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機関誌

機関誌内容一覧

2017年06月20日号

血統登録証明は微減 -日ホ協理事会-

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     日本ホルスタイン登録協会(前田勉会長)の第286回理事会が、平成29年6月2日当協会会議室で開催され、第67回通常総会付議事項となる平成28年度事業概況及び収支決算報告、平成29年度収支予算案等について概ね原案通り了承された。また、新たにJRL助成事業を受託したことなどの報告があった。

    新たにJRL助成事業を受託

     前田会長から、今後も引き続き、自動登録への加入推進を図り、乳牛改良の基盤である血統登録頭数の確保に引き続き努力していく旨の挨拶があった。
     本局28年度事業概況をみると、会員数では約4%減少した。また、主な申込では血統登録が5%減少の報告があった。
     本局の決算報告では、投資活動の収支差額と合わせた最終的な収支差額は1857万6千円の黒字となった。平成29年度収支予算の本局全体の事業活動収入額は、投資活動収支を加えた最終的な収支差額は571万3千円の黒字の見込み。
     また、国のスマート畜産の推進に係る体型調査事業は、前年と同頭数での受託となった。JRL助成事業(研究開発事業)は、平成29年度から3年間事業で、「乳用牛DNA情報による長命連産性向上事業」を遂行できることとなり、29年度は未経産標準発育値作成のための育成牛の体各部位の測定データ収集、肢蹄指数開発のためのフリーストール・フリーバーン農家における初産牛の歩様を含む体型データ収集と、歩様記録を有する経産牛のSNPデータ収集を行うなどの報告があった。

G・C吉田智貴さん -2017北海道B&Wショウ-

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     2017北海道ブラックアンドホワイトショウ(主催・北海道ホルスタイン改良協議会)は5月27~28日、北海道安平町のホルスタイン共進会場でホルスタイン種255頭、ジャージー種21頭、合計22部門276頭が出品され、盛大に開催された。審査はアルタジャパン株式会社・細野淳氏が担当した。
     グランドチャンピオン・インターミディエイトチャンピオンには上士幌町・吉田智貴さんの「ハツピーライン ダミオン エンジニア ET」(写真)が、リザーブグランドチャンピオン・リザーブインターミディエイトチャンピオンには大樹町・穀内隆志さんの「エンブレムK GC エリーテイア」(写真)が選ばれた。この他、ジュニアチャンピオンには恵庭市・㈲福屋牧場の「エルムレーン SF ブレーク エレガンス」(写真)、リザーブジュニアチャンピオンも同出品牛の「エルムレーン ゴールド マツカチエン パラダイス」、シニアチャンピオンは清水町・(有)田中牧場の「TMF セプテニー チーズ アトウツド フオーゼ ET」、リザーブシニアチャンピオンは北広島市・岩田政彦さんの「グランデール アストロ ルデイー ロイ」がそれぞれ選ばれた。ジャージー種の部では、ジュニアチャンピオンには広尾町・(株)エスティリアデイリーサービスの「アサナベ VB ルイス パシフイツク」、リザーブジュニアチャンピオンは帯広市・(株)十勝加藤牧場の「ケニフロウ テキーラ クララ」、シニアチャンピオンは苫前町・中嶋めぐみさんの「エムコラボ テキーラ ヒマワリ」、リザーブシニアチャンピオンは美瑛町・(株)ベイリッチランドファームの「BRF アイリス ブルー チーズ」がそれぞれ選ばれた。
     また、プレミア・ブリーダー、プレミア・エキジビターには(株)瀬能牧場が輝いた。
     詳しい成績は北海道ホル農協のWebサイトをご覧下さい。
     写真はホルスタイン・マガジン社より提供

    グランド・インターミディエイトチャンピオン
    「ハッピ-ライン ダミオン エンジニア ET」(父:ダミオン)
    上士幌町 吉田智貴さん出品

    リザーブグランド・リザーブインターミディエイトチャンピオン
    「エンブレムK GC エリ-テイア」(父:ゴ-ルドチツプ)
    大樹町 穀内隆志さん出品

    ジュニアチャンピオン
    「エルムレ-ン SF ブレ-ク エレガンス」(父:ブレ-ク)
    恵庭市 (有)福屋牧場出品

生涯乳量 -都府県29年4・5月-

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     29年4~5月に都府県で検定成績証明されたものの中から、別表には生涯乳量6万㌔以上の高記録牛31頭を示した。今回は上位8頭が総乳量(M)10万㌔を突破した。

    1位 星野和司さん(群馬県)

     生涯乳量トップは、星野和司さん(群馬県)所有「キヤプテン オプシヨン ロジツク 239 3」(平13.7.24生)の検定回数10回で検定日数4,173日、M16万244kg、総乳脂量(F)5,390kg、平均乳脂率(F%)3.4%、総乳蛋白質量(P)4,949kgであった。今回の記録は、10産目の検定成績証明を申請したことによるもので、県内歴代1位、都府県歴代3位、都府県でM16万kg突破3頭目となる素晴らしい記録となった。また、今回9位の同所有牛は、本牛の娘牛であり6産でM9万kgを突破している。娘牛のM10万kg突破にも期待したい。また、8位の同所有牛もM10万kg超えを達成している。

    2位 池松和幸さん(福岡県)

     2位は、池松和幸さん(福岡県)所有「アイハツピー トリプル ダーハム クリスター」(平14.6.12生)の検定回数11回で検定日数3,980日、M13万1,582kg、F4,709kg、F%3.6%、P4,326kgであった。今回11産目の検定成績を更新したことにより、M13万kg突破となった。これにより、県内で13万kg突破牛は2頭目となった。

    3位 黒岩敏夫さん(群馬県)

     3位は、黒岩敏夫さん(群馬県)所有「エクセルシア ルドルフ ジニア」(平16.910生)の検定回数10回で検定日数3,273日、M12万2,551kg、F4,020kg、F%3.3%、P3,753kgであった。本牛は、審査成績90点(EX)も獲得しており泌乳能力・体型能力ともに秀でた牛である。

    4位 小針勤さん(栃木県)

     4位は、小針勤さん(栃木県)所有「コバリ ステデイ アーリー」(平19.4.13生)の検定回数6回で検定日数2,549日、M12万438kg、F3,570kg、F%3.0%、P3,277kg㌔であった。本牛は、平均乳量2万kgを超える高泌乳牛である。

    5位 佐藤範之さん(茨城県)

     5位は、佐藤範之さん(茨城県)所有「GA クリスタル ブリツツ」(平18.8.7生)の検定回数7回、検定日数2,791日、M11万420kgであった。
     前述の他、6位矢内孝久さん(群馬県)、7位佐藤信彦さん(茨城県)所有牛もM10万kg突破となる素晴らしい成績を残している。
     今回31頭のうち、7頭が星野和司さん(群馬県)所有牛、6頭が矢内孝久さん(群馬県)所有牛であった。両牧場ともに泌乳能力だけでなく体型能力も優れた牛が揃っている。
     この他、11位古川豪樹さん(佐賀県)、18位石川和博さん(静岡県)、25・29位陰山光彦さん(鳥取県)所有牛は、審査得点EXを獲得しており、体型においても優れた成績を残している。

検定成績優秀牛 -都府県、平成29年4月証明分F偏差値-

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社員選挙 -58名当選-

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     任期満了に伴う第3回社員選挙が5月24日に実施され、立候補した会員58名が当選されました。また、すべての選挙区で社員候補者の数が当該選挙区の社員定数を超えなかったため、社員選挙の投票は行われず、無投票で58名の当選が決定いたしました。なお、当選者は7月20日ホルスタイン特集号に掲載するとともに、当協会Webサイトにも公示しております。任期は2年。