2018年11月20日号
第15回全共 開催準備着々と
ーWebサイト開設と協賛金募集開始ー
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2020年10月31日から3日間、宮崎県都城市の都城地域家畜市場で開催される第15回全共九州・沖縄ブロック大会について、同実行委員会を中心に開催準備が着々と進められている。
先月開催された同実行委員会幹事会において、本大会のサブタイトルを「酪農の祭典2020イン九州・沖縄」とし、テーマを「新しい風は九州・沖縄から。ミルクで繋がる、みんなの笑顔」にすることを決定した。
全共の審査日程は、10月31日に開会式と各部比較審査、11月1日が各部比較審査と最高位決定審査、2日には上位入賞牛パレードと褒賞・閉会式が行われる。
会場内は共進会ゾーン、酪農資材器具展・技術交流会ゾーン、ミルクロードゾーン、物産・飲食ゾーンに区分される。酪農資材展は大会開催前日の10月30日から開催し、全共出品者や酪農関係者にも参観してもらうよう配慮している。
また、近隣会場において「九州・沖縄特産ブース・牛乳・乳製品消費拡大イベント」の併催を予定している。
共進会場内の防疫衛生対策では3つの防疫エリア体制によって衛生面の強化を図っている。
実行委員会では、10月31日付で同大会のホームページ(Webサイト)を開設し、開催概要や審査日程、会場案内、アクセス等を掲載し、今後も情報提供と内容の充実を図っていく。また、同大会への協賛金募集を開始している。
Webサイトの詳細は、https://www.15th-holstein.jp/ を参照願いたい(日本ホル協のWebサイトからも閲覧が可能)。次回全共に向け協議
日本ホル協は、第15回全共の次の全共開催について10月29日、東北・関東ブロックの役員等で構成した第16回全共対策委員会を開き、次回全共開催に向けて検討を始めた。
第15回全共 九州・沖縄ブロック大会まで
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2018東日本デイリーショー
グランドチャンピオンは岩手県八幡勝幸さん
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2018東日本デイリーショーは10月27日、岩手県雫石町の全農岩手県本部中央家畜市場で、ホルスタイン種141頭とジャージー種15頭の計156頭が出品され、盛大に開催された。審査員はアルタジャパン(株)の細野淳氏が担当した。
ホルスタイン種未経産5部、経産は国内種雄牛娘牛2部を含む8部。ジャージー種は未経産、経産共に2部であった。
グランド&シニアチャンピオン・乳器最高位賞には岩手県・八幡勝幸さん出品牛の「ピースバレー ホルテツクス ハマー」(5歳以上クラス)が栄誉に輝いた。また、リザーブグランド&リザーブシニアチャンピオンは青森県・阿部亨さん出品牛の「サンライズヒル RDC アツトウツド カリン」(4歳クラス)が選ばれた。インターミディエイトチャンピオンには山形県・Ferme Yuyu & Miss PVの「ミス PV カルブレツト エアリフト サミー」(3歳シニアクラス)、リザーブインターミディエイトチャンピオンには岩手県・佐々木総隆さんの「チエリーランド マツカチエン グツド」(3歳ジュニアクラス)。
ジュニアチャンピオンには岩手県・山火裕司さんの「YMB クラツシユ ガード マージン フレンズ」(13~15ヶ月クラス)、リザーブジュニアチャンピオンには福島県・足利秀忠さんの「バンダイデール ドアマン マーテル」(10ヶ月未満)が選ばれた。
ジャージーの部では経産最高位には岩手県・盛岡農業高等学校の「モリノウ カナデイアン ロツキー」(2歳クラス)、未経産最高位には岩手県・松川譲さんの「ブライアー DSK フアービン プレコ」(18~23ヶ月クラス)が選ばれた。
また、ベストショウマン賞には福島県・目黒啓太さんが輝いた。
(チャンピオン牛写真提供・デーリィマン社)グランド&シニアチャンピオン
「ピースバレー ホルテツクス ハマー」(父:ウインドハマー)
岩手県 八幡 勝幸さんリザーブグランド&リザーブシニアチャンピオン
「サンライズヒル RDC アツトウツド カリン」(父:アツトウツド)
青森県 阿部 亨さんジャージー種経産最高位賞
「モリノウ カナデイアン ロツキー」(父:ハイアード ガン)
岩手県 盛岡農業高等学校
晩秋の岡山県に全国から146名が集結
2018ジャジング・スクール
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全国ホルスタイン改良協議会(岡嶋建一郎会長)は、11月1~2日間、岡山県において地元ホルスタイン改良同志会(山本真五会長)並びにおかやま酪農業協同組合(岡田穂積代表理事組合長)の協力のもと、平成30年度ジャジング・スクールを真庭温泉「真庭リバーサイドホテル」並びに全農岡山県本部「総合家畜市場」において開催した。
このスクールは、酪農家の「牛を見る目」を養成し、酪農や乳牛改良への意欲高揚と後継者の育成、牛飼い仲間の親睦交流を目的として1982年から毎年開催され、今回で40回目を数える。 これまでの参加者は累計で3000名を超え、昨年度までに109名の認定ジャッジマンが誕生している(※現在56名)。13年振り 4度目の岡山県開催
今回は初回受講の「一般」39名と2回以上受講の「ジャッジマン候補」34名に加え、「認定ジャッジマン」17名が参加。地元関係者などを含め24都道県から146名が集い2日間「牛の見方」の熱心な研修が行われた。
開講式では、岡嶋会長から主催者を代表して感謝の意が述べられた。次に、スクールの開催を快く承諾していただいた地元改良同志会の山本会長から挨拶が行われた。
続いて、事務局から参加者の審査講評技術の向上を目的として、審査講評アドバイザー3名(ABS(株):高橋忠司氏、アルタジャパン(株):細野淳氏、宮城県:半澤善幸氏)の紹介を行い、そして、昨年度よりパネラーをお願いしている静岡県の高橋直人氏から「乳牛のジャッジ」についての講義が行われた。序列付けと審査講評技術を研修
開講式の後、一般クラスはホテルでホルスタインの審査標準をはじめ、好ましい審査手順、審査講評のポイントについて講習を行った。ジャッジマン候補・認定ジャッジマンは家畜市場内において、ホルスタイン種未経産2クラス・経産1クラス・ジャージ種経産1クラスの計4クラス(1クラス4頭)について、それぞれが序列付けを行い、答案提出後には指名された受講生がそれぞれの序列付けに基づき審査講評、審査講評アドバイザーから個々の講評に対しアドバイスを行った後に、パネラーの高橋氏による模範解答と審査講評が行われた。
特に、序列付けに際しては、サイズの大小に拘らず月齢・産次数はもちろんのこと、経済動物としての機能性を重視する必要があるとの説明が行われた。テーマはサイズ
夕刻からは、ホテルで全員参加のもと「ザ・ジャッジング!」と題し、「牛のサイズ」をテーマにしたパネルディスカッションが行われた。
まず初めにパネラーを務めた高橋忠司氏からパワーポイントを用いて説明が行われ、半澤善幸氏の司会進行のもと、共進会等の審査員として経験豊富な細野淳氏、高橋直人氏、岡嶋建一郎氏、福屋栄人氏、北島隆氏をコメンテーターに招き、経済動物・管理動物として最も機能的な牛のサイズのあり方、また、共進会やショウで序列を付ける際に重視しなければならないポイントとして、サイズで序列付けするのではなく、骨格構造の正確性や乳用性に重点を置いた序列付けをすることが最も重要であるなど、会場全体が一体となり熱心な討論が行われた。好ましい審査手順の研修
翌日は早朝から「総合家畜市場」で受講生全員が計4クラスの研修を行った。その後、未経産・経産の各クラス上位2頭を出品し、グランドチャンピオン並びにリザーブチャンピオン決定戦の進め方として、チャンピオン決定・謝辞等の進め方の研修を実施した。
最後に、岡嶋会長からパネラー、アドバイザーそして素晴らしい供試牛を準備いただいた地元改良同志会の方々の多大なるご協力に謝辞が述べられ、スクールは閉講した。2018ジャジングスクールin岡山県 参加者(11月1~2日総合家畜市場にて)
ジャジングスクール風景
検定成績優秀牛-都府県、平成30年10月証明分F偏差値-
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ホルスタイン手帳予約受付中
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