVM検査済み正常。掲載牛はすべてBLAD検査済み正常。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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乳用雌牛評価成績2007-8月より抜粋(牛群検定参加牛のうちNTP上位15位)
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平成19年9月20日 「ドナー検定初検定済種雄牛誕生」 ~家畜改良センター~ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
家畜改良センターでは、平成13年度から、種雄牛の母の遺伝的能力をより正確に評価する「ドナー(供卵牛)検定」に取り組んできました。この度、2007‐8月評価において、このドナー検定を利用した種雄牛NLBCマーシャリーズユースET(JP5H52755)が初めて選抜されましたので、ドナー検定のシステムについて簡単に紹介します。 優秀な種雄牛を作出するためには、遺伝的能力の高い雄と雌を交配することが重要です。 遺伝的能力の表示には推定育種価(EBV)が用いられますが、100%の信頼度を持つものではありません。 検定済種雄牛は50頭程度の娘牛の検定成績を有しているため、泌乳成績の信頼度が概ね75%(50頭の場合)であるのに対して、雌牛では自らの限られた検定成績しか有しない場合もあり、種雄牛に比べて信頼度は低く(初産牛では50%程度)、これが種雄牛生産のネックになっています。 そこで、母牛側の遺伝的能力をより正確に評価するために、同センターでは、①国内外の優良受精卵の導入によって優良雌牛群を生産し、②これらの雌牛群を同一の環境下で育成した後、未経産時に採卵を行い、③当該育成牛(ドナー)について人工授精による妊娠・分娩を経て、泌乳能力検定と体型審査を実施します。この結果によってドナーを選抜すると同時に②で採取した受精卵から生産した雄牛選抜を行うという取組み(ドナー検定)を行っています。 受精卵で導入された雌牛群は、同一環境下で飼養するため、飼養環境の差を考慮する必要がなく、泌乳成績や体型審査成績の高いものが遺伝的能力でも優れていると判断できます。 ドナー群から生産される雄牛は世代間隔が短くて、より改良された種雄牛が生産できる可能性が高まります。 このようにドナー検定は、国際競争が激しさを増す種雄牛の遺伝的改良において優れた効果が期待できるので、今後も鋭意取り組むことが必要です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成19年9月20日 「種雄牛評価8月以降は年3回公表」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本年4月から日本ホル協が審査標準を改正したことに伴って、07年8月の種雄牛評価から体型形質の名称も「外貌」を「体貌と骨格」、「乳用牛の特質」を「乳用強健性」に変更し、「体積」の評価を中止した。 また本年8月以降、インターブルの国際評価公表回数が年3回に減り、公表月は1月、4月、8月になる。これを受けて、国内の遺伝評価公表日は本年11月27日、来年2月26日、8月5日となり、国際評価の公表日よりも早まることになる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
遺伝能力評価の公表スケジュール
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平成19年9月20日 「出品申込締切迫る!」 ~第7回全日本BWショウ11月12~13日静岡県~ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
全国ホルスタイン改良協議会(森田一文会長)は11月12~13日の2日間、静岡県の御殿場市馬術スポーツセンターで第7回全日本ブラックアンドホワイトショウを開催することで、現在、静岡県および御殿場市、静岡県ホルスタイン改良同志会などの協力を得て、諸準備を進めている。 ショウは未経産6部、経産6部(インターミディエイト3部とシニア3部)の計12部で出品頭数は概ね200頭。ブロック別に出品頭数を割り当てており、北海道10頭、東北10頭、関東55頭、中部北陸60頭、近畿20頭、中国20頭、四国7頭、九州18頭となっている。出品申込の締切りは10月10日(水)であり、あと20日間を残すばかりだ。 出品者は同協議会会員(都道府県の乳牛改良同志会など)傘下の酪農家で、出品牛はホルスタイン登録牛。第6部の出品牛は妊娠が確実なもの、ベストプロダクション参加牛は検定成績証明書を有することが条件。出品料は1頭につき1万円( 当日に出品申込する場合は1頭3万円)で、輸送や飼料など出品に係る経費は自弁とする。出品牛の防疫は同ショウ衛生対策要領に基づく検査と予防接種を実施し、その旨の検査済証明書を提出すること。 審査委員は家畜改良事業団の高橋茂さん、副審査委員は兵庫県の酪農家、池田貞喜さんが担当する。 ショウの日程は開催前日の11月11日午後3時までに搬入を済ませる。付帯行事として午後6時30分から交歓パーティを開催する。 12日は午前9時30分からの開会式に続いて午前中に第1~4部、午後は第5~9部の審査を行う。また、経産牛の各部に乳器賞、9~12部の1等賞以上の中からベストプロダクション賞を選賞する。 13日は午前9時30分から第10~12部の審査とグランドチャンピオン決定審査、褒賞・閉会式を行い、午後から会場の清掃と搬出を行う。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
第7回全日本ブラックアンドホワイトショウ開催日程
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第7回全日本ブラックアンドホワイトショウ出品区分
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平成19年9月20日 「真の価値は生涯成績で生涯乳量高記録牛」 ~都府県19年7-8月アカツキ牧場13万キロ~ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
亀田牧場、6頭目の10万キロ突破 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本年7~8月に都府県で検定成績証明された牛のうち、別表には生涯乳量の上位40頭を示した。 今回の生涯乳量トップはアカツキ牧場(愛知)所有のドーンデールオレゴントング(平4・11・19生、体型得点87点)で10回の検定で前回よりも記録を伸ばして総乳量(M)13万1661㌔、総乳脂量(F)4913㌔、平均乳脂率3・7%となり、生涯乳量で都府県歴代3位となった。 2位は佐々木経夫さん(群馬)のヤマブキファームベッスメーカーバリアントで昭和62年生まれ。検定日数4516日、M12万8843㌔、F4934㌔、3・8%を記録し、生涯乳量・乳脂量ともに都府県歴代5位、検定回数15回は都府県の生涯検定選奨牛ではトップタイの記録である。3位は武村東さん(岩手)のロングフィールドマキシムホワイトコメットでM10万2238㌔。 4位は亀田康好さん(埼玉)のシンボライズポーテージマライアで今回M10万1798㌔を記録し、同牧場で6頭目の生涯乳量10万㌔達成で都府県記録を更新中である。 5~7位は布田牧場(宮城)の所有牛。5位のロメオディビジョンエンデバーはM10万1271㌔を記録し、都府県の生涯乳量10万㌔達成牛は72頭、9万㌔以上は118頭になった。 ◇ 検定成績証明を受ければ4代血統について能力や体型、直近の遺伝評価値が掲載された証明書が交付される。また、高能力牛の表彰や生涯検定牛の選奨、日本ホル協ホームページでも成績が紹介される。 検定成績証明の申込方法は次の4種類。 ①個体ごとの申込み 検定開始前または検定中に申込む。検定開始前が1件4410円、検定終了後は5670円。 ②牛群一括申込み その年に検定終了または終了見込牛を一括申込む。申込料金は基本料1万500円+証明件数×件数料1050円。 ③自動継続申込み 検定終了牛の成績証明を毎年継続して希望する場合は「継続」を申し出る。料金は前記②と同じ ④生涯検定申込み 1頭の牛について過去の複数記録をまとめて検定成績証明することができる。割安料金で1枚の証明書に過去の成績がまとめて掲載される。 また、生涯検定選奨(金、銀、銅賞)は別表の総乳量、総乳脂量、総蛋白質量の基準によって自動的に選奨される。 あなたの牛群の中で貢献した牛を、長年にわたって安定した泌乳能力を発揮した乳牛の証として、是非とも検定成績証明を取って高記録牛や生涯乳量ランキングに挑戦してみてはいかがでしょうか。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生 涯 検 定 選 奨 基 準
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生涯検定乳量記録牛(平成19年7~8月都府県)
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平成19年9月20日 「茨城で12月ジャジング」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
全国ホルスタイン改良協議会は本年12月3~4日、茨城県でジャジングスクールを開催する。 このスクールは同協議会の会員である酪農家や技術員、学生などを対象として、「牛の見方」を通じてショウの審査技術を勉強し、あわせて酪農経営の健全な発展と牛飼い仲間たちの交流、後継者の育成を促進する目的で毎年度開催している。 19年度スクールの参加募集は次のとおり。 ◇開催期日平成19年12月3日(月)~4日(火)の2日間 ◇場所(集合)茨城県水戸市内原町の日本農業実践学園(電話029・259・2002)なお、JR利用者のために水戸駅南口バスターミナルに11時20分集合で、送迎車を運行 ◇日程1日目は12時30分までに受付。 13時から開講、審査標準の解説。14時10分から一般クラス(初回受講者)は視聴覚による牛の見方の研修。ジャジマン候補クラス(受講2回以上)は教材牛3組を用いて序列付けの研修を行う。 16時から「酪農講演会」。講師は日本装蹄師会研究部長の青木修氏。19時からホテルで懇親会を予定 2日目は一般・ジャジマン候補クラスともに9時から教材牛4組を用いて序列付けの研修。昼食後に閉会 ◇募集人数80名程度 ◇会費教材費等として1万円。ただし、学生の参加は無料 ◇宿泊水戸京成ホテル(電話029・226・3111)。1泊朝昼食付で9500円(税・サ込)。ほかに懇親会費6000円 ◇申込先〒164-0012東京都中野区本町4-38-13日本ホルスタイン登録協会内、全国ホルスタイン改良協議会(電話03・3383・2501、Fax03・3383・2503) ◇申込締切平成19年10月31日(水) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成19年9月20日 「大学で学んだ技術実践に生かしたい」 ~新人日本ホルスタイン登録協会登録部岡太郎~ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この春、北海道の帯広畜産大学修士課程を修了し、当会の職員になりました岡太郎です。非常に簡単な名前と背が高い(183㌢)ので容易に覚えていただけると思います。出身は新潟県長岡市です。 大学では乳牛を中心に畜産全般を学び、専攻は家畜育種学で、体型審査で得られる体型形質について遺伝的な分析を行ってきました。このような経緯で、当会にお世話になることになりました。趣味は釣りとアウトドアですが、勤務地が東京ということもあり、現在はご無沙汰中です。 現在の主な業務は血統登録証明書や移動証明の作成と、申込書類の事故照会です。朝から晩までコンピュータに向かう生活を送っていますが、先日は新人研修の一環として岡山県の山﨑会長宅で一週間の酪農実習をさせていただきました。行った時期が良かったのか悪かったのか朝晩の牛舎・搾乳作業に加えて日中はサイレージ用のデントコーンの収穫も体験しました。 このような研修では大抵は、体重は減るらしいのですが、可笑しなことに私は2㌔も太ってしまい、ご家族の皆さんに「神経が図太い」と笑われる始末です。でも作業後の、奥さんが作ってくれたご飯がおいしくて沢山食べてしまったのです。北海道時代には、授業やアルバイトで搾乳や牛舎作業を行ったことはありましたが、このような住み込みでの研修は初めてで本州の酪農を直に知る貴重な体験となりました。 将来は審査委員として、皆様の愛牛に接していきたいと思っています。それまでに、皆様に納得されるような知識や経験、目を養い、日々精進していきたいです。 また、大学で学んだ家畜育種 や統計的な技術を生かした審 査委員になりたいです。 まだまだ勉強中の身でありますが、お会いする際にはどうぞよろしくお願いします。 |