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機関誌

機関誌内容一覧

2017年11月20日号

2017東日本デイリーショー -G・Cは長坂牧場-

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     2017東日本デイリーショーは11月1日、岩手県雫石町の全農岩手県本部中央家畜市場で、ホルスタイン種とジャージー種の計193頭が出品され、盛大に開催された。審査員はストレートマンキャトルケアサービスの高橋直人氏が担当した。
     ホルスタイン種未経産5部、経産は国内種雄牛娘牛2部を含む8部。ジャージー種は未経産、経産共に2部であった。
     グランド&シニアチャンピオンには群馬県・(株)長坂牧場出品牛「ラブリーフアーム クインジス ゴールドウイン」(5才以上クラス)が栄誉に輝いた。また、リザーブ・グランド&インターミディエイトチャンピオン・乳器最高位賞には群馬県・(有)KC牧場出品牛「KCF アツトウツド インスタマテイツク」(3才ジュニアクラス)が選ばれた。リザーブ・シニアチャンピオンには岩手県・漆真下孝幸さんの「スノーヒル ホワイト クストン ET」(5才以上クラス2席)、リザーブ・インターミディエイトチャンピオンには岩手県・佐野茂樹さんの「プロスペリー ハーバード ゴールド ラツキー」(3才シニアクラス)。
     ジュニアチャンピオンには北海道・佐藤孝一さんの「TMF ナダル マツカ チエスター アンナ エコー」(16~18ヶ月クラス)、リザーブ・ジュニアチャンピオンには北海道・(有)田中牧場の「TMF リラ スパーク ダスト インクスー」(13~15ヶ月クラス)がそれぞれ選ばれた。
     ジャージーの部では経産最高位には岩手県・松川穣さんの「ブライアー フアラー バービン D」(3才以上クラス)、未経産最高位には北海道・佐藤孝一さんの「アサナベ VB ルイス パシフイツク」(18~23ヶ月クラス)が選ばれた。
     また、ベストショウマン賞には岩手県・八幡櫻さんが輝いた。
    (チャンピオン牛写真提供・デーリィマン社)

    グランド・シニアチャンピオン
    「ラブリーフアーム クインジス ゴールドウイン」(父:ゴールドウイン)
    群馬県 株式会社 長坂牧場出品

    リザーブグランド・インターミディエイトチャンピオン
    「KCF アツトウツド インスタマテイツク」(父:アツトウツド)
    群馬県 有限会社 KC牧場出品

    ジャージー種経産最高位賞
    「ブライアー フアラー バービン D」(父:ナダイン)
    岩手県 松川穣さん出品

社員補欠選挙の当選者 -第49区・福岡県2区-

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     10月20日に行われる予定であった社員補欠選挙は、候補者の数が当該選挙区の社員定数を超えなかったため、社員選挙の投票は行われず、無投票で当選が決定したので公示いたします。【敬称略】

    第49区・福岡県2区
    中村 毅

生涯乳量 -都府県29年9~10月-

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     29年9~10月に都府県で検定成績証明されたものの中から、別表には生涯乳量5万㌔以上の高記録牛57頭を示した。今回は上位2頭が総乳量(M)10万㌔を突破した。

    1位 佐藤 俊さん(宮城県)

     生涯乳量トップは、佐藤俊さん所有「デイフエンド ジヤステイス イゼベル」(平17.8.24生)の検定回数9回で検定日数2,713日、M11万7071㌔、総乳脂量(F)4,4429㌔、平均乳脂率(F%)3.8%、総乳蛋白質量(P)3,676㌔であった。今回の記録達成で渡辺博さん所有牛が保持していた宮城県歴代記録を17年振りに更新する素晴らしい記録となった。本牛は体型面にも優れており過去2度に渡ってEXを獲得している。現在も本牛は生存しており、さらに後継はひ孫の代まで枝葉が広がり、その全てが同牧場で飼養されている。本牛とそのファミリーの今後の活躍を期待したい。

    2位 亀田 康好さん(埼玉県)

     2位は、亀田康好さん所有「シンボライズ レインビユーテイ ジエス」(平16.6.25生)の検定回数9回で検定日数3,450日、M10万2806㌔、F4,223㌔、F%4.1%、P3,288㌔であった。今回の記録は、同県歴代11位となる記録で、本牛の祖先に当たる歴代1位の同じく亀田さんが所有した「クリスチーナ」に迫る素晴らしい記録である。現在も本牛は生存しており、偉大な祖先の記録の更新を楽しみにしたい。

    3位 柴野 立太さん(石川県)

     3位は、柴野立太さん所有「サンデイバレー マジツク ブルーリボン」(平16.7.29生)の検定回数8回で検定日数3,261日、M9万3300㌔、F3,468㌔、F%3.7%、P2775㌔であった。今回の記録は、全産次の検定成績証明を一括申請したことによるもので同県内歴代8位となった。
     この他、5位・石川和博さん(静岡県)、8位・佐野茂樹さん(岩手県)、11位・陰山光彦さん(鳥取県)、13位、24位・岩泉篤さん(岩手県)、16位・小林正春さん(長野県)、29位・真鍋正隆さん(熊本県)、35位・鈴木満さん(岩手県)、39位・佐藤晃さん(茨城県)、45位・京都府立農芸高校(京都府)、49位・植木靖さん(栃木県)、52位・小林篤史さん(栃木県)、55位・鈴木篤さん(埼玉県)所有牛は、審査得点EX(90点以上)を獲得しており、体型においても優れた成績を残している。

検定成績優秀牛 -都府県、平成29年10月証明分F偏差値-

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