平成20年12月20日
平成20年12月20日 「10牛群、32頭を表彰」 ~19年度検定成績優秀牛・牛群~ |
日本ホル協ではこのほど、公表が遅れていた平成19年度都府県の検定成績優秀牛群と検定成績優秀牛を発表した。検定成績優秀牛群は郡山市観光交流振興公社(福島)ほか9牛群、検定成績優秀牛では石川和博さん(静岡)所有牛など5頭の都府県記録牛を含む、各年型別乳量・乳脂量トップ牛延べ32頭を選んだ。 検定成績優秀牛群の表彰は、牛群検定参加牛に占める検定成績証明割合を勘案した上で平均乳脂量(F)偏差値による次の10牛群。 郡山市観光交流振興公社(福島)F偏差値188.1、佐野茂樹さん(岩手)187.9、矢内孝久さん(群馬)174.9、丸山孝夫さん174.4、藤ノ木昇さん167.2、山之内浩一さん162.9(以上、新潟)、小林正春さん(長野)160.4、近野亮一さん(山形)159.5、高田茂さん(埼玉)158.1、荒木春次さん(熊本)157.2。 |
都府県記録5つ |
19年度都府県の検定成績優秀牛として、下表に示した延べ32頭を表彰する。この中で5頭の都府県記録牛(表中、名号前の*印)が誕生している。 2年型365日検定では、石川和博さん(静岡)所有のプーリーブリッジスカイチーフエレガンス5ET(父スカイチーフ)が乳量(M)1万7478㌔、乳脂量(F)781㌔、4.5%で、このクラスの乳量・乳脂量都府県記録を更新した。また、本牛は次産の乳期で3年半型乳脂量の日本記録を達成し、3産次の体型審査では90点を獲得している。 4年型365日検定では渡辺征央さん(静岡)所有のRCAアウトサイドASアニー(父アウトサイド)がM1万7882㌔、F867㌔、4.8%で乳脂量の都府県記録になったほか、305日と365日乳量・乳脂量の4部門でトップ成績を独占した。 このほか、都府県記録を更新した牛は、2年半型305日乳脂量で佐藤浩通さん(福島)所有のクリークファームルドルフツルマツ(父ルドルフ)と、成年型365日乳量で一ノ瀬正幸さん(福島)所有のジョハナジュラートゥーマー(父ジュラー)。なお、トゥーマー号は19年度都府県での最高乳量を記録したことになる。 |
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平成20年12月20日 「群馬県で関東BW盛大に」 ~中山牧場(栃木)エスペランサ号が最高位~ |
11月19日、群馬県勢多郡富士見村の群馬県畜産試験場で第8回関東ブラックアンドホワイトショウ(同実行委員会主催)が、関東1都6県と中部、近畿地区などから合計126頭が出品して盛大に行われた。 審査はカナダ・アルタジェネティクス社のロジャー・ターナー氏が担当した。 最高位決定審査では、シニア(経産9~11部)名誉賞の栃木県・中山真介さん出品牛、エスペランサレブロンレイジーファーストダーハムETが栄ある最高位賞に選ばれた。また、ジュニア(未経産1~5部)名誉賞は兵庫県・木田有さん出品のピックアーファームファミマエゴーが、インターミディエイト(経産6~8部)名誉賞には群馬県・LAPACEシンジケート出品のTMFリコライサーアレンクィーンETが選ばれた。 各部チャンピオンは次のとおり。 ◇第1部(生後8~11月齢)ドリームアローズウィンクリスET(愛知県・神田峰男さん) ◇第2部(12~14月)ジュニア名誉賞 ピックアーファームファミマエゴー(兵庫県・木田有さん) ◇第3部(15~17月)ジュニア準名誉賞 ヨシノフアームヒカリドルフイン(神奈川県・伊藤宏さん) ◇第4部(18~20月)ジャグロブリッジダンディーマリー(群馬県・斎藤将聡さん) ◇第5部(21~24月)レデイスマナーダンディーチェリー(神奈川県・小沼喜代治さん) ◇第6部(2歳ジュニア)アッシュクリークギンハボックチャンピオンジュリア(群馬県・砥上雅道さん) ◇第7部(2歳シニア)インターミディエイト名誉賞 TMFリコライサーアレンクィーンET(群馬県・LA・PACEシンジケート) ◇第8部(3歳ジュニア)インターミディエイト準名誉賞 カワダフアームエルーシブドラマチツクチヤーム(群馬県・川田忠さん) ◇第9部(3歳シニア)リージェントセレブレーションコラ(栃木県・和田泰さん) ◇第10部(4歳級)シニア準名誉賞 テルグラスドラマチツクリーベ(静岡県・岩崎藤和さん) ◇第11部(5歳以上)最高位賞及びシニア名誉賞 エスペランサレブロンレイジーファーストダーハムET(栃木県・中山真介さん) |
第8回関東B&Wショウには関東1都6県などから126頭が出品し、体型の栄を競った |
平成20年12月20日 「トップ40は順位変動少」 ~08-Ⅲ乳用種雄牛評価成績~ |
11月25日、家畜改良センターから2008年Ⅲ乳用種雄牛評価成績が公表された。 精液供給可能種雄牛のうち、総合指数(NTP)ではNLBCマーシャリーズユースETがNTP+2271、乳代効果+14万9583円、乳量+2202㌔で3回連続トップを堅持、2位は前回と同じくNLBCエルフィンマセラテイETがNTP+2224で1位のユースに迫る勢いだ。3位ベチーと4位ラウンドアップは前回と順位が逆転、5~6位は前回と同じく、ライトとノマドが入った。新規検定済種雄牛は11位のハピーイイーストアールエステンプターETのみで、全体的には種雄牛順位の変動は少なかった。 形質別トップでは、乳量と乳代効果、SNF量がアデイ、乳脂量はラウンドアップ、乳蛋白質量はユース、乳脂率と乳器はブラックス、SNF率と乳蛋白質率はデニス、体貌・骨格と決定得点はマセラテイ、肢蹄がディーラン、乳用強健性はリヴェレスト。 |
平成20年12月20日 「尾形氏が日ホ副会長に」 |
11月21日開催の日本ホル協の第246回理事会で、福岡県選出の尾形文清理事が副会長に就任した。 |