2019年04月20日号
第15回全共九州・沖縄ブロック大会 衛生対策要領決まる
-日ホ協 理事会-
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日本ホルスタイン登録協会(前田勉会長)の第294回理事会が3月22日開催された。先ず、平成30年度中間事業概況、社員会議・冬期登録事務担当者会議、第15回全共関係会議の概要、平成30年度国等の補助事業実施状況等が報告された。
次いで、平成31年度事業計画案及び収支予算案、任期満了に伴う社員選挙、登録規程改正案、全共関連事項等について協議し、原案どおり承認された。
さる3月22日、日本ホルスタイン登録協会会議室において、日ホ協の第294回理事会が開催された。当日は前田会長の挨拶に引き続き、来賓として臨席された農林水産省生産局畜産部畜産振興課の春名竜也課長補佐から、令和2年度の家畜改良増殖目標の改正に向けて関係各位のご協力をお願いしたい旨と普及が進む搾乳ロボットに適した乳用牛の体型を調査し、分析を進めることも必要であるとの挨拶があった。都道府県血統登録頭数は微減
会議では、まず平成30年度中間事業概況(31年2月まで)について、血統登録頭数は全国で19万6169頭、対前年比103.4%で推移していること、都府県では前年比98.8%と微減が報告された。また、平成30年度社員会議・登録事務担当者会議の概要報告、第15回全日本ホルスタイン共進会の進捗状況、平成30年度国等の補助事業実施状況が報告され、異議なく了承された。
一方、協議事項は平成31年度事業計画骨子を始め、平成31年度収支予算、役員報酬の支出、任期満了に伴う社員選挙に係る各選挙区配分、登録規程改正、第15回全日本ホルスタイン共進会衛生対策要領等であり、それぞれ熱心に協議された。血統登録は20万4580頭を見込む
平成31年度事業計画骨子案では各都道府県からの見込頭数を勘案して、血統登録は20万4580頭、審査成績証明2万5480頭、検定成績証明7万300件を見込むほか、正確な登録を目指し、牛の早期選抜による遺伝的改良を推進するため、自動登録同時SNP検査申込等を推進する。
Webサービスの充実を図る
昨年からスマホでの利用に特化した「近交情報システムWeb」や本年4月からは「登録情報活用システム」を提供し、交配に活用をしていただくこと等を盛り込んだ平成31年度事業計画骨子案並びに平成31年度乳用牛DNA情報による長命連産性向上事業の実施要領案について説明し、異議なく承認された。
平成31年度の一般収支予算案では、本局は血統登録及び審査成績証明、遺伝子型調査等の消費税増税や増頭に伴う収入増に対して、新規職員採用による諸給与、全共関連やWHFF総会の旅費、パソコンの更新等の支出増により、当期収支差額は3998万3千円の赤字を見込む。また、特別会計では高濃度PCB廃棄処理に約600万円の支出、会館修繕積立資産増額により、当期収支差額は153万6千円の黒字を見込む。支局は、血統登録と遺伝子型調査収入等により、当期収支差額は1103万8千円の黒字を見込む。
また、役員報酬等支給規程に基づき、平成30年度の役員報酬案について3月29日に支給することで、異議なく承認された。任期満了に伴う社員改選について
任期満了に伴う社員選挙に係る各選挙区配分案は、本年5月23日の社員選挙に備えて、あらかじめ地域ごとに均等割と実績割で社員定数を算定したところ、均等割りで各県1名の他、実績割を元に2名の県は北海道、岩手県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、兵庫県、岡山県、熊本県、鹿児島県となった。なお、社員定数が変更となった県は、茨城県が1名から2名、福岡県が2名から1名となり、異議なく承認された。
登録規程改正案は、本年10月からの消費税引上げに伴い、登録規程並びに登録取扱手続に掲げる登録等料金の改定と同月からの雄牛登録番号10桁への変更について、異議なく承認された。なお、登録規程改正に係る農林水産大臣宛の認可申請手続きは、農水省担当課の指導を受けて実施する。
また、各種要項の改正案については、6月7日の第295回理事会で承認を得る予定である。第15回全共関連
第15回全日本ホルスタイン共進会衛生対策要領案について、原案どおり異議なく承認された。前回北海道大会との変更点は、
①出品牛は都道府県出発前の72時間以内に、家畜防疫員による臨床検査を受け、健康であることを確認
②予防注射として、牛異常産(3種混合不活化ワクチン又は4種混合不活化ワクチン)の実施を義務付け
③出品牛搬出時に、宮崎県の家畜衛生担当者による健康確認を受ける
③出品牛搬出時に、宮崎県の家畜衛生担当者による健康確認を受ける
④出品牛搬入に際して、事前に予防接種証明書をFAX送信する
なお、本要領については近日中に、参加都道府県畜産主務課長並びに同支部・承認団体長宛等に通知する予定。
また、体型審査業務に係る職員1名をこの4月から募集することで了承を得た。
グランドチャンピオン 大分県・重見宝弘さん
~第17回オール九州B&Wショウ~
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第17回オール九州B&Wショウが3月17日熊本県大津町の熊本県家畜市場で182頭が出品され盛大に開催された。審査員は北海道北見市酪農家・山内誠氏が担当した。
グランドチャンピオン&シニアチャンピオンには前年のリザーブインターミディエイトチャンピオンである大分県玖珠郡玖珠町・重見宝弘さんの「トレジヤーランド アドベント ルー RED」(写真)、リザーブグランドチャンピオン&リザーブシニアチャンピオンには佐賀県武雄市武内町・古川豪樹さんの「オールドリバー Fマダム フレツド サンチエス」(写真)が栄誉に輝いた。
また、ジュニアチャンピオンには熊本県合志市・松島太一さんの「キー ソロモン ソフラン」(写真)、リザーブジュニアチャンピオンは熊本県球磨郡錦町・村田瑞晃さんの「スマイリー インプリント ヘツレ ドア ジヨー」、インターミディエイトチャンピオンは、同じく村田瑞晃さんの「スマイリー スターク スモーク サミー」、リザーブインターミディエイトチャンピオンは、熊本県球磨郡錦町・(株)有田牧場の「ウエダフアーム クラツシユ トニー ビユーテイー」が選ばれた。グランドチャンピオン・シニアチャンピオン
「トレジヤーランド アドベント ルー RED」(父:アドベント)
大分県 重見 宝弘さん出品リザーブグランドチャンピオン・リザーブシニアチャンピオン
「オールドリバー Fマダム フレツド サンチエス」(父:サンチエス)
佐賀県 古川 豪樹さん出品ジュニアチャンピオン
「キー ソロモン ソフラン」(父:ソロモン)
熊本県 松島 太一さん出品
グランドチャンピオン 岡山県・(有)長垣牧場
~第34回中国地区B&Wショウ~
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続いて第34回中国地区B&Wショウが4月7日岡山県真庭市草加部の全農県本部総合家畜市場で精鋭95頭が出品され頂点を目指した。審査員は北海道ホル農協・田井道広氏が担当した。
グランドチャンピオン&インターミディエイトチャンピオンには岡山県真庭市・(有)長恒牧場の「ロンゲスト ユリアナ GC チヤネラー」(写真)、リザーブグランドチャンピオン&リザーブインターミディエイトチャンピオンには岡山県加賀郡吉備中央町・雲岡利康さんの「クラウドヒル モーグル マキシン ET」(写真)が栄誉に輝いた。
また、ジュニアチャンピオンは岡山県真庭市・(有)長恒牧場の「ロンゲスト ウエバー ドアマン モーガン」(写真)、リザーブジュニアチャンピオンは岡山県真庭市・(公財)中国四国酪農大学校の「カヤベ セイエラ ソロモン レテ」、シニアチャンピオンには、鳥取県西伯郡大山町・(株)ブッシュクローバーズの「シユガー フエムコ サンデイー ノンタン」、リザーブシニアチャンピオンは、鳥取県東伯郡琴浦町・三浦牧場の「ミキフアーム アフターシヨツク アトリー」が選ばれた。
写真はデーリィマン社より提供。グランドチャンピオン・インターミディエイトチャンピオン
「ロンゲスト ユリアナ GC チヤネラー」(父:ゴールド チツプ)
岡山県 (有)長恒牧場出品リザーブグランドチャンピオン・リザーブインターミディエイトチャンピオン
「クラウドヒル モーグル マキシン ET」(父:モーグル)
岡山県 雲岡 利康さん出品ジュニアチャンピオン
「ロンゲスト ウエバー ドアマン モーガン」(父:ドアマン)
岡山県 (有)長恒牧場出品
検定成績優秀牛 -都府県、平成31年3月証明分F偏差値-
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人事異動 日本ホル協
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- (3月20日付)
◇大西信雄 退職(事務局長) - (3月21日付)
◇渥美正 事務局長兼総務部長(総務部長兼事業部審議役) - (3月31日付)
◇小山田雅樹 退職(事業部証書課証書係主任) - (4月1日付)
◇西村多恵子 事業部証書課証書係(事業部登録課書類係) - ◆大西信雄 審査委員
- (3月20日付)