平成24年10月20日
平成24年10月20日「初秋・頂点極めた熊谷牧場」 〜2012北海道ホルスタイン・ナショナルショウ〜 | |
2012北海道ホルスタイン・ナショナルショウが、9月22〜23日、北海道安平町の北海道ホルスタイン共進会場で開かれた。グランド・チャンピオンには上士幌町・熊谷肇さん出品のハッピーグローリーダンディーエターナルET(父ダンディー)に輝いた。リザーブ・グランド・チャンピオンには豊富町・栗城一貴さん出品のエッセンスダーハムレクサスアポロET(父ダーハム)が選ばれた。両牛ともに数々の共進会で上位入賞をはたしており、体型を崩さず、益々円熟を増した優美な姿を披露した。また、ジュニア・チャンピオンは清水町・(有)田中牧場出品のTMFゴールドルーファンスビスタET(父ゴールドウィン)であった。 | |
出品頭数は456頭 | |
今回の北海道ホルスタイン・ナショナルショウは、未経産8クラス、経産9クラスにジャージー4クラスを加えた21クラス。その中にはジュニアカップが1部・2部の2クラス、後代検定娘牛が9部(36月未満初産)、12部(36〜48月)の2クラス設けられ、道内各地区の予選を突破した優良牛456頭(ホルスタイン425頭、ジャージ31頭)が出品され盛大に開催された。 審査はオフィシャル・ジャッジが大樹町の酪農家・木村博文さん。アソシエート・ジャッジ並びにジャージー部門オフィシャル・ジャッジには岩見沢市の酪農家・瀬能剛さんが担当した。また、同時開催のリードマンコンテスト・ジャッジ&ジュニアカップ・ジャッジには釧路市の酪農家・成田純哉さんが担当した。 | |
グランド&シニアチャンピオン | |
グランド及びシニア・チャンピオンには第15部4歳クラスの上士幌町・熊谷肇さん出品牛、エターナル号(父ダンディー)が輝いた。11年全道総合でグランド準チャンピオンを獲得、今回最高峰に輝いた。 | |
リザーブ・グランド&リザーブ・シニアチャンピオン | |
リザーブ・グランド及びリザーブ・シニア・チャンピオンには第16部5歳クラスの豊富町・栗城一貴さん出品のレクサス号(父ダーハム)が選ばれた。09年ナショナルショウで1等賞入賞を果たし、共進会直前の今年7月の牛群審査では91点(乳器92点)を獲得している。母牛は有名なスターアポロ号で、05年第12回全共で優等賞をはじめ、数々の共進会で上位入賞を果たし、07年の体格審査には日本最高得点95点(乳器95点)を獲得している。 | |
インターミディエイト・チャンピオン | |
インターミディエイト・チャンピオンは12部後代検定娘牛3歳クラスの帯広市・村上敦俊さん出品、マタドーア号(父リードマン)が獲得し、春の全道B&Wリザーブ・グランド・チャンピオンに続く成績を収めた。この牛も5月に89点(乳器89点)と2産では最高得点を獲得し、次産以降が楽しみな国産種雄牛からの生産娘牛である。 | |
ジュニア・チャンピオン | |
ジュニア・チャンピオンは第7部出品の清水町・(有)田中牧場出品、ビスタ号(父ゴールドウィン)に輝いた。 | |
ジャージー種部門 | |
ジャージー種部門では、シニア・チャンピオンには広尾町・川崎正幸さん出品牛のドリア号(父リシュアクション)、ジュニア・チャンピオンには広尾町・佐藤孝一さん出品牛のデザイア号(父パラマウント)が選ばれた。 | |
平成24年10月20日「得点と線形を勉強」 〜中央審査研究会開催〜 | |
3年ぶりの開催 | |
日本ホルスタイン登録協会(北良治会長)は、去る9月19日から21日までの3日間、北海道新ひだか町の独立行政法人家畜改良センター新冠牧場において、平成24年度中央審査研究会を開催した。 この研究会は、審査業務に従事する登録協会の支部・承認団体関係者のみならず審査技術の向上を目指す指導者・技術者まで対象を広げ、全共開催年以外毎年実施していたが、口蹄疫、東日本大震災の影響で3年ぶりの開催となった。 今回は14道県・2AI事業体並びに家畜改良センター2牧場から総勢27名の参加を得て行われた。研修内容は、初日にホルスタイン種雌牛審査標準の理解を得るための研修。2日目からは、2頭の牛を使った模範審査に始まり8頭の牛を使い、班毎に当協会審査委員と研究。その後、研修の成果が得られたかどうかを見るため、4頭1組2セット、合計8頭の牛について22の線形主要形質と13の線形調査形質の評価と、4大区分の得率、決定得点の答案を提出し、結果を審査委員とともに研修する形式で行われた。 体型審査の実施と線形式評価法の採用は、体型改良に貢献できる科学的データの収集を可能としたこともあって、近年の乳牛改良、特に耐久性(体型)成分にあっては決定得点の優劣も重要だが、体格部位の長短や強弱、広い狭いを詳しく評価する線形形質は種雄牛の遺伝評価上でも重要な役割を持ち、その傾向を的確に把握することは現場の技術者としても大切なことである。 また、全国から参加した受講者の交流は情報交換の場として重要であり、次回もこの時期に開催を予定しているので、多数の参加者を期待している。 なお、今回参加された方は次のとおり【敬称略】。
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平成24年10月20日「26名参加事務研修」 〜平成24年度支部・承認団体登録事務取扱者研修会〜 | |
日本ホル協は去る9月27日、28日の2日間、中野サンプラザと日ホ協会議室にて平成24年度支部・承認団体登録事務取扱者研修会を開催した。この研修会は支部・承認団体の登録実務に携わっている方を対象とし、登録の意義・歴史から実際のコンピュータの操作方法など多岐にわたるもの。 北は青森、南は鹿児島から26名の参加があった。 | |
平成24年10月20日「検定成績優秀牛」 〜都府県平成24年9月証明分F偏差値〜 | |
平成24年10月20日「人事異動」 〜日本ホル協〜 | |
人事異動 日本ホル協(10月1日付け) ◇登録部証書課長(新規採用)國行将敏 | |