2017年12月20日号
都府県血統登録13%増 -平成29年度中間事業概況-
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(一社)日本ホルスタイン登録協会(前田勉会長)の理事会が11月22日、東京都中野区の日本ホルスタイン会館で開催され、平成29年度中間事業概況、登録委員研修会や第15回全共の進捗状況等の概要報告があった。また、協議事項として第15回全共の出品割当頭数等について話し合われた。
先ず、前田会長から10月12日に宮崎市内で第15回全日本ホルスタイン共進会九州・沖縄ブロック大会実行委員会設立総会が九州各県及び関係団体から70数名が出席して盛大に開催されたことや、11月3日の秋の叙勲では、日本ホル協元専務理事の藤村忠彦氏が瑞宝小綬章を受章された旨の挨拶があった。
事業報告では、平成29年度中間事業について、主な登録申込状況は、血統登録が12万691頭(対前年同期比103.4%)で、特に都府県では2万4739頭(同112.9%)と大幅な増加となった。その他、移動証明が3,183頭(同100.0%)と微増であった。
そして、中間決算報告とそれに伴う監査報告があり、適切に処理されている旨の報告があった。第15回全共実行委員会設立総会
第15回全共の実行委員会設立総会では、実施計画、実行委員会役員選出や平成29年度予算等を決定した。また、事務局を宮崎県経済連内に設置し、今後は全共開催に向けて本格的な準備を進めていく。その他、今夏に開催された登録委員研修会・夏期登録事務担当者会議の概要報告があった。
協議事項として、第15回全共に係る出品割当頭数案について、来年4月までに各県支部・承認団体で出品希望頭数を取りまとめて、6月の理事会に報告することとした。SNP料金値下げ
(一社)家畜改良事業団が、アメリカから購入しているSNP検査用チップ料金の値下げに伴い、本年12月申込受付分から同検査料を引下げることとして要項を改正し、低密度チップ(LD)による検査料は、1万656円(650円引下げ)、中密度チップ(50K)は、1万7585円(9,610円引下げ)とした。
新任役員
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12月8日の臨時総会において、鳥井俊廣理事の退任による役員補欠選任で栗山勝行氏(兵庫県酪農農業協同組合理事)が理事に選任された。
社員補欠選挙 当選者
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兵庫県社員2名の辞任に伴い、11月22日に行われる予定であった社員補欠選挙は、候補者の数がそれぞれ当該選挙区の社員定数を超えなかったため、社員選挙の投票は行われず、無投票で当選が決定したので公示いたします。【敬称略】
第34区・兵庫県1区 永田 幹彦
第35区・兵庫県2区 多鹿 敦
今後の行事 -日本ホル協-
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◇29年度社員会議並びに支部・承認団体登録事務担当者会議[東日本地区]
2月1日(木)事務担当者会議、2日(金)社員会議、東京都中野区、中野サンプラザ研修室
[西日本地区]
1月25日(木)事務担当者会議、26日(金)社員会議、福岡市、福岡朝日ビル
◇理事会[第289回]
30年3月23日(金)日ホ協会議室
[第290回]
30年6月1日(金)日ホ協会議室
[第291回]
30年6月15日(金)東京都中野区、中野サンプラザ会議室
[第292回]
30年6月15日(金)東京都中野区、中野サンプラザ会議室
◇監査会[29年度支局監査会]
30年5月11日(金)札幌、日ホ協北海道支局会議室
[29年度決算監査会]
30年5月23日(水)日ホ協会議室
◇第68回通常総会
30年6月15日(金)東京都中野区、中野サンプラザ会議室
◇世界ホルスタイン・フリージアン連盟[第35回評議員会議]
30年2月12日(月)~14(水)ニュージーランド、ホル協
生涯乳量 -都府県29月11月-
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29年11月に都府県で検定成績証明されたものの中から、別表には生涯乳量6万㌔以上の高記録牛28頭を示した。今回は上位8頭が総乳量(M)10万㌔を突破した。
1位 板持翔磨さん(鳥取県)
生涯乳量トップは、板持翔磨さん所有「ヘリオ ムスタング リートン」(平12.3.24生)の検定回数13回で検定日数4,444日、M16万3190㌔、総乳脂量(F)4,893㌔、平均乳脂率(F%)3.0%、総乳蛋白質量(P)4,709㌔であった。今回の記録は13産目の記録を更新したことによるもので、これによりM16万㌔を突破し都府県歴代3位、全国歴代12位となる素晴らしい記録となり11月のトップに輝いた。
2位 中六角保広さん(岩手県)
2位は、中六角保広さん所有「リバテイーフアーム プレステージ アウトサイド マスター」(平12.2.19生)の検定回数14回で検定日数4,299日、M13万8767㌔、F5560㌔、F%4.0%、P4,195㌔であった。今回、14産目の証明により更に記録を伸ばし、県内歴代1位の記録牛となった。
3位 槇芳行さん(福岡県)
3位は、槇 芳行さん所有「ロツクウイロー ソル エアローン」(平13.11.25生)で、11回の検定でM12万7132㌔を達成した。5位、6位も槇さんの所有牛で、通算8頭が10万㌔の大台を突破したことになる。
前述の他、4位、8位の㈱布田牧場(宮城県)、7位の星野淳之助さん(栃木県)所有牛もM10万㌔突破となる素晴らしい成績を残している。
また、審査得点90点以上の記録牛は5位の槇芳行さん(福岡県)、16位の五味英介さん(長野県)、19位の中六角保広さん(岩手県)であり体型においても優れた成績を残している。
1位は新規の「デンバー」 -海外種雄牛評価値-
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(独)家畜改良センターから12月5日に海外種雄牛2017-12月評価が公表された。今回トップを飾ったのは、新規の「デンバー」で産乳成分2位と泌乳能力に優れた種雄牛。
2位は、5期連続トップ10位入りしている「バリスト」で泌乳能力と生産寿命等の改良に期待。
父牛を見てみると、モーグルの息牛が18頭と半数近くを占めた。
検定成績優秀牛 -都府県、平成29年11月証明分F偏差値-
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