平成26年06月20日
平成26年06月20日「一般社団へ移行 経産SNP事業を受託」 〜日本ホル協理事会〜 | |
日本ホルスタイン登録協会(北良治会長)の第270回理事会が平成26年6月3日に一般社団法人移行後初めて開催され、第64回通常総会付議事項となる平成25年度事業概況及び収支決算報告について、原案通り了承された。また、SNP検査関連事業に関し、今年度も国から事業を受託すること、SNP検査申請の際に推奨するSNPチップが検索できるシステムを本会ホームページ(HP)上で運用開始したこと等を報告した。 | |
平成25年度事業概況等を報告 | |
北会長から、生乳生産の減少傾向に歯止めがかからない中、需給関係に不均衡が生じ、先月にはバター7,000トンを追加輸入する事態になったこと、生乳生産基盤の弱体化が喫緊の課題になる中で進められているTPP交渉についても依然予断を許さず、酪農をめぐる情勢は極めて困難に直面しているが、こうした状況において、平成25年度の血統登録は、本支局ともに前年度実績を上回る結果となったことに感謝したい旨挨拶があった。 25年度事業報告では、会員数が1万4,349名(対前年度比96.5%)、血統登録申込が21万1,968頭(同104.6%)、移動証明申込が1万474件(同90.1%)等。SNP情報を活用した家畜育種技術の実用化とその評価精度の向上を図る目的で1,173頭の経産SNP検査とそのデータ収集管理、普及促進を行ったこと、一般社団法人への移行認可等が報告された。25年度収支決算報告において、本局では、自動登録普及向上による血統登録の増加、遺伝子型検査の申込をはじめ各種証明件数も堅調に推移した結果、収益が伸び、これに会館の賃貸料収入、SNPの補助事業収入も概ね予算通りとなり、特定資産の運用益を含めた収益合計は5億3495万3,000円となった。 一方、登録取扱に係る委託手数料等が増えたものの会館修繕費その他経費の縮減により費用合計は4億6664万3,000円、期末の正味財産額を4億1万2,000円とした。 支局でも、黒毛和種の授精率が低下したことやX精液による血統登録の増加、遺伝子型検査の大幅な申込の増加等で収益を7億9963万9,000円まで伸ばした。登録取扱に係る委託手数料等が増えたものの費用は7億9651万7,000円とし、期末正味財産額は2億797万4,000円に留まった。こうした決算内容を平成20年基準公益法人会計を適用した財務諸表として、通常総会付議事項とすること等が承認された。 第14回全共について、後代検定娘牛の部で岩手県、長野県、鳥取県、岡山県、熊本県から出品増頭の内示を受け、これでこの部の計画頭数を達成したが、総頭数では392頭となり、不足8頭分について今後先着順にて受け付けること等が承認された。 | |
平成26年06月20日「G・C十勝ライブストックM」 〜2014北海道B&Wショウ〜 | |
2014北海道ブラックアンドホワイトショウ(主催・北海道ホルスタイン改良協議会)は5月24〜25日、北海道安平町の共進会場でホルスタイン種232頭、ジャージー種19頭が、22部門に出品し、盛大に開催された。審査は清水町の酪農家、松原秀雄さんが担当した。 グランドチャンピオンには(有)十勝ライブストックマネージメントのTLM GO ウィン トリニティ ETが、ジュニアチャンピオンには大樹町・木村達也さんのローヤルランドポーラアットウッドがそれぞれ選ばれた。主なチャンピオンは次のとおり。 | |
主なチャンピオン | |
(敬称略)
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写真はホルスタイン・マガジン社より提供 | |
グランド&インターミディエイトチャンピオン 「TLMGOウィントリニティET」(父:ゴールドウィン) (有)十勝ライブストックマネージメント出品 | |
ジュニアチャンピオン 「ローヤルランドポーラアットウッド」(父:アットウッド) 大樹町・木村達也さん出品 | |
平成26年06月20日「第58回通常総会」 〜日本ジャージー登録協会〜 | |
日本ジャージー登録協会(東山佑介会長)は去る5月22日、東京都中野区・日本ホルスタイン会館において、第67回理事会並びに第58回通常総会を開き、登録規程が本年4月1日付けで改正されたことを報告するとともに、第14回全日本ホルスタイン共進会のジャージー部門の出品頭数などについて協議した。また、昨年度の事業報告と収支決算報告、本年度の事業計画案と収支予算案などを承認若しくは可決した。 | |
ジャージー種は4部35頭 | |
まず、理事会で協議されたことは第14回全共に関することで、既に日本ホル協からジャージー種4部35頭の出品希望頭数がまとめられ、都道県の知事宛に出品負担金の要請の報告があった。 一方、通常総会では平成25年度事業報告並びに同収支決算報告、平成26年度事業計画案並びに同収支予算案は、原案のとおり可決承認され、さらに任期満了に伴う役員の改選、正副会長の互選が行われ、次の方々が選ばれた。 | |
任期満了に伴う役員の改選 | |
(敬称略)
併せて、任期満了に伴う役員の改選が行われ、委員長に真田善弘氏(岡山)、副委員長に東山佑介氏(北海道)が共に再選された。任期は3年。 なお、同協議会が所有し精液を販売した「スイトン」号の産子はすでに261頭登録され、北海道や秋田県の共進会に出品され上位入賞が披露された。 | |
平成26年06月20日「「プラネット」ついにトップ」 〜2014-5月国内雌牛評価成績〜 | |
5月27日に国内雌牛2014-5月遺伝評価値が公表された。前回2位であった北海道・内田喜久男牧場の「プラネット」がついに首位に輝いた。また、上位15位以内に新規が1頭入った。 | |
内田喜久男牧場所有牛はベスト15位に5頭が登場 | |
トップには12年8月発表で3位デビューして以来、2〜3位を守り続けていた北海道・内田喜久男牧場のマウントプライスブランディプラネツトETが初のトップとなった。同牧場ではベスト15に5位の「ソレイユ」、9位の「ビーコン」、12位に「ガーター」、15位に「ブランディ」と5頭も入る素晴らしい牛群である。 2位には8連覇はならなかった「ジャーディン」(北海道・加藤智行牧場)がNTP80ポイントの僅差で入り、4位に妹の「ピクシー」が入った。 3位には宮崎県・前原和明牧場の「オーマン」が4期連続3位に付けた。 特に目についたものは8位に入った「アクオス」(北海道・石崎直牧場)で、41位からの大躍進であった。 新規では11位の「ケイジー」(北海道・澤田和人牧場)が1頭入った。同牛は特に耐久性成分に優れている。 また、都府県を見ると38位に「アコム」(宮崎県・前原牧場)、39位に「フィーニア」(兵庫県・ル・メイユールシンジケート)が入り、100位までには11頭(前回12頭)と、約1割を占めた。 | |
平成26年06月20日「推奨SNPチップ検索システム」 〜平成26年5月30日から公開〜 | |
5月30日に当協会ではSNP検査の申込について、本牛の登録番号を入力することで、推奨チップを判定するシステムをHPにアップした。詳細は次号で紹介する。 | |
平成26年06月20日「検定成績優秀牛」 〜都府県、平成26年5月証明分F偏差値〜 | |
平成26年06月20日「人事異動」 〜日本ホル協〜 | |
(6月1日付) 登録部登録課主任(新採用)椛沢洋二 (6月10日付) 定年(事務局長兼総務部長)栗田純 (6月11日付) 総務部長兼(調査部長)渥美正 参与兼事務局長栗田純 | |